2024年3月23日にBOSSより新製品の KATANA:GO が発売されました。
従来のKATANAシリーズのサウンドはそのままに、ポケットサイズのヘッドホン・アンプとして話題を呼んでいます。筆者も早速KATANA:GOを自宅にて試してみることにしました!
サイズは45cm×125cmと一般的なスマートフォンよりも小さいサイズになっております。重さも70gと軽いです。筆者が持っているiPhone13が約200gとなるので、ギターケースのポケットに入れても全然負担にはなりません。
気になるサウンドは、今までのKATANAシリーズと変わらずさすがはBOSSというサウンドになっています。オリジナルのプリセットはA・B・Cのボタンにそれぞれ10種類ずつ割り当てられており計30種類もの音色を買ったその場から楽しむことができます。
プリセット1-Cに割り当てられているCLEAN CHORUSは筆者のお気に入りで一日中弾いていられる音色です。特に大きく編集することなく、そのまま使用できる音色となっています。
ベースモードにも対応しており、簡単に切り替えることができます。ベースでもまた別に30種類のプリセットが初めから用意されているのでギタリストだけでなくベーシストにとっても満足のいくものとなっています。筆者はベースも時々弾くので、ベースでも試してみましたが、スラップに最適なレンジの広いMODERNのサウンドがお気に入りでした。
必要最低限のボタンしか備わっていないため、本体にてボリューム以外の調整はできませんが、専用アプリを使用することで音色のEDITもすることができます。それだけでなく音色をセーブしてインターネットに公開したり、また誰かが作成した音色のダウンロードも可能です。
ジャズ系の音色は中々ライブラリにあることは少ないのですが、すでに登録があり、さっそくジャズ系の音色も楽しんでいます。
通常の音が素晴らしいことは従来と変わらないのですが、ヘッドホンアンプであることの特徴としてBOSS 独自の立体音響テクノロジーにより開発された STAGE FEEL機能を搭載。実際に目の前に置いたアンプの音を聴いているような立体的で弾力性のあるサウンドが得られます。また、Bluetoothで再生されるオーディオの定位も変更することができるため、スタジオでメンバーと一緒に演奏しているような没入感のある演奏を実現します。
もちろん、スマートフォンの音源を同時に再生することはいまや当たり前になりつつあります。しかし、KATANA:GOではアプリ上にてお気に入りの音源のセットリストの作成ができるだけでなくYouTube上の動画を登録することも可能!
楽譜が載っている動画とかを観ながら練習ができるのは非常にありがたいですね。
極めつけに、スマートフォンとUSBで接続することで、KATANA:GOの音をスマートフォンの動画録画に同時に取り込むことができます。これはインターネットギタリストにとって非常に便利な機能です。カラオケ音源とギター演奏を同時に録音し、瞬時にSNSにシェアすることができます。まさに革命的な仕様となっております。
いかがでしたか?
KATANA:GOは、自宅でのギター練習を革新的なものにするアンプといっても過言ではありません。その使いやすさや高品質な音色や動画への利用のしやすさなど、KATANA:GOはまさに画期的な自宅練習用アンプとして注目を浴びています。
ぜひ、この革新的なヘッドフォン・アンプを手に取り、その魅力をご体験ください。