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人気オールチューブアンプ Laney / VC15-110 新旧モデル比較

2016-08-08

テーマ:ギター

Laneyのオールチューブアンプの中でも長きに渡り、高い人気を誇るVC15-110。このサイズの真空管アンプの中では突出した音圧、使いやすさ、音のバリエーションを持つお勧めアンプです。

近年生産国がUKからCHINAに変わり、マイナーチェンジが行われましたが、実際にどこが変わったのか比較してみました。

まず外観から見ていきましょう!左側が新型、右側が旧型です。エンブレムがスタイリッシュに、グリルネットの色が黒に近くなっていますね。現行の方が精悍さが高まり、まとまり感があるように見えます。 次はパネル部。上側が新型、下側が旧型です。

コントロールの配列、内容に変更はありませんが、ツマミのサイズ、状態を表すLEDのサイズなどが変わっています。また、放熱パネルの場所やデザイン、パイピングの追加がされています。好みもあると思いますが、使いやすくなった通常サイズのツマミ、大きくなったLEDと、操作性の向上が見られます。

それではバックパネル部にいってみましょう!まず新型から。

エフェクトループにレベル切替とBYPASS機能が追加されています。より実践的な変更が追加されていますね。Laneyは現場のギタリストからの声を常に吸い上げ、マイナーチェンジ時に搭載。この姿勢が世界中のファンを魅了し続けるポイントかもしれません。

そして下記が旧型のバックパネル。

真空管の配置もありますが、一番の違いとも言えるのはスピーカーです。現在はオリジナル、旧型はJENSENが搭載されています。そうすると名前の通った後者の方に分がありそうと思いますよね。どんどん性能が向上し、常に最先端の技術を取り入れようとするSRスピーカー等と違い、ギター関連の機材は古きものを良しとする傾向があります。私も古いものが好きですし、そういうギタリストが大多数だと思います。そこで実際音を出して比べてみました。

どちらも音のハリ、抜け、共に良好。むしろオリジナルスピーカーの方が癖なく、スムースな低音が現代のサウンドにマッチするように感じました。よくよく考えてみれば、拘りのあるブランドであれば、オリジナルスピーカーを生産効率やコストパフォーマンスの向上だけでなく、アンプ本来の持つ音を引き出す為に作ろうとするものです。Laneyはその部分をきっちり抑えてくるアンプ作りをするなぁと、しみじみ感じた体験でした。どちらにしても、VC15-110は本当にいいサウンドを奏でてくれます!ギタリストなら一度はお試しあれ!

サウンドハウススタッフ

サウンドハウススタッフによるブログです。 ここでしか聞けない、サウンドハウスのスタッフだからお届けできる、とっておき情報が満載です!本音トークもあるよ♪

 
 
 
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