技術の進化による機材の低価格化により、トラックメイキング/作曲が身近になりました。
手軽に始められるならと思ってやり出したけど「思ったようにトラックができない」とか、「そもそも曲ってどうやって作ったらいいか分からない」なんてことはないでしょうか?
そんな時に心強いサイトがあります!
その名も learningmusic!
https://learningmusic.ableton.com/ja/

learningmusicは、世界中のトラックメイカー/音楽制作者が使う人気DAWソフト『Live』を手掛けるABLETON(エイブルトン)が提供するWEBサイト。
Liveは、一般的なDAWソフトで使われる横へ流れる動きを主体としたアレンジメント・ビューに加えて、グリッド(マス目)にフレーズやサンプルを配置して自由に組み合わせることで感覚的にトラックメイクができるクリップ・ビューを備えたソフトです。
エレクトロニック・ミュージックはもちろん、国内ではサクナクションや[ALEXANDROS]などあらゆるジャンルのアーティストに愛用されています。
そんなメーカーが作っているサイトな訳で、とても分かり易く、しかもダンスミュージックの名曲をサンプルとしたレッスンもたくさん用意されているんです!!
今日はlearningmusicではどんなことが学べるか、簡単にご紹介したいと思います。
■音楽を形作る要素について

まずは楽曲がどういう要素で成り立っているか。
各グリッドには様々なフレーズが含まれていて、クリックをしてパターンを変えることでどのようにサウンドが変化するか体感できます。
■ビートを作成する

トラックメイカーにとって最も重要なビート。
ここから始まってくれるのは、とっつきやすいですね。
グリッドを押して好きにパターンを変化させて、どんなフレーズになるかも試せます!
※PC推奨です。スマホだとグリッドが押せない場合があります。

なんと、リズムの例としてQueenのWe Will Rock Youが出てきます!
他にBeyoncéのSingle Ladiesも!
■キーとスケール

楽器未経験でトラックメイクを始めると、意外と抜けがちなキーとスケールについての知識。
どういう物なのか分かりやすく解説されています。
■コードを作成する

キーが分かったら次はコード。

Bob Marley & The Wailers - “Get Up, Stand Up”を使っての解説!
ABLETONだけあって、教材のセンスが素敵ですね。

ベースラインについても触れられていて、「上り階段」パターンという実践的なテクニックが紹介されています。この後にはメロディーについてもレッスンが用意されています。
■楽曲の展開

楽曲の基本的な要素に続いて、なんと曲の展開まであります!
しかも、サンプルがA Tribe Called Questって!笑
HipHop好きは思わず”にやっ”としてしまうのではないでしょうか?
他にもシンセ・ポップ曲やドラムンベース、ディスコと教材もバリエーションに富んでいます。
■自由に演奏してみよう

まとめとして、ドラム/ベース/コード/メロディーを自由に打ち込んで演奏ができます。
さらに、作ったフレーズをDAWソフトABLETON Liveへ取り込めるエクスポートボタンも用意されています!
ABLETON Liveはこのサイトで学んだ感覚を活かして、本格的なトラックメイクが行えるDAWソフト。
ABLETON Liveが気になった方は、learningmusicと合わせて下記のURLも是非チェックしてみてください!
※メーカーサイトではABLETON Liveデモ版もダウンロードができます。
→ ABLETON LIVE 特集ページ
→ ABLETON / Live 10 商品ページ
2020年2月4日現在、なんとABLETONより「シンセサイザーの仕組み」を学ぶことのできる無料ウェブアプリ'Learning Synths’の日本語サイトもリリースされました!
シンセサイザーに興味のある方はこちらも是非御覧ください!
Learning Synths
https://learningsynths.ableton.com/ja