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ABLETON LIVE 特集

音楽シーンに進歩と革新をもたらした究極のDAWソフトウェア ABLETON LIVE

DAWソフトに慣れ親しんだ方であれば、Ableton Live(エイブルトンライブ)という名前を一度は耳にしたことがあると思います。今回はAbleton Liveがどんなソフトなのか、そのおさらいと魅力に迫ります。

Liveって何ができるソフトなの?

  • Ableton Liveは、その名称からライブパフォーマンス用途のソフトなの?という声や、ダンスミュージック制作において圧倒的なシェアを誇ることからも、DJ用途のソフトなの?というような声をよくききます。もちろん、コンサートのステージなどでパソコンが立ち上がっていれば高確率でLiveが起動していますし、DJパフォーマンスや、ダンスミュージック制作で扱われる方も多くいますが、これらはLiveの機能のほんの一旦です。Ableton Liveは、楽曲制作という観点だけでなく、トータルでの“音楽を作る”という面で無限の可能性をもったソフトウェアです。

  • Liveは、2001年にバージョン1が登場しました。シーケンサーの“停止”ボタンを押さずともほとんどの作業を行えることや、当時はありえなかった概念である「セッションビュー」と呼ばれるリアルタイムでのループ・シーケンスが注目され、ライブでの音源送出や、ループ・サンプリングベースでの制作に長けた製品として多くのユーザーを獲得します。複数のオーディオファイルを設定したBPMに追従させる、Live独自のオーディオストレッチアルゴリズムである、「WARP」機能が搭載されており、コンピュータミュージックの新たな歴史にその名を刻みました。その後、MIDIシーケンス機能の追加、オーディオスライス、はたまたハード/ソフトなど垣根を超えたメーカーとのコラボレーションなどを経て、現在のLive 10に至ります。

  • つまるところLiveでできることとは、

    • マルチトラックレコーダー(Standard / Suiteのグレードはトラック数を無制限で使用可能)
    • MIDIシーケンサー(内蔵音源収録、VST / AU対応、外部音源機器への送出などにも対応)
    • DJパフォーマンス(オーディオのテンポ情報を解析し、自動でテンポマッチングさせるWARP機能を活用)
    • ライブパフォーマンス(再生中でもオーバーダビングや、シーケンシングなどの一連の操作を行える)
    • シンセやエフェクトの自作(エフェクトや音源同士をグループ化し、一つにしたり、任意の信号を与えることで音源を鳴らす操作などのデバイス作成が可能)
    • Max for Liveで、音源/エフェクト、UIまでをもカスタマイズ可能

    などなど、幅広い用途に対応します。他のソフトと比較して、唯一搭載されていない機能が譜面表示程度で、特定の音楽ジャンルを制作する方にだけお勧めする仕様ではなく、直感的な操作を求める方や、制作にスピーディーさを求めたい方には、特にお勧めです。

Liveってどんなソフト?

Ableton Liveの基本的な操作は、ドラッグ&ドロップが中心です。シンプルな操作性、視認性を両立させるために、Live 1からシングルウインドウを採用していましたが、Live 9からはデュアルディスプレイ機能が導入され、セッション/アレンジメントビューを同時に表示させることも可能となりました。この二つのメイン画面が、実際にどんな画面なのか見てみましょう。

  • アレンジメントビュー

    Liveにはベーシックな作業スタイルとなる、”アレンジメントビュー“とよばれる画面があります。DAWソフトを扱った事がある方でしたら、おなじみの画面です。
    時間軸に沿ってレコーディングやMIDIシーケンス、アレンジを構築し、楽曲制作の最終段階では、アレンジメントビューの情報をWAVやAIFFなどのフォーマットに書き出します。
    基本的な操作は、画面左のブラウザビューから、使用したいエフェクトやシンセ、サンプル素材を選択して、扱いたいトラックやアレンジポイントへドラッグ&ドロップします。また、Liveで取り込んだオーディオやMIDIのクリップ(重要!Liveではフレーズの単位をクリップと呼びます)は画面下で編集します。

  • セッションビュー

    この画面こそLiveの個性を決定づけるLiveならではの「セッションビュー」です。こちらはアレンジメントビューの、時間軸/ライムラインの概念を持ち合わせていません。
    その点、各トラックには、クリップスロットが設けられており、レコーディングしたり、サンプル素材を取り込んだりして作ったクリップを自由に再生できます。具体的な使用例としてはアレンジを構築するときのヒントとして、クリップ同士をモニターしたり、楽曲をまるごと取り込んで、DJのようにクリップを繋いでパフォーマンスに活かしたりと、幅広い用途に使用可能です。このセッションビューは、楽曲制作をメインとする方の中でも、使わない方もいます。セッションビューを使わずアレンジメントビューだけでも制作を完結できるのですが、セッションビューを理解することで、よりスピーディーな作業効率を発揮することもできます。

Live 10の主要機能について

Live 10は、過去のバージョンの基本的な機能は全て踏襲しています。オーディオ素材をLiveのプロジェクトテンポに追従させるWARP機能や、オーディオのオートスライス、無制限オートメーション、サンプラーデバイスなどLiveを特徴付ける機能を有しています。ここでは、Live 10の新機能や、主な特徴について紹介します。

  • MIDIのキャプチャ機能

    新しく備わった”キャプチャ”機能は、録音ボタンを押していないときに演奏したものも、あとからボタンひとつで追加することができる非常に便利な機能です。使い方は非常に簡単。MIDIトラックを作成して、再生状態にしておくだけです。この状態で演奏を行い、キャプチャボタンを押すと、演奏したメロディーやグルーヴがループになって再生されます。そのままオーバーダブを行えば楽曲の構築がスムーズに行えるため、作業を中断することなく制作を進められます。

  • 新デバイス

    Live 10に魅力的な新しいデバイスがさらに搭載されました。視覚的に操作が行えるウェーブテーブルシンセサイザーのWavetable、アナログ/デジタルの伝統的なハードウェア・ディレイサウンドをひとつのデバイスで実現するEcho、ドラムサウンドの編集をひとつの場所で完結できるDrum Bass、ギターエフェクトを回路レベルまでモデリングしたPedalといったデバイスがLiveのさらなる可能性を広げます。

Live 10は3つのグレードをラインナップ

Ableton Liveは、3つのグレードをラインナップしています。Live 10の全機能を網羅した標準モデルLive 10 Standard。総量約70GBにも及ぶ音源や、Max for Liveなどのオプションを収録した上位モデルLive 10 Suite。機能制限はあるものの、Live10の基本操作を受け継ぐエントリーモデルLive 10 Intro。Liveを導入する際に、どのグレードのものがピッタリか、ご参照ください。

  • Live 10 Standard

    Live 10 Standardは、オーディオ/MIDI含め、扱えるトラック数は無制限。最大256chのマルチ入出力、Liveの特徴であるWARPや、オーディオのオートスライス、オーディオをMIDIに変換するなどの全機能に対応します。VST/AUに対応しているほか、Ableton Packを導入することで、音源やエフェクトの追加も可能。グランドピアノや、ギター、ベース、シンセなどのサンプル素材や、EQ、コンプ、空間系エフェクトから、ダンスミュージック制作に活用できるBeat Repeatなどの主要エフェクトも収録しているので、これから音楽制作を始められる方や他の、他のDAWを既にお使いの方が別の作曲アプローチを試される場合にもオススメです。

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  • Live 10 Suite

    Live 10 Standardの主要機能に加えて、約20万円相当にも及ぶオプションをバンドルした最上位モデル。主な特徴の一つとして、Liveの音源、エフェクトなどのデバイスから、UIまでも自作できるMax for Liveをバンドルしています。その他、オーケストラ管弦打楽器や、FMシンセのOperator、AASによる様々な楽器のモデリングシンセサイザー音源や、Amp & Cabinetのシミュレートエフェクトも充実しているバリユーパックです。本格的に音楽制作する方にオススメです。

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  • Live 10 Intro

    Liveの基本的な操作のほか、タイムストレッチ機能であるWARP機能の一部を搭載されているエントリーモデル。モノラル4イン4アウトのマルチ入出力、16トラックまでの使用制限などがあるものの、VST/AUやReWireに対応しており、DAWとしての基本機能を持ち合わせています。極力費用をかけずにLiveをはじめてみたいという方や、既に他のDAWを持っているものの、Liveの機能を制作に取り入れたいという方にもオススメです。

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各グレードの機能比較はこちら

Live 10をフィジカルにコントロール

Ableton Liveに対応したコントローラは数多くリリースされ、各国のハードウェアメーカーからもLiveは注目されています。汎用MIDIコントローラの割り当て(MIDIアサイン)は、DAWソフトの設定において面倒に感じる事が有ります。しかしLiveは、数回のボタンクリックで割り当てが可能な上、コントロールサーフェスとしてLive自体がプリセットされている機材も豊富にラインナップされています。

  • Push2

    トラックの追加や作業のやりなおし(Undo)、などのLiveプロジェクトの操作から、エフェクト/シンセなどのデバイスへのアクセス&コントロールに加えて、パッドを使用したパターン作成、編集、豊富なスケールプリセットを駆使した演奏パフォーマンスなど、Liveを具現化したハードウェアがPushです。MIDIコントローラーの部類に入りますが、Pushは、Live用コントローラーという概念ではなく、楽器としてのLiveの側面や、トラックメイキングツールとしてのポテンシャルを引き出す、まったく新しいLiveハードウェアです。Pushには、Live 10 Introも付属しており、Liveを持っていない方でも、導入してすぐにAbleton Liveを楽しめます。

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  • Novation Launchpad MK2

    No1のAbletonコントローラーといっても過言ではないデバイスがNovationのLaunchpadです(2016年現在はMK2)。Launchpadは、Liveのクリップ操作に適していますが、その8x8パッドでもたらされるミキシング操作、デバイスコントロールはグリッドミュージックのパフォーマンスや制作に実力を発揮します。コンパクト&リーズナブルで、手軽に扱える点も魅力の一つです。また、多機能なLaunchpad Pro、小型のLaunchpad Miniなどシリーズ展開もされています。

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  • Novation Launch Control XL MK2

    DJミキサースタイルのMIDIコントローラーである、Launch Control XLは、見た目通り8トラックの操作を同時に行うことのできるハードウェアです。また、豊富なコントロールプリセットも用意されており、本体のプリセット切り替えによりレイアウト変更も瞬時に行え、自身で全てをカスタマイズするためのユーザー用プリセットモードも搭載されていることから、最も汎用性の高いAbletonコントローラーと言えます。
    ※Ableton Liveは、一度に6台までのコントロールサーフェスの接続に対応しています。上記以外にもたくさんのコントローラーを接続し、オリジナルのAbleton Liveセットアップを構築することも一つの楽しみになりそうです。

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Liveを付属した製品群も続々登場

いくつかのコンピュータミュージック関連機器の中にも、Ableton Liveが付属しています。これらの機材に付属しているLiveは、StandardやIntroと異なる簡易版のLive Liteが付属しています。Live Liteは、Live Introに近いポジションに位置しますが、レコーディングやMIDIシーケンス、ミックス、書き出しまでの一連の作業をフォローしています。

  • オーディオインターフェイス

    Focusrite Scarlett 2i2 G2

    イギリスのスタジオ機器メーカーFocusriteのリリースするUSBオーディオインターフェイスのScarlettシリーズにLive Liteが付属しています。鮮やかな赤が特徴のルックスながら、同社定評のマイクプリとAD/DAを搭載。レコーディング用途に抜群の威力を発揮するFocusriteサウンドに加えて、超低レイテンシーも魅力の一つです。

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  • リズムマシン&シーケンサー

    KORG Electribe2

    豊富なサウンドと、内蔵のシーケンサーで注目を集める、Electribe。本体のみでの制作ももちろん可能ですが、Electribe2であれば、Ableton Live用のプロジェクトとして保存することもできます。たとえば出先ではElectribeを使用し、自宅のAbleton Liveのファイルを取り込んで細かく編集するというような使い方も可能です。

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  • MIDIキーボード

    Novation Launchkey MKII 49

    USB-MIDIキーボードの一部にもLive Liteが付属しています。Launchkeyシリーズなどの一部のMIDIキーボードは、他のDAWでも演奏やコントローラとしての機能する設計が施されています。また特にLiveとの使用においては、パッド部がLaunchpadの機能も兼ねており、特別な連携が可能です。

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