遂にJBLから登場したオールインワン充電式パーソナルPAシステム「EON ONE Compact」
今回、私が着目したスゴイポイントは。。。。
専用ワイヤレスコントロールアプリ「JBL Compact Connect」
スマホやタブレットでコントロール、これはもう流行りの機能ではないでしょうか。EON ONE Compactも、もちろん対応しています!!ではさっそくいってみましょう♪
1. まずはApp Storeでダウンロード
https://apps.apple.com/gb/app/jbl-compact-connect/id1464116044
2. iPadで起動するとこんな画面が出てきます。
ここはSKIPをタッチして進めます。
3. LINKをタッチすると接続が開始されます。
4. Connectingが消えると接続完了です。
5. MIXERにタッチするとミキサー、エフェクト、EQなどの画面に移動します。
各チャンネルの音量調整、MIC/LINEの切替などがワンタッチで変更できます。この画面で音量フェーダーをいじると、本体側もリアルタイムでちゃんと変わります。当たり前と言われればそれまでなんですが、実際に見ると、繋がってるゥ~と感動します(笑)
6. 各チャンネルにあるEQをタッチするとイコライザー画面に変わります。
本体側だとBASS(低域)、TREBLE(高域)のみしかいじれませんが、アプリ上ではさらに4バンド● パラメトリックイコライザーを追加で設定できます。この図は分かり易いように、あえて変わったセッティングになってます。GAIN、中心周波数、バンド幅を個別にセッティングできるので大胆な音作りからピンポイントでハウリングカットなんかにも使えます。
7. 続いてはFX(エフェクト)画面にいってみます
こちらも本体側にはREVERBのLEVEL調整ツマミしかありませんが、アプリ上ではこの通り!!リバーブも響き方が違う3タイプ、さらにディレイ、コーラスも追加することができます。組み合わせを変えれば、いろんなタイプのエフェクトをかけることができます。
8. お次はおとなり、EQ-OUTの画面です。
さっきの各チャンネルにかかるEQとは違い、こっちは全体にかかるEQになります。これも分かり易くギザギザにしましたが8バンド・パラメトリックタイプのイコライザーです。
9. SNAPSHOTSは、設定した内容を保存、呼出するところです。
全部で7パターンまで保存できるので、バンドごとに変えたりするのもいいですね。もうメモなんかたくさん書かなくてもいいんです(笑)
10. FIRMWARE画面ではEON ONE Compact本体のファームウェアチェック、アップデートができます。
これから便利な機能がどんどん追加されることを期待せずにはいられないですね。
いかがでしたでしょうか?スピーカーの近くにいなくても音を大きくしたり、音質を変えたりすることができる、実際に聴いてくれる人の位置に立ってリアルタイムで調整できるのは、ユーザーから見てかなりポイントが高いんじゃないかと思います。例えば弾き語りなんかで言えば、どうしても歌う側とPA側でリバーブのイメージが合わないということがあっても、歌う人にタブレットを渡して直接好きな感じに調整してもらっちゃうなんてこともできます。EON ONE Compact自体のつまみやボタンで行うコントロールだけでも十分に快適な音作りができますが、アプリを使うとより一層自分好みの音を追求することができるのでぜひフル活用してほしいです。
とまぁ、ここまでワイヤレスコントロールアプリの機能を紹介してきましたが、EON ONE Compactそれ自体もかなりアツい仕様になっているので、個人的オススメポイントを紹介します。
● 片手で持てるその軽さ、そして充電式バッテリー内蔵
→たったの8kgなので女性でも心配ありません。上部についているハンドルも握りやすくてとてもイイ感じです。会場に電源コンセントがなくても大丈夫!!最大連続使用はなんと12時間!!音量を大きくしても4時間は大丈夫とのこと。これだけ時間があれば1ライブ持ちますね!!
● 入力4チャンネルのデジタルミキサー
→マイク、ラインレベルを切替できるチャンネルが2つ、エレキギターなどのハイインピーダンス楽器を接続できるHi-Z入力、BGM再生に便利なAUX(ステレオミニ、またはBluetooth)と、このスピーカーサイズで行うイベントに必要とされるものが揃っています!!
● なにより音が良い
→結論から言うと、さすがJBLサウンドという感じです。8インチということでPAスピーカーとしては小さいほうの部類になるわけですが、想像以上に低域がしっかり出てきて驚きました。ダンス系のビートが効いた音楽を流してみたのですが、これだけしっかり鳴らせればDJパーティー、結婚式場とかのイベントでもぜんぜんイケると思います。また、EQをフラットの状態でボーカルメインの音楽を流してみたら、JBLらしくバランスが良く、耳に優しい、聴きやすい印象を受けました。特に何もしなくても、何も気にすることなく、ただボリュームを上げるだけでこれだけの音が出るのは楽だし、安心ですね♪
JBL / EON ONE Compactは、電源のない場所、例えば庭でバーベキューとか、公園で弾き語りとかちょっとしたイベント、アコースティックライブなんかにもバッチリ、大活躍間違いなし!! スピーカー担当イチ押しのマルチに使えるお薦めスピーカーです!!