

素晴らしい音楽を残したミュージシャンは素晴らしい言葉を残しています。そのお題を素敵に解釈。日々の生活に無理やりでも役立ててしまおうというコーナーです。
さて、今日のお題は?
- 人名
- キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)
- 名言
- いっぺん、食えなくなってみな!

この名言はインタビュワーが質問した「どうしたら、あなた達みたいになれますか?」という問いに対しての答えでした。1964年6月に行われた最初のUSツアー。
「俺たちがアメリカに到着したとき、そこでのヒットレコードも、その他の物も持っていなかった。」結果、ツアーはそのほとんどがガラガラという状況だったと言います。
今でこそ、ストーンズの下積み時代というものは明らかにされていますが、オリジナル曲のない状態でのスタートだったこと、同時期に活躍するザ・ビートルズと比較対象とされるなど不運な立場だったかも知れません。

さて、ここでキース・リチャーズが語った「食えなくなってみな!」はストーンズのメンバーが体験したこととは、にわかに信じがたいのですが、何事もどん底から這い上がる位の気概を持て!ということなのではないでしょうか?ま、食えなくなるまでいったら、もう這い上がるしかないですね。

今の立場や環境をさらに良くしたいのなら、今を底辺と考えてみる。今ある状況に満足している人には、あまりピンとくる言葉ではないかもしれませんが。根底にはハングリー&チャレンジの精神があると思います。
まさにローリング・ストーンズのイメージそのものですね。70歳代も半ばを向かえ未だ現役。現在も精力的にツアー中です。
あっぱれ!座布団5枚!