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Brainworx発!職人の本気が垣間見えるガチアンシミュ紹介

2023-04-12

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」, 楽器

みなさんどうもこんにちは!名古屋でギター講師などをやっているきとうです。

ここ最近、Eleven Rackからインターフェースに繋いでレコーディングすることが非常に多かったのですが (ノーレイテンシーで弾けるので)、少し調子が悪くてノイズが乗ってしまったりしています。「修理に出すか...いや新しいやつ買うか...」と絶賛悩み中です。

DAWでエレキギターやエレキベースを録音する人あるあるだと思うんですが、どうしてもDAWに最初から入っているアンシミュって使いづらかったり自分には合わなかったりしないでしょうか?

どうにも「らしさ」みたいなのが別のベクトルで出てしまったり、少しデジタル感があったりなどなど......そんな皆さんにご紹介したいのがPlugin Allianceから出ている、正真正銘の本家アンプメーカーの名前が冠されたアンシミュたちです。

特にFriedmanやFUCHSは普段から使っているので、かなり具体的にお話しできるかな?と思います。なお、いずれの製品も5,000円弱とかなりお安くなっているのが嬉しいですね。
(2023年3月時点)

1. Plugin Alliance ( プラグイン・アライアンス ) / Friedman BE-100

Plugin Alliance ( プラグイン・アライアンス ) / Friedman BE-100

まずは普段使いしているアンプたちからご紹介しています。ギター界ではかなり有名で定番とも言える歪みエフェクター「BE-OD」の本家、BE-100をご紹介していきます。

BE-ODを使われている方には説明不要かもしれませんね。まさに改造マーシャル系の一大ブランドとして知られているFriedmanらしいロックな歪みサウンドがとても気持ちいい逸品となっています。

使ってみた感想としては、SRV的なクランチな歪みからゴリっとした深い歪みまで、全体的に歪みの質感が非常に良かったです。僕はあまりメタル的な歪みは得意としていないのですが、ノイズゲートが付属しているため激歪みを作ってもしっかりケアしてくれるのも有難い...!

Plugin Alliance (製造元はBrainworx)から出ているアンプシミュレーター全体に言えることなのですが、まず何が嬉しいかってとにかくキャビネットの数が多い。同じFriedmanのキャビでもリボンマイクで録ったものやU87などなど高価なマイクとNeveのミキシングコンソールを通してキャプチャーされたキャビネットの音はどれも特徴的。

1つのアンプなのにもかかわらず、キャビネットの選択によってより荒々しくもできます。例えば自分の好きなキャビネットを探すことも可能です。Friedmanのキャビネットだけでなく、ORANGEやENGLAND(恐らくマーシャル)のキャビを選ぶこともでき、100種類以上のアイテムから時と場合によって最適なものがきっと見つかるはずです。

2. Plugin Alliance ( プラグイン・アライアンス ) / Fuchs Train II

Plugin Alliance ( プラグイン・アライアンス ) / Fuchs Train II

個人的に一番好きなやつ。同社のOverdrive Supremeは名前を聞いたことがある人もいらっしゃるはず。Overdrive Supremeと比較するとゲイン幅が広く、より元気の良いけどFUCHSらしい繊細な音も得意としています。

Friedmanほどではないですが、キャビネットは約80種類とそれでも必要十分以上の種類が取り揃えられています。
弾いてみた感想としては、特にシングルコイルのフロントピックアップ等では綺麗に倍音が出てくれて演奏していてとても気持ちいいです。

また、Plugin Allianceのアンプシミュレーターにはどれもディレイが付属しており、アナログディレイのように音を汚すこともできるようになっています。

3. Plugin Alliance ( プラグイン・アライアンス ) / Diezel VH4

Plugin Alliance ( プラグイン・アライアンス ) / Diezel VH4

ハイゲインアンプとして非常に有名なDiezelのVH4。クリーンからモダンハイゲインまで4チャンネルのアンプをフルに使えるというのが特徴です。

また、意外なほどにクリーンサウンドがクリアだったことに驚きました。FUCHSのクリーンサウンドとはまた違うテイストがあったような。

余談ですが、以前ケーブルを楽器屋さんで試させてもらった際にDiezelの実機を弾いたことがありました。その際も驚くほどハイファイなクリーントーンだったのを覚えています。ただ僕も若かったので「いやいやFenderで弾かないとわかんねぇっす」みたいなよくわからない尖り方をしていました笑

歪みは流石のクオリティーで、メタルに詳しい方にぜひ評価してほしいところです。わかりやすく言うとメタリカ的な重厚なサウンドとなっています。

上述の製品と同じように多数のキャビネットIRを揃えていて、なんとVH4は約120のキャビネットが選択できるようになっています。

また、ここからは推測で実際にやったことはないのですが、MIDIスイッチャーとかをインターフェイスに接続している方はVH4のチャンネルをMIDIにアサインしてその場で操作できたりするんじゃないかな?と思います。

今回はPlugin Allianceから販売されているアンプシミュレーターを3つお話させていただきました!

改造マーシャル系のFriedmanからモダンハイゲインのDiezel、クランチなトーンが魅力のFUCHSといずれも甲乙つけがたいですね。

他にもPlugin Allianceでは沢山の有用なプラグインが取り揃えられているのでぜひチェックしてみてください。ここまで読んでくださりありがとうございました。


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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きとうゆうき

名古屋で活動する現役ギター講師。ブルースやファンク界隈のセッションやライブで活動中。ブログやYouTube配信中!
WEB https://imokoyuki.com/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC55tuCEv06u-DF0GmY0MDAg
Twitter https://twitter.com/kitoyuki_guitar

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