どうもどうも、ギターの話に戻ってきました、さくです。
ちなみになのですが、OTOYA通信に寄稿するシステムは2025年いっぱいで終わりみたいです!
実質的にこの場で皆さんに会えるのは最後ということ。見納めです。
これからはSound NAVIに移行するみたいです、私も新たな環境に身を慣らさなければ……。
そんなOTOYA通信との餞別的な記事ではなく、いつも通りゆるく行きます。お付き合いください!
というわけで今回はギターをモディファイする話です。というか、めっちゃモディファイした話です。
モディファイって言うとなんだそれって思う方もいらっしゃるかもしれません。意外とFenderの商品名に“Modified”って書いてあったりもします。直訳すると「改造」です。
FENDER ( フェンダー ) / Player II Modified Strat HSS, RW FB, Olympic Pearl
こちらは既製品なのにModifiedです。スタンス的に考えると、特殊ラインというか、通常仕様と異なる部分があるということだと思います。
こういったものの中から自分の求める仕様を探すのも選択肢ですが、すでに持っている、もしくは通常仕様の製品に自ら手を加えてモディファイするのも良いものです。
では、ここから私が実際に行ったモディファイを紹介していこうと思います!めっちゃモディファイしています。それはもう無慈悲なほどに。


まずはこちらがモディファイ済みの2本。ATELIER Z、私の相棒たちです。今のところ浮気したことはありません。あ、浮気するお金がないからか……。
で、この子達の手を加える前の無垢な姿がこちら。


片方に関しては完全に見知らぬギターですね。色が違う。なるべく同じ条件になるように画像を探しましたが、ちゃんとありました。さすが私です。
ひとまず、現時点のスペックリストを載せて、そこから改造点をかいつまんで紹介します。
ATELIER Z / L.E.S.II Modified Blue Scar (Modified)
- Scale: 25 1/2
- Neck: Maple
- Fingerboard: Rosewood
- Body: Basswood
- Tuning Key: GOTOH SD-51-05M
- String Retainer: Dyna Guide
- Strap pin: JIM DUNLOP - SLS1031N Straplok Dual Design Nickel
- Bridge: ATELIER Z ZT-4
- Tremolo Spring: Raw Vintage RVTS-1
- Pickups: Seymour Duncan SSL-1 ×3
- Controls: 1Vol.2Tone. Rainbow Tone Circuit
- Color: Blue Scar
- Pickguard: 3P Mint Green
- Case:Gigbag
ATELIER Z / L.E.S. White SPECIAL (Modified)
- Scale: 25 1/2
- Neck: Maple
- Fingerboard: Jacaranda
- Body: Selected Alder 2P
- Tuning Key: GOTOH SDS510-05M / HAP-M
- String Retainer: None
- Strap pin: JIM DUNLOP - SLS1401N Straplok Flush Mount Nickel
- Bridge: Fender USA AM-STD-ARM
- Saddle: graphtech String Saver Original PS-8001-00
- Tremolo Spring: Raw Vintage RVTS-1
- Pickups: DiMarzio DP-408W x 3
- Controls: 1Vol.2Tone. Rainbow Tone Circuit
- Color: White
- Pickguard: 3P White Pearl
- Case:Gigbag
スペックリストってなんかいいですよね。自分のギターを言語化する上で一番間違いがありません。書いてて楽しかったです。アンダーラインが引いてある部分が改造ポイント。
それぞれ素体はL.E.S. IIとL.E.S. SPECIALで、そこにたくさん手を加えました。
IIの方から紹介していきます。
上から行きます!
まずはストリングリテイナーです。
なにそれ?って思うかもですが、1,2弦のテンション感を調節してペグからナットに向かう弦を抑え、弦の暴れを防ぎ、チューニングの安定性を高める機能を持つ素晴らしいパーツです。
詳しくは以下の記事を読むと理解しやすいと思います。

で、交換したのはこちら。Dynaguideというものです。リテイナーにはいろいろあって、バレル型、丸型など様々。大抵そういったものは見た目が違うだけで、考え方は一緒。
ですがこのDynaguideは違います。リテイナーそのものが動きます。
リテイナーをつけていれば全ての問題が解決する、と言うわけでもなく、リテイナーと弦の摩擦でチューニングがズレるなんてこともあります。トレモロアームでぐわんぐわんやるにしても、ギュンギュンとチョーキングするにしてもです。
それを解決すべく、Dynaguideは動きます。弦に対応して動きます。すげーです。
続いてストラップピン。
やっぱロックピンでしょ!ってことで交換しました。

ストラップ側にアタッチをつけて、ボタンを押して着脱するのですが、どれだけ振り回しても無理してみても外れたことがありません。ありえねえ。すげえ。と感動したのを覚えていますし、今でも気分が良くなってギターを振り回すたびに恩恵を痛感しています。こいつとワイヤレスがあれば田渕智也になれます。あ、俺ギターだった。

白い方は埋め込むタイプにしました。流石に自分でつけられないのでこれはお世話になっているリペアマンにつけてもらいました。あんまり施工依頼がないので怖かったらしいです。
2本分紹介するのでもうサクサクっといきます、続いてはブリッジサドル。
アメスタの純正サドルが謎にめっちゃ削れて、1、2弦が週一以上のペースで切れました。1本250円のエリクサーが飛びまくります。月に1,000円くらい飛ぶ計算。心も折れる。
さすがに耐えられなくて調べてみたら、発見したのがstring saver。摩擦で膜を作って潤滑剤としての役割を果たすのだとか。
そしてなんと実際切れなくなりました。思い込みとかじゃなく、ほんとに切れません。今まで葬ってきた何十本に及ぶプレーン弦がようやく報われました。同じ悩みを感じている人は交換してください。早急に。ASAP。
元と同じ色が在庫切れな上にめっちゃ高いので妥協して黒にしましたが、めっちゃ映えます。大満足の改造です。
どんどん行きます、トレモロスプリングです。


これはもう有名ですね、Raw Vintage。レビューの数が人気具合を物語っています。
交換した理由はあんまりないです、気分です。
え、そんなので?って思うかもしれないですが、そんなもんでいいんですよ、改造なんて。
ちなみにこれに交換すると、なんとなくミッドの伸びが感じられます。生音がでかくなります。ふくよかになります。
青は5本で空気感増し増し、白は4本でスポンジを入れて鳴りを抑えてタイトな音になるように調整しています。キャラ分けです。結論、おすすめです。
写真を見せても仕方ないので文章でサラッと行きますが、青のPUはSSL-1に交換しました。みんなが想像するストラトキャスターの音になりました。すんごい楽しい。レビューにある通りでした。いやー、PUって交換してみるものですね。これだけで違うギターになります。
もうあと一息になってきました。電装系です。
青はCTS/CRLに交換して、白は元からだったのでそのまま。
双方の共通改造点としては、リアをプッシュプルポットにしてレインボートーンと呼ばれる配線にしたことです。


こんな感じでカチッと持ち上げた時にフロントPUがオンになります。そんだけなのですが、こうするとセレクターをリアに振るとフロントとセンターのミックスになります。そう、つまりはそういうこと。テレキャスやジャズマスみたいな音が出せます!
これは全ストラト民やるべきです。デメリットがないので。パーツ代と工賃合わせて5,000円くらいで済むと思います。ストラト使いでテレかジャズマスが欲しいけどお金が……って方、もっとストラトの可能性を広げたいって方。迷う必要はありません、やりましょう。
最後は見た目だけの話。
青い方はよくわからない色からボコボコの青(白レイヤー)に。白い方はピックガードが白ピカになりました。見た目の変化が一番わかりやすいですからね。テンションも上がる。手っ取り早く市販品から離れられる。
とはいえリフィニッシュは手間がかかる上に上手く仕上がらないと悔しいのであまりおすすめではありません。私は都合よく低予算で出来ましたが、出来上がりはほぼ雰囲気だけのもの。味だと言い聞かせていたら気に入ったので、そういうもんなのかもしれないです。
さて、私と皆さんがOTOYA通信で会えるのはこれが最後。
もっとたくさん記事を書きたかったですが、今までの記事が誰かのお役に立てたのなら幸せに思います。
ひょっとするとSound NAVIにまた現れるので、その時はよろしくお願いしますね。
では、きっとまた。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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