1960年代に人気をはくしたAKGD−19タイプのダイナミックマイクを忠実に再現。コンデンサーマイクのような鮮明な高域。可変式アコースティックHPFリングを搭載したこちらの製品を試していきたいと思います。
購入しやすい価格帯でどのような特徴があるのか。
ボーカルで使ったら昔のAORのようなダブリングしたくなる音色なのかと思いましたが、まずハンドリングノイズが思ったより入ってしまうため、マイクスタンドは必ず必要でしょう。
音色はかなり特徴的で、ビンテージ感があります。
今回はHPFフィルターは使わず、フラットで撮りたいと思います。

サックス
まずサックスを収録してみます。
中音域のコーンとしたところが気持ちいいです。
高音域もキラッとして気持ち良いバランスです。
抜けがいいのでホーンを前に出す楽曲に良さそうです。
グランドピアノ
ホールの上にマイキングしました。
香ばしい音でこちらもキラッとした印象です。
パーカッション
シェイカーのカチッとした部分が取れていて、とてもいいバランスでした、キーチャイムなども耳障りなところがなく、 バンドの中で綺麗に馴染みそうです。
ドラム
バスドラムの上から少しスネアを狙うようにマイキングしました。
それぞれの太鼓のアタックがいいバランスで録れました。
スネア単体にも良さそうです。
音色とアタックを少し前に出してくれますので、キャラクターのある楽器に最適だと思います!
ボーカルでも試しましたが、とてもモニターしやすい印象でした。
音抜け、バランスの良いビンテージ感のあるサウンドを求める方にオススメの1本です。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
投稿についての詳細はこちら