前回は「テクニカルスタッフとは何ぞや」という記事を書かせていただき、裏方の仕事のあれこれをご紹介しました。
前回の記事はこちら ↓
関連ブログ「テクニカルスタッフの走り書き P.1」
今回はその続き……
と思っていたのですが、先日のお休みの日にぷらぷらと散歩していた時、ふと心地よい音が聞こえてきたので、今日はその時のお話をさせてください。
じつは私、暇さえあればふらふらっと散歩に出かけるタイプでして。
その日も、自宅から少し離れた駅の近くにある公園のそばを歩いていたところ、何やら楽しそうな気配が……。

自然と音に誘われるように、ふらふらと音のする方へ歩いてみると
そこには、なにやら楽しそうにセッションをしている人たちが!

静かな木漏れ日の中で響くギターやサックスの音色が風に溶け込むようで、思わず足を止めて聴き入ってしまいました。
普段はPCの画面とにらめっこしてばかりの自分にとって、こうした自然の中での生の音楽は、本当に心の底からほっとする時間だなぁと、あらためて実感。
と、そのとき――
「ん?あれは……?」
よく見ると、ステージ横には見慣れた影が。
目をやると CLASSIC PRO / CBR10 の姿が!
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CSP10 PAスピーカー
この公園、大きさ的には30m四方くらいなんですが、角から角までしっかり音が届いていて、
「あぁ、やっぱりCSP10、やるな〜」と、ちょっと感心してしまいました。
そして職業柄ついつい気になってしまうのが、ミキサーは何を使っているのか。
グループは5〜6人と、なかなかの編成。しかもマイクやラインを複数使っている感じ……。

うーーん…画質が荒くてぼやけちゃってますね。
ただ、やっぱりこの配色、このレイアウトといえばこの子しかいないですね!
YAMAHA ( ヤマハ ) / MG20XU アナログミキサー
このミキサーは最大20ch入力と、セッションにはぴったりのチャンネル数を備えているだけでなく、何といってもSPXエフェクトを内蔵していて、リバーブやディレイがさっとかけられるのが魅力。
屋外でちょっとPAを組みたいときには、本当に頼れる“便利屋さん”なんですよね。
ちなみにパワーアンプは、BEHRINGERのNUシリーズですね。超軽量、クラスD、省電力で人気のモデルでした。現行品はNXシリーズとなっていますのでこちらもチェックしてみてください。
そんな機材の働きぶりにも感心しつつ、音楽と夕暮れに身を任せていたら、あっという間に日が傾いてきました。
最後までセッションを楽しませてもらって、私はゆっくりと家路についたのでした。
皆さんも、ふらっと散歩。意外とはまりますよ。
思いがけず音や人との出会いがあったりして、リフレッシュにもってこいです!