こんにちは
sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
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本日は、Eventideから発売されているTime Factorというディレイを紹介します。
EVENTIDE ( イーブンタイド ) / TimeFactor
Eventideというと、H3000 ULTRA-HARMONIZERなどのラックエフェクターが有名で、Van Halenのギタリストなどが、こぞってラックに組んでいました。そのラックエフェクターの有名なメーカーであるEventideがコンパクト・ディレイを出したため、当時話題になりました。
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これはかなり前に発売されたディレイなのですが、とにかく音がクリアなため、ギターに限らずその他のデジタル機器のエフェクターとしても十分威力を発揮します。少し前のデジタル・ディレイだと機能や音質に問題があるとか思ってる方もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。今でもこのディレイに匹敵する操作性と音質のディレイはなかなかないかと思います。もし新しい便利なディレイを探しているのならば、検討の余地が十分にあります。
▼当時発売された時の競合製品
上記の二つの多機能ディレイが発売されており、私もどれにしようかかなり迷った記憶があります。結果として実は全て購入したのですが、現在手元にあるのはこのTime Factorだけです。Time Factorのみを残したのは深い理由があるわけではなく、どのディレイも個性があるため、結果どれを選んでも正解な気がしました。
以下、簡単な競合製品の印象です。
■ strymonのTimelineについて
とにかく空間を作るのに圧倒的なディレイペダルです。エフェクターを使うとその際立った特徴的な圧倒的な広がりで、一発でstrymonを使用してることが分かります。それぐらいのシグネチャーサウンドがstrymonにはあります。
ただ個人的にバイパス音があまり好きでなく、繋ぎ方やバッファを使えばそんなことはないのかもしれませんが、直で繋ぐと音痩せを感じ、デジタルっぽいギターサウンドになるイメージでした。
■ KORG SDD-3000 Pedalについて
strymonや、Eventideと比べちょっと毛色が違う印象です。ハイクオリティではありますが、上記2台と比べると、どこかアナログタイプに近いサウンドでした。使い方もSDD-3000で信号をクリップさせ歪ませた使い方をすることができ、その歪みがオリジナルのSDD-3000の売りにもなっておりました。ディレイの音質は、strymon、Eventideと比べて物凄いクリアというわけではないですが、この機種でしか得られないものがあるため面白いエフェクターです。
▼Eventideの特徴
- 圧倒的にハイファイでクリア
- つまみが複数あるが、かなり使いやすい。MIDIでコントロールできる。
- 音の種類が豊富で、ディレイタイプを利用しただけでリフを作れる。
- 2つのディレイを同時にかけることができるツインディレイで、それぞれ別々に違うテンポを設定できる。
8分音符や、付点ディレイなどが選択できるので使いやすい。
とにかくハイファイでクリアというのが、Eventideの特徴ですが、アンプに直接つないで弾くギタリストにとっては、クリア過ぎるなと感じるかもしれません。ギターのダイレクトサウンドも繋ぐことで少し変化します。音がやはりデジタルっぽくなりますが、strymonほどではないというのが個人的な印象です。
▼筆者総評
ライヴで使ったり足元でコントロールするデジタル・ディレイとしては、これ以上頼もしいものは中々ないかなと思いますし、扱いはつまみがいっぱいあるため、慣れは必要ですが、感覚で音を作ることもできますので問題はないです。
また自身のギタープレイや、持ってる機材との相性はあると思いますが、ハイファイ系のハイエンドギター、アンプと組み合わせるならば文句なしのクオリティ。また、レコーディングでも使えるディレイだと思いました。細かい設定もでき、とにかくクリアなディレイなため、ギター以外のプレイヤーにもオススメです。
▼レビュー動画では以下の機材を使用してます。
ギター:
Kanji Guitar STタイプ、LPタイプ
(https://twitter.com/KanjiKawabata)
エフェクター:
Eventide Time Factor
シミュレーター:
Line6 Helix LT
また私、sukuta takafumiはレビュー動画、記事作成のため機材をお貸しいただけるメーカーさん、個人ビルダーの方問わず募集しております。