こんにちは。sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
Twitter: https://twitter.com/sukutakafumi
本日は、BOSS OD-1の紹介をしたいと思います。
まずはレビュー動画を作成しましたので、視聴してみてください。
○ 使用しているOD-1について
今回使用しているOD-1は、OD-1の中でも初期の頃のものになり、 レイセオン社のクアッドタイプのチップが搭載されているものです。
○ OD-1のバージョン、大きな違い
OD-1は様々なバージョンがあり、搭載されているパーツや回路が時期によって違うと聞いたことがあります。 大きなところでは、チップです。
初期にはクワッドタイプと呼ばれるチップが搭載されており、レイセオン社のもの、NEC社のものとあるようです。 またクワッドタイプのチップの後にはデュアルタイプのものが搭載されており、こちらはJRC4558DやJRC4558DDなどのようです。
○ バージョンによる音の違い
全てのバージョンを所有しているわけではないので、比較することは出来てないのですが、 筆者の経験上、初期レイセオンは真空管アンプを歪ませていったような音を目指して作られていると思います。
ただOD-1全般に言えるのですが、低域はがっつり持っていかれます。。。
ところがこれこそがOD-1の良いところでもあったりします。
楽器単体では、物足りなく感じるのですが、バンドアンサンブルで合わせたりレコーディングで使うとちょうど良い音域に配置されアンサンブル感が出たりします。
また個人的には、リードを弾くには低域はある程度削られている方が良かったりもします。
NECのチップが搭載されたものは、音に低域が少し出てきますが、やや硬めの芯のある低域が出るといった印象です。 そのせいか音の感触も少しですが固めの印象です。
JRC4558Dは皆様もご存知のチューブスクリーマーで使われているチップです。
このチップが搭載されていると、やはりチューブスクリーマーに近い感触というか、 まとまりよく音が滑らかな印象があります。
ただJRC4558DDになると、滑らかな印象はあるのですが、まとまりがないというか、暴れる印象です。 ただDDが悪いわけでなく、4558Dよりもミドルが出てギターが吠えるような印象があります。
○ 筆者総評
Boss製品であるため、ジャズコーラスとの相性は良いです。 またトーンコントロールがないのですが、必要ないぐらい簡単に良い歪みを得ることが出来ます。 個人的にはシングルコイルより、ハムバッカーに合わせたくなりますが、どっちにも相性は良いです。
常時ONで使うような使い方をする場合は、少し使いづらく感じるかもしれません。 ギターのボリュームを絞った際、綺麗なクリーンになるわけでもないので、 大人しくOD-1のスイッチを踏んでクリーン、歪みと切り替える使い方の方が良いかもしれません。
▼レビュー動画では以下の機材を使用してます。
ギター:
Kanji Guitar ストラトキャスター(https://twitter.com/KanjiKawabata)
エフェクター:
BOSS OD-1
Line6 / Helixlt
Helixはフェンダータイプのアンプを設定し、それ以外の空間系のエフェクトはパソコンで設定してます。
また私、sukuta takafumiはレビュー動画、記事作成のため機材をお貸しいただけるメーカーさん、個人ビルダーの方問わず募集しております。お気軽にご連絡ください。