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Thumpv4なら、どんなライブでもクリアなサウンドを実現(難しい現場でも)

2026-04-30

テーマ:How to

プロのミュージシャン、DJ、ライブサウンドのプロフェッショナルにとって、どんな現場でも良い音を届けられるスピーカーは欠かせません。それは、なかなか思い通りにいかない難しい現場でも同じです。日々のライブやイベントに最適なソリューションとなるよう、Thumpv4スピーカーは、用途や状況を問わず、たとえトラブルの多い現場でもクリアなサウンドを実現できるよう設計されています。では、どのようにそれを実現しているのでしょうか?

その答えが、SoundCheck DSP™です。SoundCheck DSP™は、デジタル信号処理を活用したさまざまな機能を備えており、Thumpv4をあらゆる現場に適したサウンドにするとともに、サウンドチェックでよく起こる問題の解決をサポートします。

さらに大きな特長は、SoundCheck DSP™の各機能をボタンひとつで有効にできること。オーディオに関する専門的な知識がなくても、いつでもクリアなサウンドを得ることができます。

SoundCheck DSP™とは?

SoundCheck DSP™とは、Mackie Thumpv4スピーカーに搭載されたデジタル信号処理機能の総称です。この高度な処理が内部で機能することで、Thumpv4は常にクリアで迫力があり、プロフェッショナルなサウンドを実現します。ユーザーが覚えておく必要があるのは、リアパネルにあるボタンの操作だけ。シンプルなボタンを押すだけでSoundCheck DSP™を使用し、用途に合わせてThumpv4のサウンドを最適化できます。オーディオエンジニアリングの専門知識は必要ありません。SoundCheck DSP™なら、文字どおり「ボタンひとつでサウンドチェック」が可能です。

「ボタンひとつでサウンドチェック」とは?

ライブやバンド練習のセッティングをしたからといって、自動的に良い音になるとは限りません。同じスピーカーでも、再生する音源や使用環境によって聴こえ方は変わります。どれほど優れたアンプ、ウーファー、ツイーターを搭載していても、それは同じです。洗練されたサウンドに仕上げるには、EQの調整が必要になることがあります。その目的はさまざまです。プロのサウンドエンジニアなら、モニターで低域が過剰にならないようカットしたり、ボーカルが埋もれないよう中高域をブーストしたり、屋内・屋外といった環境に応じてEQを調整したりします。彼らは音作りのエキスパートです。しかし、SoundCheck DSP™なら専門家である必要はありません。ボタンひとつでボイシングモードを選択するだけで、内部のDSPが適切な処理を行います。さらに、セットアップをサポートする便利な機能を備えたボタンも用意されています。これについては後ほど詳しく紹介します。

ボイシングモード:SoundCheck DSP™があらゆる用途でThumpv4をプロフェッショナルなサウンドに

SoundCheck DSP™の中心となるのが、ボイシングモードです。ニュートラルなサウンドの「Flat」、音楽再生向けの「DJ」、ボーカル向けの「Live」、Thumpv4をステージモニターとして使用するための「Wedge」という4つのモードから選択できます。これらのモードを切り替えることで、Thumpv4はそれぞれフルレンジ/フラットレスポンス(FRFR)スピーカー、DJスピーカー、PAスピーカー、ステージモニターという、4種類の用途に特化したスピーカーとして活用できます。つまり、1台で4役。日々のさまざまなライブやイベントに対応できるよう準備されています。

ここからは各モードの特徴と、プロの現場でどのような用途に活用できるのかをもう少し詳しく見ていきましょう。

Flatモード:音には手を加えないで!

これまで説明してきたように、SoundCheck DSP™はスピーカー内部でサウンドを調整してくれるため、オーディオの専門家でなくてもプロのようなサウンドを得ることができます。しかし、私たちはMackieです。Mackieのユーザーには、実際に多くのプロフェッショナルがいることもよく知っています。自分が求めるサウンドへの調整方法を熟知し、そのための機材も揃えている方もいるでしょう。スピーカー側では、サウンドに一切手を加えてほしくない場合もあります。Flatモードは、透明性を重視し、Thumpv4のレスポンスをピュアな状態に保つモードです。あとは、あなた次第です。

使用例:ライブサウンドエンジニアとして、ついに憧れのミキサーを手に入れた

たとえば、あなたが多忙なライブサウンドエンジニアで、十分な仕事を得られるようになり、ついに憧れのデジタルミキサーへ投資できるようになったとしましょう。巨大なミキシングコンソールと何台ものラック機材に相当する機能を、すべて手元で操作できます。ついに理想の環境を手に入れたのです。新しいシステムで初めてライブを行うときは、これまで培ってきた経験を活かし、新しいミキサーの性能を最大限に引き出すことに集中したいはずです。スピーカーに求めるのは、調整したサウンドをクリアかつ忠実に再現すること。そこでFlatモードを選択し、ミックスを始めます。

DJモード:盛り上がろう、踊ろう

プロのDJなら、音楽を気軽に聴くことと、イベントでDJをすることには大きな違いがあるとわかるでしょう。DJの仕事は、パーティーの雰囲気を盛り上げたり、ダンスフロアで人々を踊らせたり、その場に合ったムードを作り出すことです。そのためには、音楽が人々の心にしっかりと響かなければなりません。インパクトがあり、印象に残るサウンドが必要です。それを実現するために設計されているのがDJ モードです。DJ モードを選択すると、SoundCheck DSP™が低域と高域をブーストします。これは「スマイリーEQ」とも呼ばれるセッティングです。音楽の特徴的な低域と高域を際立たせることで、ダンスフロアのエネルギーを高く保つのに適したサウンドを実現します。

使用例:プロのウェディングDJ

プロのウェディングDJは、音楽業界でも特に多くの役割をこなす仕事のひとつです。さまざまな広さや環境の会場に対応し、幅広いジャンルの楽曲を扱い、自ら機材を運搬・設営し、さらに司会進行までこなさなければなりません。それと同時に、特別な瞬間を演出するためのクリエイティブな感覚も欠かせません。さらに、大きなプレッシャーがかかる仕事でもあります。依頼した人たちにとって、一つひとつのイベントが大切な一日だからです。だからこそ、少しでもサウンドを効果的に演出できる機能は大きな助けになります。DJモードでは低域が強調され、ダンスフロア全体でThumpならではの「ドン!」と響く低音を体感できます。同時に高域も強調されるため、パーティーが最高潮に達し、会場全体が一緒に歌っているような場面でも、ホイットニー・ヒューストンの突き抜けるようなボーカルをしっかりと際立たせることができます。

Liveモード:ミックスの中でボーカルを際立たせる

人間の声は非常に複雑な楽器です。スピーチであれ歌であれ、ミックスの中で声をしっかりと聞かせるのは、時として難しいものです。完璧な曲(あるいは人の心を動かすスピーチ)を作ったとしても、観客に聞こえなければ意味がありません。Liveモードは、人間の声の周波数帯域に合わせて調整された、現代的でアップデートされたボイシングを採用しています。プロフェッショナルPAシステムの開発で培ってきた数十年にわたる経験を活かし、Mackieは声帯に無理な負担をかけなくても、ボーカルが存在感のある、クリアでインパクトのあるサウンドになるよう、このモードを設計しました。歌ったり話したりするのであれば、Liveモードがあなたの声をしっかりと届け、その存在感を保つ手助けをしてくれます。

使用例:バンドのサウンドをもっと自分たちでコントロールしたい

あなたはバンドのボーカリストであり、メインのソングライターでもあります。しかし、出演するバーや地元のライブ会場にある、いまひとつのPAシステムに頼ることにうんざりしています。必要な機材が揃っていなかったり、メンテナンスが十分にされていなかったりすることもあります。多くの場合、最初から不利な状況に置かれているように感じ、ベストなサウンドを出すのは不可能に思えます。ボーカルは、濁ったサウンドの中に埋もれてしまいがちです。そこで、自分の運命は自分で切り開くことにしました。どのライブにも持ち込める、自分専用のプロフェッショナルPAスピーカーを購入するのです。SoundCheck DSP™を搭載したThumpv4を選び、Liveモードに切り替えれば、これまで以上に大きくクリアなボーカルを届けられます。これで、観客とのコミュニケーションに集中できるようになります。

Wedgeモード:スピーカーを横向きにする

Thumpv4は、横向きに置いてステージモニター、いわゆる「ウェッジモニター」として簡単に使用できる形状になっています。実際、この用途で優れた性能を発揮できるように設計されています。Voicingモードボタンを使ってWedgeモードを選択するだけです。Wedgeモードでは、Thumpv4をステージモニターとして使用するために、内部でいくつかの重要な処理が行われています。まず、低域を抑えています。なぜでしょうか? スピーカーの側面を床に接して設置すると、共鳴によって低音が増強されるため、それを補正する必要があるからです。次に、中域の一部を抑えています。中域は音が重なりやすく、耳につくサウンドになりがちな帯域です。ステージモニターは、アーティストが自分自身の音を聞くためのものですが、こうした中域の音が積み重なると、その妨げになることがあります。そのため、中域を抑える必要があります。ライブサウンドエンジニアは、こうした調整方法を熟知しています。そしてSoundCheck DSP™も同様です。

使用例:自分のモニター環境を自分でコントロールしたい

客席に届けるサウンドについては会場を信頼できたとしても、自分が使用するモニターにはこだわりがあるかもしれません。多くのアーティストは、自分専用のインイヤーモニターシステムを使用しています。これは効果的な方法ですが、システムが複雑になりやすく、かなり高価になることもあります。もうひとつの選択肢は、自分専用のステージモニターを用意してライブに持ち込むことです。シンプルなシステムのまま、どのライブでも自分専用のモニター環境を確保できます(しかも、耳に何かを装着する必要もありません)。一般的なPAスピーカーを買って「うまくいけばいい」と期待するのではなく、Thumpv4を用意してWedgeモードを選択しましょう。これだけです。自分専用のモニターが完成します。

Instant Setup Features:SoundCheck DSP™は難しいライブ現場にどう対応するのか

ライブを長く経験している人なら、なぜか次々とトラブルが起こる「厄介な」現場を経験したことがあるでしょう。どのVoicingモードを選択しても、サウンドチェック中にはさまざまな問題が発生する可能性があります。そこでSoundCheck DSP™には、ライブ現場で起こりがちな問題を解消するために設計された、3つのセットアップ機能も搭載されています。これらの機能は、サウンドを「最適化する」というよりも、自分で対処する必要がないように「問題を解決する」ためのものです。Music Ducking、Feedback Eliminator、Outdoor Modeは、プレッシャーのかかるライブで状況が混乱したときに頼りになる機能です。

それぞれがどのように機能し、いざというときにどのように役立つのかを見ていきましょう。

Feedback Eliminator:フィードバックは過去のものに

ライブサウンドでは、さまざまなトラブルが起こる可能性があります。しかし、その中でも特に厄介な問題があります。間違いなく最悪なのが、マイクのフィードバック(ハウリング)です。フィードバックが起きれば、会場にいる誰もがやっていることを止め、耳をふさぎ、思わず悪態をつき、そして最後には、あの耳をつんざくような音を出したのは誰なのかと、その原因を探し始めるでしょう。不快なだけでなく、マイクのフィードバックが起きると、PAを担当している人が未熟に見えてしまいます。だからこそ、私たちはフィードバックを過去のものにしました。Thumpv4スピーカーのFeedback Eliminatorをオンにすれば、まるで魔法のようにマイクのフィードバックを取り除くことができます。これで最悪の事態を心配する必要がなくなります。プレッシャーのかかるライブ現場では、心配事がひとつ減ることになります。

もちろん、本当に魔法というわけではありません。しかし、まるで魔法のように機能します。そして実際、その技術はかなり優れたものです。Feedback Eliminatorをオンにすると、マイクのフィードバックが発生していないか、常に信号をスキャンします。フィードバックを検知すると、その原因となっている周波数を特定し、フィルターを使って抑制します。最大6つの異なる周波数に対し、6つの異なるフィルターを使って同時に処理できます。必要な操作は、ボタンをひとつ押すだけ。魔法みたいでしょう?

厄介な状況:カラオケのライブサウンドを担当する

マイクのフィードバックが厄介な理由のひとつは、必ずしもPA担当者のせいとは限らないことです。単に、歌っている人がマイクの扱い方を知らない場合もあります。カラオケバーのライブサウンドエンジニアなら、毎晩のように初心者の歌い手を相手にすることになります。そして正直なところ、その多くはお酒に酔っています。そんな人たちの中には、何も気にせず踊り回り、まるでわざとフィードバックを起こそうとしているかのように、誤ってマイクをスピーカーへ直接向けてしまう人もいるでしょうか?はい、います。そういうことは起こります。毎晩のように。そんなとき、Feedback Eliminatorはあなたを守ってくれる心強い存在です。

Music Ducking:ちょっとアナウンスをしたいときに

Music Duckingは、SoundCheck DSP™の中では、おそらく最も「ニッチ」な機能でしょう。しかし、音楽を流しながらアナウンスをする必要があるユーザーにとっては、まさに夢のような機能です。まず背景を説明しましょう。Thumpv4スピーカーの背面にはミキサーが内蔵されており、複数の音源を同時に接続できます。一般的な使い方としては、チャンネル1にマイク、チャンネル2にDJコントローラーやレコードプレーヤーなどの音源を接続します。それぞれのチャンネルのゲインを設定すれば、準備は完了です。しかし、曲の途中で突然アナウンスをしなければならなくなった場合、ひとつ問題があります。話している間だけ音楽のレベルを下げ、アナウンスが終わったら元に戻す必要があるのです。このためだけに別途ミキサーを購入することもできます。あるいは、Thumpv4スピーカーを選び、Music Duckingをオンにするだけでも解決できます。Music Duckingは、マイクに向かって話すと自動的に音楽の音量を下げます。そして話し終わると、音楽の音量を徐々に元に戻します。まるでプロが操作しているかのように。

厄介な状況:ウェディングDJをしていて、進行上のトラブルが発生

ウェディングDJとして最高の瞬間は、その日の大切な場面に訪れます。新郎新婦が挙式会場から退場するときに、完璧な曲を流す。披露宴では、絶妙なタイミングで定番の名曲をかけて、ダンスフロアを最高に盛り上げる。こうした瞬間こそ、あなたがDJとして素晴らしい仕事をしていると実感できるときです。しかし、この仕事にはそれほど楽しくない一面もあります。何か問題が起きたときには、その対応にも協力しなければなりません。なぜなら、マイクを持っているのはあなただからです。急な予定変更をゲストに伝えたり、駐車場をふさいでいる車について案内したり、そのほかの連絡事項を伝えたりと、会場の雰囲気を盛り上げながらアナウンスもしなければならない夜があります。こうした細かな対応が積み重なると、せっかく作り上げた会場の雰囲気を損なってしまうことがあります。Music Duckingがあれば、その流れを止めずに済みます。マイクを手に取り、アナウンスをして、すぐにDJプレイへ戻るだけ。あとはThumpv4が、すべてがスムーズにつながるようにサポートしてくれます。

Outdoor Mode:屋外でも伸びやかな高音域を

Thumpv4スピーカーの背面にあるOutdoor Modeボタンが何をするものなのか、一度予想してみてください。そうです。スピーカーを屋外で使用するときに押すボタンです。SoundCheck DSP™は、高域をブーストすることで、スピーカーを屋外での使用に適した状態へ調整します。その理由は、低い周波数の音ほど、高い周波数の音よりも遠くまで届きやすいためです。この影響は、音が反射するもののない空間をまっすぐ進んでいく屋外では、特に顕著になります。Outdoor Modeでは、こうした屋外環境での音の変化を補正するために、適切な量だけ高域を調整します。

厄介な状況:直前になってイベントが屋外に変更された

あなたは屋内イベントの音響を担当しています。サウンドチェックは1時間前に終わり、ミックスも完璧に仕上がっています。ところが直前になって、天気が良いからという理由で、イベントを屋外へ移すことになりました。屋外でのイベント自体に問題はありません。しかし、困ったことがあります。すべての設定を屋内の音響環境に合わせて調整していたのです。屋外へ移動すると、当然サウンドの聞こえ方も変わります。最初からすべて調整し直さなければならないのでしょうか?スピーカーにSoundCheck DSP™が搭載されていれば、その必要はありません。Outdoor Modeをオンにすれば、細かく調整したミックスを崩すことなく、Thumpv4が屋外環境に合わせてサウンドを補正してくれます。

SoundCheck DSP™を使うには?

SoundCheck DSP™のメリットを活用するために必要なのは、ライブで使用するスピーカーとしてMackie Thumpv4シリーズを選ぶことだけです。Thumpv4シリーズは、周囲を振り向かせるほどの音量と深みのある低音を備え、最大音圧レベル(SPL)と低域のレスポンスにおいて競合製品を上回る性能を発揮します。しかし、Thumpv4を真に特別な存在にしているのがSoundCheck DSP™です。細かな調整をSoundCheck DSP™に任せることで、難しいライブをただ「なんとか乗り切る」のではなく、最高のパフォーマンスを実現することに集中できます。それこそがMackieの目指すものです。

プロフェッショナルなサウンドを、簡単に。

MACKIE

MACKIEはミキサーやスピーカー、レコーディング機器をはじめとした音響機器ブランド。コンパクトミキサーの名機と呼ばれる「CR-1604」は、高品質ながら小型軽量化を実現し、値段もお手頃。マッキーから「パーソナルミキサー」「パソミキ」という新カテゴリーが生まれました。ユーザー視線に立った製品開発により、世界各国でその品質と信頼性は高く評価され、プロオーディオの第一線において幅広いラインナップの製品が活躍しています。

 
 
 
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