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【配信】ポッドキャスト向けオーディオインターフェイスFOCUSRITE / Vocasterシリーズの使用感を徹底レビュー!

2022-09-07

テーマ:DTM・DAW

FOCUSRITE ( フォーカスライト ) / Vocaster

はじめに

本製品を使った筆者の感想は「これがあれば誰でも簡単に音質の良いラジオ番組作れるやん」でした。品質に大満足であり価格以上の価値があると感じました。音声配信を始めたいとお考えの方、最後まで読んでいただくことをおすすめします。

目次

  1. 開封編 付属品やシリーズ内での違いについて
  2. セットアップ
  3. Vocaster Hubと本体にある3つのボタンの機能について
  4. Hindenburg Liteでの録音、編集について

1. 開封編 Vocaster OneとTwoの違いについて

さっそく、Vocaster Oneの箱を開封 FOCUSRITEのインターフェイスを象徴する高級感ある赤と黒を基調としたデザインがモチベーションをより高めてくれますね。つまみは入出力のVOLUMEコントロールのみというシンプルさ。下側にある3つのボタンについては追って説明します。

側面はこんな感じ、マイク入力、スピーカー出力に加え、スマホのようなマークがあることにお気づきでしょうか。なんとこちらTRRSケーブルでスマホを繋いで通話音声を取り込むことができます。また、カメラへの音声出力用の端子も備えていて動画撮影時の音声録音としても使えるわけです。

今回はレビュー用にもう一つご用意!
Vocaster Oneよりワンランク上のモデルであるVocaster Twoとヘッドホン/ダイナミックマイクが付属したVocaster Two Studio。

取り出してオーディオインターフェイス本体を並べてみると…

こんな感じ

大まかに20cm前後といった大きさです。Oneとの違いはマイク入力とヘッドホン出力がそれぞれ2つある点。つまり、Vocaster Twoならゲストを加え、2人が演者となる収録にも対応できます。

しかしそれだけではありません。皆さんは上の画像をみてもう一つの違いにお気づきでしょうか。そう、Bluetoothのマークがあります。
Vocaster TwoはTRRSで接続するだけでなくBluetoothでスマホとペアリングすることで音楽を流したり通話を取り込むことができるんです。

PCとの接続ケーブルはどちらも共通してUSB TypeC-Aのものが付属してきます。Vocasterシリーズはバスパワーのため接続先のPCから電力が供給され、電源ケーブルは必要としません。

左:HP60v、右:Vocaster DM14v

画像左は密閉型ヘッドホン「HP60v」、右側はVocaster Two Studioに付属するダイナミックマイク「Vocaster DM14v」。

ちなみにVocaster One Studioの場合はヘッドホン「HP60v」、ハンドヘルド・タイプのダイナミックマイク「Vocaster DM1」が付属します。

「音声配信やナレーション録りを自分でやってみたいけどパソコン以外に何も持っていない」という方はセットで購入されることをおすすめします。

2. セットアップ

Vocaster Oneにケーブルを繋いでいくとこんな感じに。
今回はVocaster Two Studioに付属するマイク「Vocaster DM14v」とモニターヘッドホン「HP60v」を繋いで検証。せっかくなのでデスクアーム型のマイクスタンドにマイクを取り付けて使用してみることにしました。

続いてPC側のセットアップへ

メーカーページで製品登録を行ったあとは案内に従ってVocasterのコントロールを行うアプリケーション「Vocaster Hub」をインストールします。

これでもかというくらい丁寧な動画解説で各機能とセットの仕方について説明してくれます。慣れていない初心者にも安心だと感じました。

3. Vocaster Hubと本体にある3つのボタン機能について

コントロール用のアプリケーションVocaster Hubでは各入力出力ボリュームを調整できる他にもいくつかの機能があります。中でも代表的な機能が「Auto Gain」「Enhance」「Mute」。

それぞれの機能は
Mute:マイク入力音声をミュートできる
Enhance:プリセットを選択することで場面に応じた音質にできる
Auto Gain:ボタンを押して話すことで最適なマイクレベルに自動調整できる

本体の下側にあった3つのボタンはこちらの機能をワンタッチで使用できます。例えば音声配信中に急にくしゃみをしたくなった時はこのMuteボタンを押せばくしゃみの音が消せるわけです。

3つの機能の中で特にすごいと感じたのが「Auto Gain」
実際にボタンを押すと計測がスタートして、、、

10秒しゃべり続けていれば自分であれこれしなくてもマイクの音量調整が完了。
非常に短い準備時間で録音へ移ることができます。
なお、Vocaster Hubを使わなくてもボタンを長押しするだけで設定可能です。

4. Hindenburg Liteでの録音、編集について

セットアップが終わり音声録音へ

Vocasterシリーズを購入しユーザー登録を行うと録音用ソフトウェアHindenburg LiteとHindenburg Pro(6ヶ月間の無料トライアル)をダウンロードして使用することが可能。

今回はHindenburgを使用して録音にチャレンジしていきます。

実際にHindenburgで録音をしている画面はこんな感じ
使用方法については動画でも公式で解説がありますので参考までに

【公式解説】

疑似ラジオのような感覚でPC側では音楽を流しながらその音声をループバック機能でトラックに録音しつつ、マイクで喋った音声を別のトラックで同時にレコーディングしてみました。
録りながらも感じていましたが、再生してみるとやはり 音が良い ですね。特に人の声は非常にクリアに録れました。録音したファイルを他のスタッフにも聞かせたところ「実際にそこで喋ってるみたい」との感想も出たほど。

さらにこのHindenburgですが

音声をカットしたり、ボリュームを整えたりEQやコンプをかけたりかなり直感的に音声編集が可能です。このソフトで編集した音声を書き出せば配信用のデータが出来上がります。
付属するソフトウェアでここまでできるとは、、、DAWをお持ちでない人にも安心ですね。

あとがき

いかがでしたでしょうか。ZOOMミーティングやOBSでの配信、YouTubeライブなど配信のあらゆる場面で活躍してくれると感じました。スマホ・PCの普及とともに、配信が身近なものになってきた昨今ですが、Vocasterシリーズを手に入れて周りの配信者との音質に差をつけてみてはいかがでしょうか。この記事を読んでいただいた方に少しでもFOCUSRITE / Vocasterシリーズの魅力が伝わっている事を願うばかりです。

サウンドハウススタッフ

サウンドハウススタッフによるブログです。 ここでしか聞けない、サウンドハウスのスタッフだからお届けできる、とっておき情報が満載です!本音トークもあるよ♪

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