
私が以前やっていたバンドを久々に復活させライブを敢行しようと、2020年から少しずつ準備を開始していたのですが、自粛モードに終わりが見えない中、練習スタジオでの集まりさえもメンバーが躊躇。そのまま2年が過ぎようとしております。
昔観に来てくださった方々からはいつスタートするのかのお声に、お応えできずに実に不甲斐ない日々を送っております。
そんな日々の中、私のヒーローバンドではギターと歌だけで、レアナンバーもとりいれながらフェイスブックにてライブ配信を行っておりました。
ライブハウスで観たときには味わえないような、オーディエンスとのユーモラスなやり取りが何とも楽しく、新しいパフォーマンスのありかたを教えてくれた気がしました。
そして2022年、再結成までに書きためた新曲を中心にギター一本と歌だけというスタイルにて、フェイスブック友人限定の配信ライブをやろうと決意。
それも我が家の食事部屋をステージにした、照明機器もなしのシンプルなライブ。名付けて『ライブ・フロム・ザ・キッチン』!

しかしどうやってやろうかと悩んでいたところ、会社の上司に相談した時に知ったのがこのゼンハイザーのスマホ配信用マイクキットMKE200 Mobile Kit!!
SENNHEISER ( ゼンハイザー ) / MKE 200 Mobile Kit

さて、開けてみましょう。

コンパクトなサイズの三脚。なんと、見るとマンフロット製!
テンションあがります。
そしてスマホを固定するブーム部分を設置。

ブーム上部分にキット付属のマイクを設置します。固定ダイアルをきっちりとしめましょう。

スマホを固定したら、付属のケーブルを繋げます。

両方TRSと片方TRRSのケーブルを二種が付属します。
TRRSのケーブルでトライしてみました。
マイク用のフードも付属しているので、お庭でやりたいという優雅な方は、フードを付けてやってみては?

さて、演奏は、ギターのアンプの音量を小さめにして歌はMKE200 Mobile Kitのマイクに向かって行うという実に簡単な方法にします。
試しに少しばかり録画をしてチェックしてみたところ、
ワタクシの愛器であるリッケンバッカーの音色も伝わるようで、一人でしかも初めてセッティングしたにしては、上出来かなと思いました。
よし、これで準備OK!

実をいうと、このライブの客席側では妻と子どもたちがコタツで寝転がりながらスマホいじりをしてまして…
こちらのテンションとの落差が気になりますが、オーディエンスのために演るのですから、意に介さず。ライブに集中!

床にはPCを置いて、演奏している姿や、みんな観てくれているかを眺めながらライブを開始。
ライブ中、曲間でのMCの際には、昔対バンをしたバンドのメンバーや、同級生からのコメントもあり、以前ライブハウスで演奏していた時には言わないような、昔のバカ話で盛り上がるなど実にリラックスして演奏することができました。
また家の中、しかもキッチン部屋の明るい場所での演奏というのも新鮮でした。
終わって、機材を撤収した後に出てきた夕食が、実に美味でした。

これからもMKE200 Mobile Kitを使って定期的にこの『ライブ・フロム・ザ・キッチン』をやってみようかと思います。