このブログの PART 1では、2019年のInter BEEにて最新の映像機器、定番の名機たちに触れながら、映像機器の未来を予想してきました。
勿論そこでは紹介しきれなかった名機、最新機器がたくさんあります!そこで今回このPART 2でもInter BEEで触れてきた印象深い製品やブース演出をご紹介していきたいと思います。

放送用/業務用の映像関連機器に特化した専門メーカーとして実に40年の歴史を持つIMAGENICS。人気の4K対応のセレクター HVS-41、US-42をはじめ、高性能機器を一気にながめられる、かなり濃いブースとして強く印象に残っています。
中でも目を引くのは2020年発売予定の新アイテムSL-U62。

SL-U62は、4K マルチシグナルに対応したシームレス・マトリックス・スイッチャーです。
HDMI、DVI、アナログRGB、アナログコンポーネント、コンポジットビデオ、S ビデオの各信号を入力し、各々の信号を任意の解像度へスキャンコンバートして出力できます。
カットアウトやフェードなどの効果によるノイズのない切り替えという点も魅力的です!映像出力はHDMI信号、CAT5e/6信号に対応し、同時出力も可能。全映像入力端子にEDIDを読み込んで保持するエミュレート機能も搭載。映像のアーカイブ化を高画質、高音質で実現できる1台です。

コンパクトなブースでも圧倒的な存在感を放っていたZOOM。私のお目当ては4KハンディビデオレコーダーのQ2n-4K。まず初めて手に取った時、このコンパクトさに驚きました。

このサイズで超高解像度の映像と最高24bit/96kHzのハイレゾ音質を収録できます。
FacebookやYouTubeなどでストリーミング配信も可能ということで、ライブイベントのネット中継にも使いやすそうです。ミュージシャンのための4Kカメラというキャッチフレーズ通り、アクティブにバンド活動する方から、音楽紀行を伝えたいような方にもおすすめかと思います。私もこれを携帯して、以前ブログで書いたブリティッシュ・ロック旅行にまた行きたいです!
さて、Inter BEEで触れた映像機器を2回に渡ってご紹介してきましたが、まだまだ、ご紹介しきれない製品や、メーカーのブースが沢山ありました。次回は全日程回ってレポートしたいと思います。
Inter BEEでは音響機器にも少し触れてみましたので、次回は音響編をお届けします。