現場のDJやクラブオーナーにとって、最も怖いのは機材トラブルではないでしょうか?
特に、盛り上がったお客さんによるドリンクこぼしや、DJ転換中のブース内で機材をぶつけてしまうなど、肝を冷やす場面は多々あるかと思います。タンテやCDJなど、DJ機材は安くないので、現場では長く安全に使い続けられる工夫が必要です。
近年DJの現場で常識になりつつあるのがこちら、
「使わないときはDECKSAVER ( デッキセーバー )かぶせとけ!」
要するに機材にふたをしてドリンクこぼしや接触トラブルなどから機材を守ろうということです。特にヨーロッパのクラブをはじめナイトクラブ界隈では業界標準になりつつあります。
【DECKSAVER (デッキセーバー)とは】
DECKSAVER (デッキセーバー)とは2008年、イギリスの北部リーズにてMustafa El-Etriby氏が設立したDJ保護カバーのブランドです。デッキセーバーの保護カバーの素材には、防弾ガラスでも採用されている非常に丈夫なプラスティック素材であるポリカーボネートを使用しています。
モデルごとに本体の輪郭にぴったりとフィットし、ほこり、液体、スモークの煙、衝撃などから機材を守ります。保護カバー自体は非常に薄型なので、機材運搬のためにケースに収納する際も、大抵のケースでしたらDECKSAVERのカバーをかぶせた状態で収納いただけます!
DJさんの強い味方のDECKSAVERですが、機材カバーとしての強さをチェックしてみましょう!
【DECKSAVERのカバーの強さを検証!】
DECKSAVERの機材カバーの強さを動画で見てみましょう!
VS. スパナ
VS. DJ CITY解説の男性のジャンプ
VS. 自動車(ワゴンタイプ)
引っかき傷にも負けず、大男のジャンプにも負けず、推定1tのワゴン車に踏まれても負けません!タフネスぶりに非常に驚きです。日常的なクラブでの衝撃などであれば全く問題なさそうですね。業界最高基準というのも納得です。
DECKSAVER本国のサイトを見てみると、創業者のMustafa氏の弟が大切にしていたPioneer DJのDJデッキを、うっかり壊してしまったことがDECKSAVERを作るきっかけになったそうです。兄弟愛を感じます。実はMustafa氏も元々DJだったとのことで、DJのニーズを完璧に抑えた製品になっていますね!
DJブースのマストアイテムに
国内でももっとDECKSAVERの認知度、普及率が高まることを祈りつつ、海外での導入例を紹介します!
Space (スペイン・イビサ島)

SL-1200、CDJ-2000NXS2、DJM-900NXS2などプロユースの本体物がみてとれます。
ミキサーカバーには12インチサイズのDJミキサーに広く対応するDS-PC-DJM800を採用しています。
12インチ規格のDJミキサーとして、下記モデルもDS-PC-DJM800に対応します。
DJM-500、DJM-600、DJM-700、DJM-750、DJM-800、DJM-850、Xone : 43、Xone : 62、Xone : 92、Xone : DB2、Xone : DB4、Xone : PX5、DNX 1100、DNX 1600、DNX 1700
fabric (イギリス・ロンドン)

ロンドンのクラブシーンを牽引する伝説的クラブfabric。ミキサーにはフィルターのかかり具合に定評のあるALLEN&HEATH / XONE:92、サイドにはSL-1200シリーズのターンテーブル、正面にはCDJを3機というセッティング。レイブカルチャーの息づく貴重なナイトクラブです。
Ibiza Rocks (スペイン・イビサ島)

Ibiza Rocks Hotel(イビサ・ロックス・ホテル)というホテル内に設置されたDJブース。外気や砂ボコリにさらされる可能性があるロケーションではDJ機器のプロテクトは必須です。