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ジョンメイヤー来日!

2019-05-06

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」

こんにちは。sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
Twitter: https://twitter.com/sukutakafumi

先日、私も大好きなアーティストであるジョン・メイヤーが来日しました。

ジョン・メイヤー来日公演

日本武道館2DAYS、凄まじいバンドメンバーでした。

バンドメンバーは以下です。
Pino Palladino(ピノ・パラディーノ) - bass
David Ryan Harris(デヴィッド・ライアン・ハリス) - guitars
Isaiah Sharkey(アイザイア・シャーキー)- guitars
Aaron Sterling(アーロン・スターリング) - drums
Aaron draper(アーロン・ドレイパー) - percussion
Jamie Muhoberac(ジェイミー・ムホベラック) - keys
Carlos Ricketts(カルロス・リケッツ) - vox
Tiffany palmer(ティファニー・パーマー) - vox

サポートギタリストに、最近流行っているneo soul スタイルのギターを弾くアイザイア・シャーキーがいたのも特筆すべきことです。
ベースのピノ・パラディーノも、大きくバンドサウンドに貢献していました。

上記メンバーの他、なんと初日はゲストにエド・シーランが飛び入り参加。
お互いの曲を一曲ずつやってくれたのも面白かった!
曲はそれぞれの代表曲、Beliefと、Thinking Out Loud。

話は変わってジョン・メイヤーについて。
今でこそ3大ギターリストや名シンガーソングライターとして名を馳せる同氏ですが、デビュー当初、本国のアメリカではアイドル扱いでした。

ファーストアルバムである、Rooms For Squaresでは、アコースティックギター主体の爽やかでメロディー豊かなポップソングを押し出してます。
この頃は、ライヴ以外ではいまのようにブルージーなギターを弾くことも少なかったです。
その後、一番の方向転換というか、いまのようなジョンらしい曲を出し始めたのはCONTINUUMというアルバムからです。

このアルバムでは、ドラムはスティーヴ・ジョーダン、ベースはピノ・パラディーノが中心となり、プロデューサーもスティーブが務めています。
発売されたのは、2006年なのでいまから13年も前のアルバムなのですが、いまでも聴いてられる永遠のマスターピース。
まさに名盤だと思います。
Slow Dancingや、Gravity、Beliefなどいまでもライヴで欠かせない曲が満載です。

また、すごいのは、

1、一つ一つの楽器の奏者のレベルが極めて高い
2、シンプルなアレンジで聴かせることが出来ている
3、いろんな音を多重録音して積み上げているわけではなく、あくまで主軸はバンドサウンドで、緩急がある

普通の人が考えずにやると、ただのスカスカなバンドサウンドになってしまうのですが、、、

ジョン・メイヤーはさらにその後、方向転換をします。
顕著なのはBorn and raised。
このアルバムではNeo Countryと言うべきなのでしょうか。カントリーに寄った新しいポップサウンドを展開してます。
なんと言うか、自然で素晴らしいアルバムです。
初期のジョンのようにとっつきやすいわけではないのですが、何回も何回も聴いているとスルメイカのように味が出てくるアルバムだと思ってます。

そして近年のThe search for everythingでは、1980年代の雰囲気というか、Neo Discoサウンドのような踊りたくなるような曲から様々な曲が入ってます。
このアルバムもすごいです。ジャケットも個人的に好きですし、neo soulな雰囲気を感じ取れるアルバムです。
ギターサウンドは古いブルーススタイルが主軸なのに、一切古く感じさせない。
洗練されており、センスが良すぎるというのが個人的見解です。

ジョン・メイヤー

ジョン・メイヤーというアーティストは、ギターが上手いだけでなく、その時代の流れに沿って曲を作りこむのも上手いなと思います。
自分自身がやりたい曲を作るというのもあると思うのですが、その時代の雰囲気や空気を感じとって自分のスタイルに当てはめ、曲を作っているのではないかと思うのです。

おそらく家でこもってギターを弾いたりするより、クラブとか行ったり、それこそ若い世代とかと遊んで、外に出て文化、時代の流れを掴んでる気がします。

ギターの練習をすることはとても大事ですが、何かを感じ取り、それを表現をするには人生経験が必要だなと思います。
ただ遊んだりするだけでは意味がないので、どこかで感じ取った文化や、表現の仕方をどうギターや音楽に変換していくか、頭を使わないといけないなと思ってます。

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sukuta takafumi

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