こんにちは。sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
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先日発売されたCULT TS808 1980♯1 FOR PLAYERS-Pilot Runと通常の 1980♯1 Cloning mod を比べてみましたので聴いてみてください。
まずは、動画を作成しましたので、よろしければ見てみてください。
いかがでしたでしょうか。
通常の1980♯1 Cloning mod と FOR PLAYERS-Pilot Runは、根本的に違うモディファイものではなく、ちょっとした改良を加えているものなので、もしかしたら分かりにくいかもしれません。
ところが、実際に弾いてみるとかなり違いが感じられます。
CULTからのコメントとして、通常のCloning modは、わざとビンテージライクにするために劣化するように出来ており、FOR PLAYERSにはそれがないというところ、また意図的に、低音が出るように改良をされているとのことです。
確かに弾いてみると、低域が出るようになっており、全体的に音像もクリアになった気がします。
歪み方も何気に少し違う。

何というか、FOR PLAYERSの方が、サステインが短くブルースよりに感じます。
用途で言えば、歪み系として単体で歪ませて使うというより、クリーンに近いセッティングでアンプをブーストさせたり、補助的な役割の方がFOR PLAYERSは向いてると思いました。
すなわち、CULTの細川氏が推奨しているように、レベルは全開、歪みはなるべく抑えて、TONEは13時に設定をして使うと低域もクリア、音もクリアに聴こえ音像がはっきりします。
また通常のCloning modはどのギター弾きでも好きだろうと思われる設定にチューニングされていたこともあり、コンプ感もそれなりにありました。
ところがFOR PLAYERSは少しコンプ感が抑えられている。

特筆すべき点は、すなわちピッキングのニュアンスに長けているといったところでしょうか。また音が開放的であるため、ラウドに弾ける。
ですが、万人受けは間違いなく通常のCloning modではあると思います。
またPOPのバッキングや、歌モノのバックをやる方なら通常を選んだ方が良いと思います。
逆にパンチのあるブルースロックや、ひとくせ出したいプレイヤー、自分の好きなアンプを持っている人は、FOR PLAYERSを選んでも面白いと思います。
そもそも各自の環境によりこの2台の違いにこだわるべきなのか、、、、
自分のスタイルや、環境によって考える必要があります。
ちなみにFOR PLAYERS単体での動画は以下です。
単体同士で前回の私の記事と聴き比べても良いかもしれません。
前回は、通常のCloning modの動画を載せています。
どちらも全く同じ環境で比べています。参考になればと思います。
FOR PLAYERSはPilot Runであり、完成してないので今後の完成品が楽しみです。
これが購入者の意見をくみ取りどのような方向になっていくのか、TS好きの私としてもすごい楽しみです。
皆様もぜひ使ってみてください。
また私、sukuta takafumiはレビュー動画、記事作成のため機材をお貸しいただけるメーカーさん、個人ビルダーの方問わず募集しております。お気軽にご連絡ください。
●【CULT TS808 1980 #1 Cloning mod】弾いていて気持ち良いペダル