こんにちは。こちらに投稿させていただいておりますYoshitakaです。
ギター・ベースというものは、買って終わりではなく、メンテナンスがついて回るものです。
特に高温多湿の日本では、作りがよく頑丈と言われる国産楽器でも季節による変化はあるもので、さらには日々の練習で弦交換やクリーニングは必須となります。アマチュアではありますが、サウンドハウスさんで購入し活躍しているものを中心に、メンテ小道具を紹介させていただきたいと思います。
1. 作業用のスタンド兼小物置き
ギターメンテは、工房さんなどではしっかり専用台に寝かせて調整することが多いのですが、アマチュアでスペースも無い私にとっては、コレが大活躍しています。
PLAYTECH ( プレイテック ) / GSTH ギタースタンド&スローン
元々は折り畳み式のギタースタンド兼演奏用スローン(椅子)ですが、弦交換などの際、椅子部分に小物を置いて上から見ながら調整すると凄くラクです。不注意な私はよくギター関係の小物をなくすのですが、交換用弦、ストリングワインダー、アーレンキー、ポリッシュ、ストリングゲージ、ニッパー、チューナーなどを椅子の上においておくと、かなり順調に作業ができます。邪道かもしれませんが、弦交換も立て掛けておこなった方が、私の場合確実に行えます。特に弦の巻回数を統一させたいので、しっかりギターが固定されて、弦を引っ張れる状態になるのはありがたいです。
メンテナンスに役立つギタースタンド&スローンと小物
2. ストリングワインダー
ペグ回し(ストリングワインダー)があるとないで全然違うので、何かのついでに購入しておくのがよろしいかと。PLAYTECH ブランドからもお求めやすいものが出ています。
PLAYTECH ( プレイテック ) / String Winder
3. ポリッシュ&クロス
私がギターはじめた数十年前は、金属用と木材用などでポリッシュも分かれていた記憶がありますが、最近は金属部も本体木材部も対応できる良質なものが出ています。
私はこちらを使用。薄く拭く程度、少量でOKです。他にもKENSMITHあたりからも出ています。
DR.DUCK’S ( ドクター・ダックス ) / AX WAX & STRING LUBE 120ml
クロスもセットで複数枚購入しておくとよいと思います。
PLAYTECH ( プレイテック ) / PTC30 クリーニングクロス
4. ストリングアクションゲージ
String Action Gaugeとは主に弦高を図るための定規です。ギター・ベースのコンディションはたいがい季節によって変わってきます。弾きづらくなった等の感覚がもちろん大切ですが、自分が安定して弾いている弦高は知っておいた方がよいと思いますし、エレキギターのブリッジ調整などをご自身でする際に必要になってくると思います。また、ギター・ベースをフリマなどに出品する際、サドルの高さや弦高などを書いておいた方が安心されますし、書いてないと質問されると思います。
ちなみに私はこれに似たものを使っています。ひとつあるとかなり重宝します。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / DGT04 Action Gauge
※なお、トラスロッドやサドル・ナットの調整はメーカーが専門家に任せるよう取扱説明書に書いているケースが増え、アーレンキーが付属しないメーカーもあります。軽い順反りなどは、弦を弛めてしばらく放置で様子見など、無理のない調整を勧めているので、メーカーや販売店さんの取扱説明書はしっかり読んでおくことも大切です。
5. 100均ショップなどで揃う優れモノ
- 埃を飛ばすブロワー(カメラ・パソコン用でも可)
- コスメ用のメイクブラシ
ピックアップの隙間とかブリッジなど埃が溜まりやすいところを日々軽く掃除するのにあると便利です。またメンテ道具一式と替え弦などを入れておく、A5サイズのインナーバッグなどもお勧めです。
日々の手入れ用、ブロワーとメイクブラシ
6. その他用意しておいた方よいもの
弦やブリッジピンなどのギター用消耗品以外に、DIYでも使用している道具があると便利です。特にドライバーや小型モンキーレンチは、ラジコンやスポーツサイクルなどでも使用可能なしっかりしたものがあるとネジ山を潰すリスクが減ると思います。
- 弦交換用のラジオペンチ、ニッパー
- ペグトルク調整等のためのドライバーニッパー
- ナット緩み対策などのための小型モンキーレンチ
- トラスロッド調整用アーレンキー(自信のある方)
- 接点復活剤、
- フルアコで弦交換する場合はマスキングテープ(ブリッジの場所を仮で位置づけ)
- アクティブベース・エレアコ用の新しい電池 など
特にアクティブベースやエレアコなどは弦交換や定期メンテの際に電池交換をしておいた方がよいです。ふたを開けて初めて18V駆動(9V×2)だったとわかることもあるので、購入時に確認しておくことをお勧めします。
以上
長文お付き合いありがとうございました。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
投稿についての詳細はこちら