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6万円でプロが使えるギターが買える時代になりました

2021-09-17

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」

みなさんどうもこんにちは!名古屋でギター講師をやらせていただいてます、きとうゆうきです。

サウンドハウスをボケーっと眺めたりすることがたまにあるんですが、やっぱりギターって安い買い物じゃないですよね。

とはいえスペックとかみてもよくわからんし、ネックの感じとかボディの形とか、そもそも見た目がどうこうとかギターを選ぶ軸っていうのは本当に多種多様だと思います。

その中でも、中級者以上ともなるとやっぱり目に入ってくるのは「品質」じゃないかなと思います。

初心者の場合は最低限の品質が担保されていさえすればあとは自分の好みのギターでテンション上げていっぱい弾く、というやり方で良いと思っていますが中級者以上だと事情が変わってきます。

そんな中で、

  • 低予算
  • 品質がいい
  • 見た目もそこそこ良い

上記の条件をクリアしようとすると自然とハードルが高くなってしまいます。

しかし!今回はゴリゴリのプロも最前線で使っているギター、しかも6万円台で買えてしまうギターをご紹介していこうと思います。そう、お察しの通りPacifica一味です。

■ 6万円台で買えるギター①:YAMAHA PAC612VIIX

YAMAHA ( ヤマハ ) / PAC612VIIX MSB エレキギター PACIFICA(パシフィカ)

● YAMAHA PAC612VIIXの特徴・仕様

それではトップバッターのご紹介です。 新しいデザインで生まれ変わったヤマハのPacificaの600シリーズとなります。

マッチングヘッドのデザインにプロの現場でおそらく求められるであろうSSHレイアウトを採用しています。

しかも、ピックアップはSeymour DuncanのSSLとCustom5が標準装備!
普通にピックアップ揃えるだけで数万かかります。

ブリッジは6点支持のWilkinsonでコイルタップスイッチまで搭載しているという至れり尽くせりな仕様となっています。

正直、仕様については旧パシフィカとあまり変わらないのですが、外見以外で変わった点はネックの「サテンフィニッシュ」だと思われます。手汗が多い方でも安心です。

● YAMAHA PAC612VIIXがなぜ「使える」のか

これについては半端な僕が説明するよりも「誰が実際に使っているか」を説明した方が説得力があるはずです。

MISIAをはじめとした、ゴリゴリのメジャー現場で活躍してきた職人芸のような流麗なプレイと豊富な知識で有名な「鈴木健二」さんのチャンネルで丁寧に解説されています。

ここからは僕の考えなんですが、日本のギターと海外のギターって良さの種類が違う気がします。
例えばFenderやGibsonだと気候やネックの調子によって「あれ?今日調子悪くね?」ってよく感じることが多いんですが...日本の、特に国産のギターって日本の気候にマッチしているんじゃないかな?と思います。

特にプロの現場だと「今日はこのギター調子悪いな」というのが許容されづらい世界なんじゃないかなと思います。そのため、「気候や環境に品質が左右されづらい」というのが条件としてかなり上に来るはずです。

そういった観点でPacificaを見た時に、6万円以上の品質的価値があるという判断をされたんじゃないかな?なんて思っています。

■ 6万円台で買えるギター②:YAMAHA PAC612VIIFM

YAMAHA ( ヤマハ ) / PAC612VIIFM IDB エレキギター PACIFICA(パシフィカ)

● YAMAHA PAC612VIIFMの特徴・仕様

正直なところ、仕様はほぼ同じです。
前述した通り、ネックがサテンかグロスかという違いくらいなもので、外観の変更が一番違うところなのかな?なんて思っています。

こちらはボディとネックにフレイムメイプルを貼っていてビジュアルが結構派手に映るのでPRSをはじめとしたビビッドな外観が好きな方にはこちらの方がハマるかな?

今、Pacificaがなんでこんなに人気なのか

ここまででPacificaがどれだけ有用なのか、というお話に終始してきました。
でも、「いやパシフィカって昔からあるじゃん」って思いませんか?なぜ今になって人気になったのでしょう?

僕が思うに、Pacificaそのものは昔から品質が良かったと思うんです。
けれど、昔はYouTubeやその他SNSが浸透していなかったりそもそもなかった時代です。

となるとどうしてもフィーチャーされるのは沢山の広告費をギター系雑誌に注ぎ込むことができるFenderをはじめとした大手だったのかな...と思います。(もちろんヤマハも沢山広告打ってるけど)

しかし、インターネットやSNSの普及とともに「価格以上の品質」という見えづらい価値が表に出てきたということで一躍脚光を浴びたんじゃないかなと思います。

これからも「価格以上」の品質のギターやアンプ、ペダルを探究していきたいと思います♪


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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きとうゆうき

名古屋で活動する現役ギター講師。ブルースやファンク界隈のセッションやライブで活動中。ブログやYouTube配信中!
WEB https://imokoyuki.com/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC55tuCEv06u-DF0GmY0MDAg
Twitter https://twitter.com/kitoyuki_guitar

YAMAHA / PAC612VIIFM IDB エレキギター PACIFICA(パシフィカ)

YAMAHA

PAC612VIIFM IDB エレキギター PACIFICA(パシフィカ)

¥81,500(税込)

エレキギター、PACIFICA(パシフィカ)シリーズ、PAC612VIIFM、ローズウッド指板、インディゴブルー

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YAMAHA / PAC612VIIX TGM エレキギター PACIFICA(パシフィカ)

YAMAHA

PAC612VIIX TGM エレキギター PACIFICA(パシフィカ)

¥79,200(税込)

エレキギター、PACIFICA(パシフィカ)シリーズ、PAC612VIIX、ローズウッド指板、ティールグリーンメタリック

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