前編はこちら⇒『社会人ベーシストのメインベース探し〜前編〜』

GWが近づいてきましたが、まだまだコロナは収まりそうにありませんね。楽しみにしていたサウンドメッセも中止になってしまいました。それでも仕事は普段通り、でも休日はステイホームだなんて言われても納得いかないところですね。まあGWはおとなしくしていようと思います。
さて、我慢の多い今日この頃、こんな時こそ楽器を買いませんか?いや買いましょう!さあネットでサクッと買っちゃいましょう!という話がこの記事、今回は後編です。
とはいえ、前回記事を読み返すとなんと内容のない……。正直書き始めたことを少し後悔していますが、書いてしまったものは仕方ないので少しでも内容のあるものを、と仕事しながら考えていましたが…………。
もう先に結論をまとめてしまいます!後半は思い出語りにします!
【購入した楽器】
■ベース
① Bacchus BJB-1R(2018.11):約2万円※
② YAMAHA BB235(2019.3):約4万円※
③ Fender Road Worn PB(2019.11):約12万円※
④ Bacchus HJB-4 Modern(2020.1):約7万円※
⑤ Ibanez BTB745(2020.3):約9万円
⑥ Atelier Z M245SM(2020.4):約12万円
⑦ Sterling by Musicman Ray34(2020.7):約6万円※
⑧ PLAYTECH PB(2021.1):約1万円(福袋)
⑨ YAMAHA BB735A(2021.2):約11万円
⑩ Ibanez SR306EB(2021.3):約5万円
⑪ Kanade SOUND DESIGN PJ(現在オーダー製作中):約20万円
合計11本、約90万円
はい以上!100万行ってると思っていた!ちなみに、
■ギター
① Fender Player Telecaster(2019.4):約7万円※
② MARTIN BACKPACKER(2019.5):約3万円※
③ YAMAHA Pacifica(2021.2):約6万円
ここまで加えると100万越えです。おめでとうございます。そこらのハイエンドベースが数本買えてしまう金額ですね。※の楽器は売却し手元にありません。ちなみに売却金額を合計したらざっと27万円ほどでした。
【よかったこと】
①自分好みのベースがだんだんとわかってくる
「なんで試奏しなかったの?」という声が聞こえてきそうですが、ベース歴が浅いうちは音の違いや弾きやすさの違いなんてまるでわからなかったのが実情ですので、試奏しても何もわからなかったと思います。あとコミュ障なので試奏のハードルはめちゃくちゃ高かったです。
だいたい1か月ぐらい弾くとなんとなく音の特徴や演奏性がわかってくることが多かったです。前回記事に書いた通り「ネック幅の違いによる演奏性」、「スルーネック構造のボディ鳴り」に加えて、「ボディ材の違いによる音の特徴」「5弦の必要性」など細かいことは書ききれませんが、一番の気づきは「ジャズべとプレベの音の違い」だったと思います。
エレキベースの基本形ともいえるジャズべとプレベ、初心者にとっては音の違いなんてわからないものです(あえてハムは書きません)。こうして楽器をとっかえひっかえしていく中で、ベースの種類による音の違いがわかってきて、「ジャズべの音が好きな時期」と「プレベの音が好きな時期」がループするようになりました。そのループを繰り返す中で、ふとあることに気づきます。
『PJって最強じゃね?』
そうです、ここで初期に購入し使用していたYAMAHA BBを思い出し、あのベースが自分の理想に近かったのでは?と気づくわけです。よく中途半端だのなんだのと悪口を言われるPJ。ユーザーも確実に少ないPJ。でもそれがいい。そうして手持ちを売却し購入したのがYAMAHA BB735A。想像通り、好みの音ドンピシャ。リアがあるかないかで結構音が変わるので、僕にとってはJがついているかないかで雲泥の差があります。もちろんPだけの音も好きなのでそこは使い分けですが。
Kanadeは前々から地元=滋賀のベースが欲しいと思っており、この春のリニューアルをきっかけについにオーダーしました。これが4弦のメインになります。5弦が欲しいときはBB。ジャズべはM245。この3本をメインで使用していく予定です。
Ibanezの6弦はただの興味です。別のライターさんが多弦狂でそそのかされました(半分本当です)。
②たのしい
もうあとはこれです。新しいベースが届いた時のワクワク感、初めて手に取り音出しした時の感動。何度味わっても最高です。ストレス発散です。働いているんだから贅沢してもいいでしょう。
【よくなかったこと】
①お金がなくなる
当然です。
②部屋が狭くなる
当然です。
③売却が面倒
これは個人的にはそれほど苦ではありませんでしたが、梱包作業など苦手な方は苦労すると思います。
④友達や家族に変な目で見られる
気にしないでおきましょう。
【まとめ】
楽器をとっかえひっかえすることに批判の言葉を目にすることはあります。でも先に述べたようにメリットもたくさんあります。もちろん自己破産はいけませんが、どうせ買うなら早く買ってしまいましょう。早く買っていっぱい経験を積みましょう。独学の初心者であれば必要な道のりです(知らんけど)。コロナに負けずにLet’s MNG!!!
【6本目】
Atelier Z M245SM
愛称:キューちゃん
愛称の通り、給付金で購入しました。きゅうりじゃありません。しっかり経済を回しました。アッシュメイプルでかっこいい。音もドンシャリ傾向でキレがあってかっこいい。ロゴもかっこいい。もう何もかもかっこいい。そんなベースです。
あと具体的な理由はわかりませんが、購入してきたベースの中で一番弾きやすいです。
【7本目】
Sterling by Musicman Ray34
愛称:たまごくん
STERLING ( スターリン ) / RAY34
ピックガードが丸いので。なんとかいう漫画のアキ君がスティングレイを使っているじゃないですか。でもスティングレイは高くて当時は手が出せなかったので、下位モデルのこちらを購入。見た目は好きでしたが、ちょっと僕には合いませんでした。
【8本目】
PLAYTECH PB
愛称:福くん
PLAYTECH ( プレイテック ) / PB450

サウンドハウスの福袋にて入手。正直1万円そこそこでこのクオリティはすごいと思います。どうやってコストダウンしているのか興味があります。 最初の記事で書きましたが、こちらは改造用。ピックアップをSEYMOUR DUNCANのSPB-3に交換し、かなりパワーアップしました。サウンドハウスで8000円ほどのピックアップですが、ベース本体と値段があまり変わらない……どうなっとんねん……。
ヘッドは田淵モデルをイメージして塗装しました。
【9本目】
YAMAHA BB735A
愛称:カフェ
YAMAHA ( ヤマハ ) / BB735A
色がダークコーヒーサンバーストなので。音にいい意味で特徴がなく、何にでも使える扱いやすいベースだというイメージ。基本パッシブで使用していますが、アクティブ使用時はEQのレンジが広すぎず非常に使いやすいので気に入っています。上位モデルの日本製のものになると値段が倍近くになり、パッシブのみとなるのでこのモデルが一番コスパが優れていると感じます。
【10本目】
Ibanez SR306EB
愛称:なし
某ライターさんが多弦狂とBassⅥ狂でなんだか興味が湧いて購入。
まだまだ扱えるほどの技術がありませんでした。そのうち練習しようと思います。
5万円そこそこでこのレベルの6弦が買えることにまず驚きました。いい音します。
【11本目】
Kanade SOUND DESIGN PJ
愛称:考え中
私のイチオシブランドです。滋賀のAltero Custom Guitarsがプロデュースしているブランドで、ハンドメイドながら比較的手の届きやすい価格にてクオリティの高い製品を販売されています。お店で実物を見てずっとほしいと思っており、最近リニューアルしたのでオーダーしました。夏~秋ごろの完成予定。メインベース探しの終着点です。
コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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