
みなさんどうもこんにちは!ギター講師のきとうゆうきです。最近はKemperやAxe FX IIIなどなど、超高級マルチエフェクターをはじめとしたエフェクターが人気を博していますね。
Kemper / マルチエフェクター一覧
Axe FX III / マルチエフェクター一覧
一方で、そういったマルチエフェクターってスイッチャーと切っても切り離せない関係性にあるんじゃないかな?と思います。
僕は普段Eleven Rackを使うことが多いのですが、Midiスイッチャーを買ったらQOLが半端なく上がったので今回はスイッチャーについてご紹介したいと思います♪
それでは早速紹介していきましょう。
この記事でわかること
- MIDIスイッチャーの概要
- MIDIスイッチャーのメリット
- MIDIスイッチャーのデメリット
MIDIスイッチャーとは

それでは早速、MIDIの概要について説明していきたいと思います。
MIDIとはなんぞや?っていうところなんですが、Wikipediaにはこう記載されていました。
MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)は、電子楽器の演奏データを機器間で転送・共有するための共通規格である
うんうん、なるほど。わからん。
めちゃめちゃ要約すると「情報のあるデータを送信したり受信したりできるもの」っていうところなのかなぁと思っています。DTMをやっている方はご存知の方も多いと思いますが、MIDIキーボードで送信したデータはパソコン上に音程の情報を持つデータとしてPC側で受信することができますよね。同じ原理をスイッチャーでも行っていることになります。
MIDIスイッチャーを使うメリット
それでは、ここからは「なぜMIDIスイッチャーを使うのか」について説明していこうと思います。
MIDIスイッチャーのメリット①:楽だから
正直、これに尽きる気がします。
例えば、STRYMONのTime Lineのような高性能のディレイだったり、マルチエフェクターを持っていたとしましょう。しかし、Time Line本体で制御できるのはAとBとタップテンポしかありません。ライブで使うとしたら、最低でも4曲や5曲は演奏することになるので、ペダル部分を長押ししてバンクを切り替えたりしないと対応できません。
そんな時に楽できるのがMIDIスイッチャーです。スイッチャーのボタン1つで、テンポ情報やディレイの種類などの情報を制御できるのであとは曲が変わるタイミングでMIDIスイッチャーのペダルを踏むだけ。種類にもよりますが、バンクが切り替えられるタイプのスイッチャーもあるのでたくさんのディレイやエフェクターを制御する場合にもめちゃめちゃ便利です。
MIDIスイッチャーのメリット②:ラックタイプのマルチに必須
KemperやAxe-Fx、Biasなどラックタイプのマルチエフェクターも多く存在していますよね。そういったON/OFFできるペダルを内蔵していないタイプのマルチには必要不可欠になってきます。今回僕が購入したMelo AudioのMidi Commanderはエクスプレッションペダルにも対応しているので、ディレイの量をペダルで制御したり、ワウペダルに使ったりとかなり便利になっています。
MIDIスイッチャーを使うデメリット
それでは次に、MIDIスイッチャーのデメリットについてご紹介していきたいと思います。
MIDIスイッチャーのデメリット:接続が面倒
正直なところ、スイッチャーを導入してからQOLが上がりこそすれ下がったことはないのですが...ライブやスタジオなど移動を伴うことが多い方の場合、いちいち接続するのを面倒に感じる方も多いかもしれません。エフェクターボードの一角にベルクロで固定するのもアリだと思います。
おすすめのMIDIスイッチャー
最後に、僕が使用しているスイッチャーについてご紹介していこうと思います。
Melo AudioのMidi Commanderというスイッチャーです。
Melo Audio ( メロオーディオ ) / MIDI Commander
Melo Audioの特徴として、給電方法が2種類あるのが挙げられます。スイッチャーの裏にスライド式のバッテリーボックスがあり、単三電池を入れることで電源を供給することができます。また、USBケーブルでの充電もできるのでライブでも特に困らなさそうです。
あと決め手になったのはディスプレイがあることです。正直、MIDIのプログラミングって文系の僕にはかなり難しかったのですがディスプレイのおかげでかなりスムーズに設定することができました。
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