こんにちは! “ギタリスト専門整体師”ことフジオカタクトと申します!
さて今日はギター練習で生じる首のコリについて考えていきたいと思います。
タブ譜やスマホ・PCの画面を見ながらギターを弾いていると、だんだんとこんな姿勢になっていませんか?

頭が前に出て、猫背になるような姿勢です。
いわゆる「ストレートネック」「スマホ首」なんて言われるような姿勢ですが、ギターを弾くときもこんな姿勢になっている人はいませんか?
頭が前に出た姿勢になると頭の重みが首にダイレクトアタックしてきます。頭の重みは約5kg。レスポールより重たいです。
この重みを支えてくれるのが“胸鎖乳突筋”といわれる筋肉です。
首にはリンパや血管、神経がたくさん通っており、胸鎖乳突筋が硬くなることで単なる筋疲労だけでなく、頭痛や眩暈まで引き起こす可能性があります。
しかし、現代に生きる我ら、スマホを見る姿勢をいちいち気にして生活できますか?またギターを弾く姿勢を逐一正せますか?
首コリの根本的な原因は姿勢なので、姿勢を正していけばいいのですが、そこまでできない方の方が多いと思います。
まず大切なのは疲労を蓄積しないこと。
今日ここで首コリ改善のストレッチをマスターしていただき、セルフケアとして定着することができれば、疲れにくい体を手にすることができます。
デスクワークをされる方にもおすすめですので最後まで見ていってください!
それではいきましょう。
【胸鎖乳突筋を知ろう】
(https://ja.wikipedia.org/wiki/胸鎖乳突筋)
胸鎖乳突筋は鎖骨から後頭部の方へ伸びている長く、太い頑丈な筋肉です。
この筋肉が収縮することで首を曲げたり、伸ばしたり、横方向へ傾げることができます。
【胸鎖乳突筋のストレッチ方法】
まず鎖骨の方から優しくマッサージしてあげます。赤丸のあたり、鎖骨の胸に近い方の皮膚を撫でてずらすようなイメージで触ってみて下さい。ここは揉んだり、押したりせず、力も強くせず、リラックスして行ってみてください。

次に耳の裏側で後頭部を触ります。
ちょうど首と後頭部の境目があると思うので、そこに指をそわせて軽く押さえます。


黄色のラインあたりに首と後頭部の境目があり、胸鎖乳突筋が触れます。
指で押さえたこの状態のまま、首を曲げたり、回したり、押さえている方と反対方向へ首を傾げたりしてみましょう。
大きく動かす必要はないので、痛みが強く出ない範囲で動かすようにしてください。あまり強くすると、こりが強い人は揉み起こしが生じて逆効果です。無理は禁物です。
時間はだいたい30秒間でOKです。
片側が終わりましたら反対側と比べて首の状態が楽になったかどうか確認してみてください。軽くなった感じがすればOKです!
首のこりが酷い方はこのマッサージを長時間ギターを練習した後や、スマホやPCで作業をした後に実践してみてください!継続して行えれば疲れが残りにくい体を自分で作って行くことができますよ!同じ姿勢を続けるだけでも体にはかなりの負担になります。体を使った後はしっかり労ってあげてくださいね!
是非試してみた感想なんかも教えてくださると嬉しいです!
他にももし疑問に思う点やご質問がございましたら、是非僕のツイッターや公式ライン(https://lin.ee/6AGJ9JX)からご連絡ください!できる限りお答えさせていただきます( ^ω^ )
それではまたー!
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