こんにちは。sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
Twitter: https://twitter.com/sukutakafumi
本日は、Tube Driver(チューブドライバー)の紹介をしたいと思います。
まずはレビュー動画を作成しましたので、視聴してみてください。
今回は、Tube Driverと組み合わせて、Maestro EP-3を使っています。
エリックジョンソンのリードトーンに近づけてサウンドメイクをしてみました。
○ 今回のチューブドライバー について
Tube DriverはBk Butlerや、Chandler製などいっぱい種類があるのですが、紹介したのはTube Works社製のものになります。
チューブドライバーは、ピンクフロイドのデビッドギルモア、エリックジョンソンなどが好んで使用しています。
年代や、メーカーによって音が変わりますが、このチューブドライバーも滑らかでスムーズなオーバードライブサウンドを手にすることが出来ます。
○ 今回のチューブドライバーの仕様について
チューブという名前が付いているぐらいなので、真空管が入っており、12AX7が入っています。
主に真空管アンプのプリ管として使われています。
この12AX7のブランドや年代によって歪み方やツヤ感などが変わってきて音に大きく影響を与えます。
9Vのアダプターで駆動するのではなく、電源コードがエフェクターに直接出ていてそれをコンセントにつなげます。
コントロールは、Out Level、Bass、Treble、Driveの4つのコントロールがあります。
○ 音の方向性
実はこのペダル、すごい面白いです。
基本的にはスムーズなオーバードライブだとは思うのですが、トレブルを高めに設定すれば、チリチリしたファズみたいなサウンドを出すことも出来ます。
そして設定次第で、幅広くサウンドメイクすることが出来ます。
動画の後半で、それぞれのツマミをいじって音を出しているので聴いてみてください。
○ 今回の動画の音作りについて
今回メインで作った音はエリックジョンソンのリードトーンを意識してサウンドを作っています。なので、Helix Ltのセッティングは、アンプはマーシャルタイプを使用して少し曇らせています。
またエコープレックスを使うことにより、よりエリックの音に近づけることも出来ます。
今回のエコープレックスはエリックジョンソンも使用しているビンテージのEP-3と呼ばれる機種になり、本物のテープエコーです。
これとチューブドライバーを組み合わせるとよりスムーズな音になり、ナチュラルにEP-3がブーストをしてくれることもあり、良いリードトーンになります。
○ 筆者総評
久しぶりに弾いてみましたが、エリックジョンソンが好きな人に限らず面白いサウンドが出せる歪みだと思います。
幅広くも使えますし、動画でもわかると思いますが、トレブル、ベースのコントロールをするだけで音の太さもガラリと変わり、音色もガラリと変わります。
他のプレイヤーと差別化するためにも、こういった一昔前の機材を使うことが面白いなと思います。
近年のエフェクターは確かに優秀で、簡単に良い音が得られます。ですが、簡単に得られるということは、極端に言えば誰でも同じサウンドが出せるということになります。
昔のエフェクターは当たり前ですが、真空管アンプに繋ぐことを前提に作られていると思うので、ジャズコーラスに繋いでも良い結果となることは少なくないです。
難しいですが自分自身のギタートーンを探すためにも、人があまり使わないエフェクターを使うのも面白いと思いますし、良い経験になります。
▼レビュー動画では以下の機材を使用してます。
ギター:
Kanji Guitar ストラトキャスター(https://twitter.com/KanjiKawabata)
エフェクター:
Tube Works Tube Driver
Line6 / Helixlt
Helixはマーシャルのアンプを設定し、それ以外の空間系のエフェクトはパソコンで設定してます。
また私、sukuta takafumiはレビュー動画、記事作成のため機材をお貸しいただけるメーカーさん、個人ビルダーの方問わず募集しております。お気軽にご連絡ください。