ULTRASONEのヘッドホンSignatureシリーズから新たな密閉型モニターヘッドホン「Signature Fusion」が発売されました。
エントリーモデルの「Sigunature PURE」、プロユースの上位機種「Signature Master MKII」に続いて、今回発表された「Signature Fusion」は、ULTRASONE伝統の音響技術に加え、今回新開発したドライバーユニットを搭載した、今までのULTRASONEには無いキャラクターの音を実現した密閉型タイプのモニターヘッドホン。それではさっそく「Signature Fusion」の特徴について紹介していきます。
目次

01 S-Logic 3テクノロジー
まずULTRASONEといえばお馴染みの音響構造「S-Logic 3 テクノロジー」。Signature Fusionにももちろん採用されています。ハウジング部にこの構造を取り入れることにより、他のヘッドホンでは再現できない、絶妙な音のバランス、空間表現を実現します。音場は近めながらも音の解像度も高く、楽器のバランスやニュアンスも細かなところまで聴きとることができます。音場が近く感じても聞き疲れしにくいこの音質は、実際に体験してみると、じわじわと良さを感じてくるはずです。

02 音質
音を聴いた時の第一印象は、典型的なモニターヘッドホンらしい音質。低域から高域までどの帯域も埋もれることなくしっかりと再現してくれる印象です。近年の音楽に最適化しているのか、低音の量感も前に出すぎないながらもしっかりと存在感を感じられます。
ボーカルも自然で伸びがあり、とてもすっきりと聴きやすい音質。バスドラムはタイトで音の音圧をしっかりと感じられます。ベースラインも鮮明に聴きとることができ、楽器の一つひとつがどのあたりで鳴っているか、しっかりとモニターできます。
ギターリストやベーシストはじめ、ミュージシャンのモニター用としてもかなり適したキャラクターの音質に感じられました。

03 デザイン、装着感
見た目は今までのSignatureシリーズとほぼ同じ。イヤーパッドはシープキンスレザーを採用し、肌触りの良いモッチリとした質感が特徴的。ヘッドバンドはメッシュ素材を採用し、通気性に考慮されています。
側圧はやや強め。従来のULTRASONEも比較的強めだと思うので、ULTRASONEのヘッドホンを使用したことのある人ならあまり気にならないはず。しっかりとした側圧なので、レコーディングやライブ中のモニターでもしっかりとフィットしてくれます。

04 付属品
付属品には、専用のハードケースと3.5mmプラグの2.0mカールケーブルと1.2mストレートケーブル、さらに4.4mm 4極のバランス接続対応ケーブルが付属。ハードケースはがっちりとした作りで持ち運びの際や保管時もしっかりとヘッドホンを守ってくれそうです。

定番ブランドもいいですが、周囲の差をつけたい人は、少し玄人好みのULTRASONE「Signature FUSION」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
ご注文お待ちしております!