レコーディングができるデジタルミキサーTouchMix。
海外ブログでたくさんのミュージシャンが「現場でレコーディングした後、PCに取り込んでミックスダウンしたよ」って言っていたので、自分も前回レコーディングしたデータでやってみました。
自分はいわゆる「オーディオインターフェース買ってバンドルされていたDAWソフトをインストールしてみたけどよくわからなくて放置しちゃってる」というレベルなので不安ですが、やってみます!!

まずは、メーカーサイトでTouchMix DAW Utilityをダウンロード。

ダウンロードができたら、このアイコンをクリック。

デフォルトはこの画面。
左上TouchMix to DAWが選択されている状態です。

たくさん触ってみた結果、簡単に言うと、こんな感じです。
TouchMix Drive:TouchMixで録音したデータがあるドライブ
Session:データのあるSession(フォルダ)の名前
Name:エクスポートしたファイルをどの名前で保存するか
Desitnation:エクスポートしたファイルの保存先をどこにするか
Export Format:どのビット数でエクスポーとするか
これらを選択、入力した後、エクスポートするトラックの横にあるチェックボックスを選択して、Exportを押します。

OKを押すと~

エクスポート開始!!
完了するとSave Completeが表示されるのでDoneをクリック。
これでエクスポート完了!!
DAWで読み込む用のファイルができました。

ちなみにこちらはTouchMixで保存したエクスポート前のデータです。
フォルダ名は、MASAO FILE1.tmRecordとなっていて、トラックごとに分かれて保存されています。それぞれ開くとWAVファイルが入っていました。

こちらがTouchMix DAW Utilityでエクスポートされたデータです。
フォルダではなく、トラック番号+トラック名が入ったWAVファイルが並んでいます。

早速、USBメモリーを持ち帰って自宅にあるCubase AI7で、実際に取り込んでみました。
操作は簡単!!
読み込み → オーディオファイルを選択。

エクスポートしたファイルを全選択 → 開くをクリック。

するとアラートが出てきました。
マルチトラックで読み込みたいので、異なるトラックを選択。

するとこの画面です。
スゴイです。
感動です。
当たり前のことのように見えるかもしれませんが、DTMビギナーの自分にとっては驚きハンパないです。
しっかりマルチトラックで取り込まれています!!

ふと?疑問?が浮かびました。
Cubase AI7以外ではどうなのか?
ということでフリーソフトのAudacityでやってみました。
Cubaseと同じように取り込み→オーディオの取り込みを選択。

同じようにエクスポートしたファイルを選択 → 開く
すでに、できる感が漂っています。

これまた感動でございます。
バッチリ読み込みすることができました!!
オーディオインターフェースを持って
いなくても有料DAWソフトが無くても
大丈夫でした。
これでTouchMix上ではできなかったいろいろな編集をマイパソコンで、しかもトラックごとに行うことができます。
今回学んだこと
一番初めにしっかりゲインを取っておけば、ライブでは外音、モニターの音をしっかり鳴らし、それと同時に生のデータを録音しておけるので、あとは自宅やスタジオにデータを持ち帰って、じっくり編集して作品を作り上げることができる。
冒頭で言っていた海外ミュージシャンがやっていたことが自分にもできたことが嬉しいですね。
ホントにたくさんの便利な機能が詰め込まれているTouchMix。
ライブでもレコーディングでもOKなデジタルミキサー。
マジですごい商品だと思います。
アナログミキサーとコンプレッサー、イコライザー、エフェクター、レコーダーを普通に揃えたら、値段も高くなるし、そもそも荷物がかさばります。TouchMixなら1つで済むし、小さくて軽い。キャリングケースも付属していてこの価格帯なら何も言うことなしです。
たくさんの人にTouchMixがいかに優れたツールなのか知ってもらいたい!!
サウンドハウスのショールームに展示しているのでたくさんTouchしに来てください!