とある技術部員の小ネタ、第5回 KOK500トラブルシューティング 編
今回はロングセラーのカラオケマシン KOK500 に注目!
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / KOK500BK

使用中に機器の調子が悪いな、何だか気になるなといった場合、お客様でも簡単にできるトラブルシューティングを紹介します。
まずは症状別に分けて3つのポイントをチェック!
1、マイクの音が出ません
Q. ミュージックの音はきちんと出るけど、何故かマイクの音だけが途切れる、歌い出しがしっかり出ないことがあるんですが?
A. マイクのノイズゲート機能によるものと考えられます。
機器の相性、使用環境等によって時折発生する場合があります。
上記ゲート機能は解除することができ、多くの場合ゲート機能解除で症状を改善することができます。
→解除を希望される場合、弊社サポートまで直接お問い合わせください。
【プラスα】
ノイズゲート機能ってなんですか?
→ マイクを使用しない際に、ノイズを下げる為のゲートという自動機能のことを言います。
2、音程が勝手に戻るのですが
Q. 音程が勝手に戻るのですが?
A. オートキーコントロール機能(曲間で自動的にナチュラルキ―に戻る機能)が搭載されています。
→ この機能も解除することが可能です。 ※注意: 解除をされた場合、曲間に自動でナチュラルキ―に戻す機能は失われますので、常にマニュアルでの操作が必要となります。
【プラスα】
演奏中に勝手にナチュラルキ―に戻る場合
→ 入力音源のレベルが低過ぎたり、入力音源によって曲中でサイレンス部分が含まれるもの等については、機器が曲間に入ったと認識する場合があります。上記以外の状況下で発生する場合は、故障等の可能性も考えられますので、弊社サポートまで直接お問い合わせください。
3、全ての音が出ません/小さい
Q. ミュージックもマイクも音が出ません、または小さい音量しか出ません。
A. 背面のショートプラグ (下記赤丸部分) が外れていませんか?

MICLOCK /MUSICLOCK のツマミ(下記赤丸部分)が絞られていませんか?

【プラスα】
また以下のような状況になっている場合、故障の可能性も考えられますので、ご注意ください。
万が一故障の疑いがある場合、弊社サポートまで直接お問い合わせください。
・スピーカーケーブルの芯線同士が接触、スピーカー出力がショートした
・許容外負荷によるオーバーロード
・スピーカーケーブルの芯線が本体フレームやアースなどの金属部分に接触した
etc….
機器のトラブルには様々なケースがありますが、上記内容が少しでもお役に立てれば、そして、より永く安全にお使い頂ければと弊社一同願っております。 皆様、よりよい音楽ライフを!!
とある技術部員の小ネタ
第1回 接着剤編
第2回 見た目で分かる真空管編
第3回 非ニュートン流体編
第4回 初心者でも簡単に!! ウーハーユニット交換 編