今回はAspen Pittman Designsのパワードスピーカー、Spacestation V.3 についてご紹介します!弾き語りライブを想定して、エレキギターとボーカルマイクを接続して使ってみました!
Aspen Pittman Designs ( アスペン ピットマン デザインズ ) / Spacestation V.3 3Dステレオ・パワードスピーカー
重厚感のあるグリルが特徴的なPAスピーカーです。このスピーカーは3Dステレオサウンド機能を搭載!最大300度の範囲にサウンドを出力します!!

音の広がりを再現するため側面にもスピーカーを搭載!これ1台でアコーステックライブに必要なPAスピーカーと、モニタースピーカー両方の役割を果たします!
また、7m×7m四方の範囲で弾き語りをしてみましたが、音の広がりはまだまだ余裕がありました。この一台があれば、オープンマイク形式のお店をすぐに始められそうです(笑)

左右のスピーカーは画像の通り!どちらから見てもかっこよくて、スタイリッシュなデザインです。角ばった印象とメタリックな配色が男心をくすぐられますね!

サウンドの調整はスピーカーの背面で可能!
今回はマイクとギターをミキサーに接続し、メイン出力のL、RをそれぞれSS3のINPUTに接続しました。SS3のサイドスピーカーから出る音は、LとRの差の部分が出力されるため、パンをセンターにしたままでは3Dサウンドを楽しむことができません。そのため、L、R出力をセンターからズラした状態で、SS3に入力。サイドスピーカーの音量は、「CPS CONTROL」の「WIDTH」つまみを回して調整します。このツマミが12時を超えたあたりから、広がっていき、イメージ的にはスピーカーの背面にいても、まるでスピーカーの前にいるかのように音が聞こえてきます!!
弾き語りのスタイルで使用してみたところ、高音の抜けがよく、きれいに音が広がっていくのを感じられました。普段は生音で路上ライブをしているので、すぐにでもライブに持っていきたくなるほど素晴らしいサウンドです。低域に関しては温かみと厚みがあり、自分の声はミドルとハイが出やすいのですが、しっかり低域も再現してくれました!
Width Controlは使用する場所によって、ステレオ・エフェクトを最適化することができます!音が広がらない場所や屋外では奥行きを広くし、響きやすい所では奥行きを狭くといったように、シーンに合わせてエフェクトを使用することができるのです!リバーブやエコーをかけても、声の素材を活かしつつ音を出力してくれるので、たくさんエフェクトをかけて、歌声を盛っても大丈夫そうだなと密かに思いました(笑)
何台もスピーカーを必要とせず、接続も簡単なため、簡易PAにこのスピーカーは絶対おすすめ!もちろん本格的なライブでも、足元のモニターを省いて、演奏者の足元を広くできるのでぜひお試し下さい!!