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血が騒ぐ!バンジョーPUNK!!【第2回】 酔いどれロッキンなUKトラッド、ザ・ポーグス前編)

2020-10-08

テーマ:ギター

The Nipsなどのグループを率いて、1970年代ロンドンのパンクシーンで活動してきた、ボーカリストでありソングライターのシェイン・マガウアン (Shane MacGowan)が、ボーカル、ティン・ホイッスル奏者スパイダー・ステイシー (Spider Stacy) 、アコーディオン奏者ジェイムズ・マクナリー (James McNally) やマンドリンなど幅広く楽器をこなすジェム・ファイナー (Jem Finer) らと1982年に結成されたグループ、ザ・ポーグス(The Pogues)。
その荒くれボーカル・キャラクターによるパンク・アティチュードと、高速で演奏するUKトラッド・フォークの能天気さ、ロンドンで暮らす若者による切実な歌詞が注目され、ザ・クラッシュの前座を務めるようになり、1984年には1STアルバムをリリース。バンドの存続危機の際には、クラッシュのジョー・ストラマーが助人として参加するなど、ザ・クラッシュをきっかけにファンになった方も多いのではと思います。

さて、前回バンジョーという、あまりロック・シーンでは登場しない楽器とともに、サイコビリー・シーンで活躍するグループによるバンジョー入りパンク、名づけてバンジョー・パンクの名曲たちをご紹介しました。今回はそのバンジョー・パンクに多くの影響を与えたオリジネーター的存在ともいえるザ・ポーグスの名曲たちから、バンジョーの魅力に迫っていきたいと思います。

グループのバンジョー奏者、ジェム・ファイナー (Jem Finer)。どんな曲にもトラッドな色彩を力技で塗りつぶしてしまうアナーキーなアレンジ力は、ジョー・ストラマーとの競演で来日したザ・クラッシュの名曲たちでの好演を覚えているファンも多いかと思います。 そんなザ・ポーグス版クラッシュ再演ナンバーも交えながら、5曲ほどご紹介していきますが、バンジョーの魅力を堪能できる素晴らしいナンバーが多いため3回にわけてお送りします。
これをきっかけにバンジョーやポーグスにはまってしまう読者がでてきたら筆者としても幸いでございます。

① The Pogues / Streams of Whiskey

ますは記念すべき1stアルバム「赤い薔薇を僕に(Red Roses for Me (1984年)」の中から。 ライブではオープニング・ナンバーで登場することも多く、代名詞的な曲として親しんできたファンの方も多いかと思います。 控えめながらも、イントロやサビにトラッド感だけでなくロックっぽさ(ロカビリーっぽさ?)も与えているところがカッコよく、これこそバンジョー・パンクと呼ぶにふさわしいナンバーといえると思います。

② The Pogues / Waxies dargle

引き続き1stアルバム「赤い薔薇を僕に(Red Roses for Me (1984年)」の中から、最も荒れ狂った曲のひとつ。一歩間違えば、ロンドン路上の酔っ払いのガナり声フォークになってしまうような歌をバンジョーががっちりとサポートし、シェイン・マガウアンの美しきカオスを引き出し、最狂のカウパンクに仕立てているところに注目したいです。

③ The Pogues / Repeal of the Licensing Laws

シングルのカップリングのインストナンバーながら、ライブでは早いテンポで中盤に演奏されることが多く、オーディエンス熱気がヒートアップするナンバーです。
ティン・ホイッスルとのユニゾンが印象的な高速トラッド・インストで、これ一曲のためにバンジョーを始めた方もいたのではと思えるほど秀逸なバンジョー・パンク!

④ The Pogues with Joe Strummer/ London Calling

1991年、飲酒トラブルにより、シェイン・マガウアンが一時脱退。代わりを務めたのがザ・クラッシュのジョー・ストラマー。 来日公演も行われましたが、ジョー・ストラマー以上に印象が残ったのが、必死に盛り上げようとする、ジェム・ファイナーのバンジョーやアコーディオン奏者のジェイムズ・マクナリーのパフォーマンス力でした。ギターと一緒にカッティングしたAメロとアコーディオンソロに絡んでいくプレイを見た時の感動は今でも忘れられません。その音源はシェーン脱退後のアルバム「Waiting for Herb 」からの1STシングル「Tuesday Morning」に収録され、後にボックスセットにはそのライブの全編が収録。LPで単体のライブ・アルバムまでリリースされました。

⑤ The Pogues & The Dubliners / Jacks Heroes

60年代から活躍するアイルランドのフォークバンド、ザ・ダブリナーズ(The Dubliners)との競演による同名のシングル(1990年)からの名演。 通常こんなに早い演奏をすることがあまりないザ・ダブリナーズとザ・ポーグスとのギャップを高速バンジョーにより力技で埋めてしまうプレイはいつ聴いても血が騒ぎます。
シングルは日本でのリリースが当時なかったため、ミュージック・ビデオ集、ポーグヴィジョンで知ったファンの方も多いのではないでしょうか。 ミュージック・ビデオも実に手に汗を握ってしまうような力作でした。

トラッド感溢れる深い音色でポーグスを奏でたい!

歴史あるバンジョーのブランドであるRECORDING KING のRK-R35は、クラシック・マスタートーン・スタイルのリングとフランジを兼ね備えています。
その音色は本日ご紹介した、高速バンジョー・ナンバーでもしっかりとした存在感をアピールしてくれることでしょう。 酔いどれフォーク・パンクを彩る名機として、一度は奏でてみたいアイテムです。

さて、ザ・ポーグスのバンジョー・パンクとしてのカッコよさ! この5曲ではまだとても伝えきれません! 次回はアッパーなロックナンバーだけでなく。より深いトラッド感溢れる内容でお送りしたいと思います。 それではまた次回このブログでお会いしましょう!

営業部 / 市原 雅之

45歳にしてオヤジバンドにベーシストとして参加。バンドでサウンド・ハウスの存在を知りその勢いで入社。 趣味は英国ロックのレコードコレクション。ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイとP.I.L.を愛する永遠の29歳。

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