
人生100年時代の到来と言われるようになって久しい。一昔前までは、信じ難いコンセプトだ。坂本龍馬は31歳で亡くなった。フレディー・マーキュリーは45歳、美空ひばりは52歳、大好きだった千代の富士は61歳で急死した。おっとっと。。。本来ならば自分も仲間入りする年ごろか、お控えなすって!人生まだまだ!!健康寿命を何とかあと40年全うすることも、今や夢ではない?!

生命にはすべて寿命がある。会社にしてもしかり!商工リサーチの調査によると、会社の平均寿命はなんと24年にも満たないほど、諸行無常の響きありか。諸説あるが、世界的に会社の寿命はおよそ40年から60年が最長と言われている。無論、大企業の方が寿命は長く、その平均は60年近い。ちょっと待てよ。。。するとサウンドハウスはどうなんだ???日本の大手楽器店はどうなんだ???サウンドハウスは楽器業界でも一番の後発隊。創業1994年、2018年で24歳だ。だから他社よりもう少し、長生きできるとでもいうのか?
幸いにもサウンドハウスは今や、音楽業界では大企業だ。資本金も最大級だし、従業員も多い。よってハレルヤ、あと36年は生き延びることができるかもしれない。すると、1994+60=2054年、または2018+36。まだまだ余生があることになる。ということは、サウンドハウスの墓場をみとるためには、自分は96歳まで生き延びなければならないということになる!それは苦痛か、それとも楽しみなのか?

しかしあきらめるにはまだ早い。身の回りには、90歳でも現役でばりばりと社長業をしている人がいる。100歳でもランニングをしている人がいる。IPS細胞もある。成長ホルモンの投与もある。遺伝子科学の進歩により、そろそろDNAの改造による老化細胞の改善も試みられることになろう。まさに人生100年どころか120年の時代がもうすぐ到来すると思えば、まだ、自分も人生の半ば!サウンドハウスも、やっと青二才になったばかりということだ。
こんなたわごとを、本音で書く大会社の代表はいないだろうね。でも書き綴ることにした。なぜなら、「死」は人間、だれしも通らねばならない道だからだ。そして企業も同じ運命をたどる。永遠に続くような企業はない。無論、人間も同様に時がきたら、朽ち果て、地に戻る。そしてすべてはいつか忘れ去られていくのだろう。だったら、もっと生きている間、楽しもうよ!音楽しようよ!友達とおいしいもの食べに行こうよ!彼女とデートしてラブラブしようよ!行きつくところ、どんなに仕事をして企業が成功しても、どんなに体をケアーしたとしても、人生は空しく終焉を遂げる。企業にしてもしかり。人は死に、企業は消えてなくなる。だから僕は神を信じている。それだけが唯一の慰めであり、希望の光だ。そこには永遠の命に至る道が見えてくる。。。