みなさんどうもこんにちは!ギター講師をやっているきとうゆうきです。ここのところDTMや作曲にどっぷり浸かっていますが...もちろんギターも練習しています!ただ、作曲をガシガシ行わないといけないという都合もあり、貧弱な想像力をプラグインで補完したい!という強い必要性に駆られてからというもの、プラグインを探すのが楽しくなってしまい今に至ります。
さて、今回はDTMer大好きBeatmakerやVirtual GuitaristやBassistシリーズで名を馳せるUJAMについてご紹介していきます!僕も沢山持っていますし便利なプラグインがあまりにも多いので、ぜひ読んでいってください。
おすすめプラグイン1.
まずご紹介するのは大人気のBeatmakerシリーズから「IDOL」です。プラグイン画面の色感や書かれているハングルなどから見て、K-POPを意識しているのがよくわかります。Beatmakerシリーズは基本的に鍵盤を押し続けることで様々なリズムパターンを演奏してくれるので、
- 鍵盤を側にビートを色々試して好みのものや楽曲にマッチしたものの原型を選ぶ
- DAWのMIDI画面やトラック画面にドラッグ&ドロップしてリズムパターンのMIDI情報をコピペする
- リズムパターンのベロシティやリズムをより楽曲に合わせて修正する
- 再度Beatmakerプラグインの画面下部でスネアやキックなどそれぞれのパーツの音作りを行う
以上のような流れで作っていくとスムーズにいくんじゃないかな、と思います。僕は今のところそうしています。
やはりIDOLの特徴は、名は体を表すということで「K-POP」らしいリズムパターンが豊富にあるということです。また、BPMごとにリズムパターンが用意されていてK-POPを作る上でのBPM選びの指標にもできるんじゃないかな?と思います。K-POPらしいリズムや音色が数多く収録されているので、パンチがある音と言うよりは比較的お洒落で軽やかな音色だと思います。
おすすめプラグイン2.
プラグイン画面からも見て取れるように、HYPEはEDMやプログレッシブ・ハウス的なリズムパターンが多いプラグインだと思います。
同じBeatmakerシリーズのため、画面の情報に大きな違いはありませんが、やはりパンチが強くてEDMらしい音色が沢山あるので特に僕のようなバンドマン系の作曲家は「EDMってこういう音で作るんだな〜」という学びも与えてくれるので非常に重宝しています。
おすすめプラグイン3.
次にご紹介するのはVirtual Guitaristシリーズのナイロン弦音源「Silk」です。ギタリストからしても、ガットギターの録音ってとても大変なんじゃないかな?と思います。
アコギでも十分に大変なのですが、アコギの場合は最悪、エレアコをLINEで録音してAPIやコンプレッサーを挿してキラキラした部分にフォーカスを当てればポップスの伴奏ならアリか...と思ってしまいますが、ナイロン弦だとよりデリケートなんじゃないかなと思います。
そもそも指弾きなど、より繊細なタッチの演奏が求められる以上マイクの入力もある程度確保した方が良い音になりそうだし、マイクも複数立てたほうが...などなど悩みがつきません。
一方で、Virtual Guitarist Silkの場合、かなり手軽に、しかもギタリストが聴いても「アリだな」と思えるような音色でガットギターの音を作品に取り込むことが可能となります。
他のVirtual Guitaristと同様にリズムを前のめりにしたりレイドバックにするなどのフィールをコントロールをしたり、スイングの%を選択することが可能です。また、演奏するポジションもネック側とブリッジ側のどのあたりで演奏するかによって音色が変わってくるところも生ギターっぽくて良いです。
エレキギターのプラグインもどんどん使いやすいものが出ていますが...やはり使いやすいとなるとガットギターとクラシックギターのプラグインは最近素晴らしいと思います。
おすすめプラグイン4.
最後にご紹介するのはシンセ音源のUsynthシリーズからEuphoriaです。UJAM全体に言えることなのですが、シンプルなUIなのに使いやすい音や聴き馴染みのある音をすぐに探せるのはUsynthにも共通していますね。
Euphoriaの場合、EDM系のリードサウンドやベル、ベースなどなどのサウンドを作ることが可能ですが、Usynthも多数のシリーズがラインナップされていて例えば Usynth 2080の場合は今流行りのシンセウェーブ系のサウンドが沢山入っているし、一方でUsynth DELUXEの場合は艶めかしい70年代、60年代的なサウンドが入っており気になっているジャンルや作らなければいけない曲調にあわせて機能やUIを変えることなくシリーズを購入できるのも大きな強みかなと思います。
ちなみに、諸々バンドルされているバージョンもサウンドハウスで購入できます。欲しい。
ということで、今回はいつもお世話になっているUJAMのBeatmakerやUsynth、Virtual Guitaristについてご紹介させていただきました!どのプラグインも時短/効率化に繋がる上使いやすいUIでDTMはこれから慣れていく!という方にも使いやすいメーカーさんだと思います。ぜひチェックしてみてください。
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