Plugin Allianceのヘビロテしているプラグイン紹介

みなさんどうもこんにちは！ギター講師をやっているきとうゆうきです。
最近物価がどんどん高くなっていますね。2023年7月現在、円安も落ち着く気配がなく、これでは大好きなエフェクターや機材がどんどん高くなっちゃうじゃん！どうしてくれんだよ！本当に困ったものです。

今回は、Plugin Allianceが販売しているプラグインの中で、個人的にめちゃめちゃ気に入っていてヘビロテしているものを厳選して4つ紹介したいと思います！
Plugin Allianceは以前、アンプシミュレーターでも紹介させていただきましたが、FuchsやFriedmanなどのアンプだけではなく、コンプレッサーやイコライザーなど多種多様なプラグインが紹介されています。

おすすめプラグイン1.

Shadow Hills Mastering Compressor Class Ay

まず紹介するのはShadow Hillsのコンプレッサーです！まず何が良いかって、見た目。ダースベイダーっぽいというかメカメカしいというか、とにかく所有欲を掻き立てるルックスが素晴らしいですね！ノブが多いのもなんかかっこいい。

このプラグインのノブや機能を端から端まで使ったことは正直あまりないのですが、豊富なプリセットから音を選んで、最後にゲインやスレッショルドなどを弄ることでかなり好みの音に持って行きやすいと思います。

個人的には、ドラムバスに打ち込むとノッペリした僕の打ち込みが生き生きとしてくれるのでとってもお気に入りです。また、使う方がいらっしゃるかどうかわからないのですが「Stereo Width」のノブで広がりをつけることができるので、ステレオアウトに挿しても「Mastering Compressor」の名の通りとてもかっこいい音に出来ると思います。

おすすめプラグイン2.

Purple Audio MC77

次に紹介するのはPurple AudioのMC77です。こちらは実機でも同様の名前で販売されているようで、名前からも分かるように1176系のコンプレッサーじゃないかな？と思います。

基本的にはインプットを上げてコンプレッサーへの入力の量を決めてレシオ、アタック、リリースなどで音を調整していきますので、1176系のコンプと操作感は変わらないと思います。

MC77の何が良いか、というところなのですが2点ほど挙げられます。まず1つ目は、体感的にですが1176よりもよりハードに潰れてくれるような気がします。そのため、用途が若干1176と違うのかな？とも思いますが……音響に関しては素人なので「かっこいい音になるからいいか」という要領で頻繁に使っています。

2つ目は「Parallel Mix」でミックス比率を変えることができます。通常だとBUSにコンプを突っ込んでBUSの%を弄っていきますが、MC77の場合普通にトラックに差して極端なセッティングにし、Parallel Mixの数値を弄っていくことでパラレルコンプを行うことができます。もちろんBUSにコンプを突っ込むこと自体は大した手間ではないかもなのですが、1つのプラグイン画面の中で一度に処理できるというのはとても便利に感じました。

おすすめプラグイン3.

Black Box Analog Design HG-2

次に紹介するのはBlack BoxのHG-2です。サチュレーターも様々なプラグインが沢山リリースされていますよね。こちらは見てのとおり真空管を使ったサチュレーターとなっています。Pentode (5極管)とTriode(3極管)の比率を操作しながら、AIRで高域の出方を調整してどれくらい汚すかはSaturationノブで決めることができるようになっています。

サチュレーション系は僕はあまり所持しておらず、こちらのHG-2とSSLのFusion Vintage DriveくらいなのですがHG-2はどちらかというとドラム向きなような気がします。とはいえ、膨大なプリセットがあるのでその中にはきっとギターやベース、シンセなどにも使えそうなプリセットもあるんじゃないかな？と思います。

おすすめプラグイン4.

Brainworx bx_2098 EQ

最後に紹介するのはbx_2098 EQイコライザーです。Plugin Allianceから出ている各種アンプシミュレーターと同じく、BRAINWORX社開発のイコライザーとなっています。

緑色ラインのノブで帯域を選択し、白色ラインのノブでQと+/-するノブを回して変えていきます。プラグインでよく耳にするのは「アナログで持ち上げてデジタルで削る」ということですが、2098は+2〜3dBで十分に音が持ち上がってくれるのでとても使いやすいです。

EQで有名なところだとEQP-1Aとかですが、5kや8kなど決められた帯域を持ち上げられるEQPに対して、2098の場合は低域〜高域まで帯域を指定して持ち上げられるのが使い勝手がかなりいいはずです。

ということで、今回はPlugin Allianceでヘビロテしているプラグインを紹介させていただきました！みなさんのプラグイン選びの助けになっていたら嬉しいです。それではまた。

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