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NEUMANN U 87 Aiを買うならSTUDIO SETがお勧め

2022-07-01

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」, 音響機材

本格的なレコーディングで使用されるマイクの代名詞と言っても過言ではない、業界定番「NEUMANN U 87 Ai」。本記事ではU 87 AiとサスペンションEA 87がセットになった「U 87 Ai STUDIO SET」という製品、そしてU 87 Aiについて簡単に紹介します。また、本数限定のキャンペーンも行われていますので、紹介しています。

U 87 Ai STUDIO SET ダイヤフラム洗浄チケット付きキャンペーンを実施中

2022年6月24日にU 87 Ai STUDIO SETに関するキャンペーンが発表されました。限定100セットのみ実施されるキャンペーンで、U 87 Ai STUDIO SETを購入するとダイヤフラム洗浄チケットが付属します。

<キャンペーンで付属するサービスカード>

ダイヤフラムの洗浄についてご存知ない方も多いと思いますので、説明しておきましょう。

マイクは空気の振動である音を電気信号に変換する機器で、空気の振動を受け止めて変換する部分をダイヤフラムと呼びます。コンデンサーマイクの場合はコンデンサーという電気パーツの仕組みを利用したダイヤフラムが搭載されており、コンデンサーに含まれる非常に薄い膜が振動することで静電容量が変化し、その変化を電気信号として取り出します。ダイヤフラムが薄いために軽く、繊細な音にも細かく反応できます。

<U 87 Aiのダイヤフラム>

しかしダイヤフラムは使用するにつれて唾や空気中の塵などで汚染され、性能が劣化していくのです。安価なマイクでは洗浄によるパフォーマンス改善ができない場合も多くありますが、U 87 Aiは業務用ということもあり、メーカーでダイヤフラムの洗浄を受け付けています。洗浄によりパフォーマンスが戻り、長く使用し続けることができるというわけです。U 87 Aiを使い続けるためには定期的なダイヤフラム洗浄が必須なのです。

キャンペーンで付属するチケットにより、通常24,000円(税別)のダイヤフラム洗浄が1回無料になるということですから、U 87 Aiの購入を検討している方はキャンペーン期間中に購入する方がお得です。

STUDIO SETの内容 〜必須のEA 87 サスペンション〜

<U 87 Ai STUDIO SET>

それではU 87 Ai STUDIO SETの内容を紹介していきます。

まずは当然ながらU 87 Aiマイクが含まれています。その他EA 87専用サスペンションと専用木箱が付属します。なお、木箱についてはセットでの収納はできず、U 87 Aiのみ収納することができますので注意が必要です。

EA 87サスペンションはマイクを固定する内側のフレームとマイクスタンドに固定する外側のフレームに分かれており、ゴムで連結されることでマイクが空中に浮いたような状態になります。床からマイクスタンドを伝わってくる振動ノイズは思いの外大きいもので、サスペンションの使用により振動に起因するノイズがかなり低減できます。また、誤ってレコーディング中にマイクスタンドに触ってしまった場合でも、ノイズを低減することができます。筆者も何度か助けられました。

<専用サスペンションEA 87>

U 87 Ai本体に搭載されるローカットスイッチでも低音ノイズをカットできますが、マイクスタンドを伝わってくるノイズはもう少しはっきりとした音ですから、ローカットスイッチではカットできない場合もあります。ローカットスイッチとサスペンションを複合的に使うと良いでしょう。

つまりは、U 87 Aiを購入するのであれば、サスペンションも購入しておくべきである、ということです。これらがセットになったSTUDIO SETは理にかなったセット製品だと言えます。

いまなお定番であり続けるU 87 Ai

U 87 Ai STUDIO SETに含まれるU 87 Aiコンデンサーマイクは紹介不要とも言えるマイクですが、ここで改めて特徴やなぜ愛されるのかを考えてみたいと思います。

U 87 Ai、前代モデルであるU 87 i及びU 87の前身となるモデルは1960年に発売されたU 67であると言われています。真空管マイクであるU 67の成功を経て1967年にU 87がリリースされました。レコーディングの世界では数多のマイクが生まれリリースされてきましたが、それでも変わらず愛される理由のひとつは、やはりそのサウンドにあるでしょう。

近年ではU 87 Ai以外でも、いわゆる「いい音のマイク」というのは多く存在します。キャラクターが色濃いものが多く、この音が欲しければこのマイク、という位置づけのものが多いと思います。録りたい音が明確に決まっている場合の選択肢は、過去と比較して明らかに増えていると感じられます。

しかしながらU 87 Aiのように、「何を録っても納得のいく、使える音で録れるマイク」というのは現在でもあまり会うことができません。

「U 87 Aiで録音しておけば大丈夫」

この安心感は他のマイクでは代えがたいものです。ぱっと聞いた感じでは同じような音に感じられるマイクは存在しますが、音作りを進めていくとU 87 Aiの質の高さが現れてきます。プラグインで音を作り込んでも、編集しても、最後まで緻密なU87 Aiの音が残るのです。録音というのは記録ですから、後から後悔しても録音していた場所と時間に戻ることはできません。故に「U 87 Aiで録音しておけば大丈夫」という安心感はこの上ないセールスポイントであると言えるでしょう。

ボーカルやピアノ用としてよく使われますが、他の用途でも優秀なマイクです。

<汎用性が高いことも定番の理由のひとつ>

例えばドラムのトップ。本体に-10dB PAD(大音量に耐えるためのスイッチ)が装備されており、PAD ONにすることで127dBの音圧に耐えることができます。ロックドラムの至近距離には厳しいかもしれませんが、トップであれば繊細さを活かしシンバルの響きやスネアドラムの鳴りを綺麗に捉えることができます。

オンマイクだけでなく、オフマイクとしての使用もU 87 Aiの良さが活かせる使い方です。U 87 Aiは繊細・緻密でありながらも柔らかく耳当たりの良い中域を持つマイクだと感じていますが、オフマイク使用時でもこの特徴が生きてきます。指向性も切替可能なので、無指向性という選択肢も出てきますね。

ノイズが少ないことにも触れておきましょう。U 87 Aiのノイズの少なさは特筆に値しますが、その真価はオンマイク使用よりもオフマイク使用で顕著に発揮されると考えています。オンマイク使用は安価なマイクでも大丈夫な場合がありますが、オフマイクはそうはいきません。根本的に質の高いマイクしかオフマイクには使用できません。U 87 Aiはオフマイクにおいても何ら心配なく使用することが可能です。

U 87 AiとU 87 Ai STUDIO SETを紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか。予算があり、どのマイクを買うか迷った場合は、U 87 Aiを選んでおけば間違いないでしょう。マイクというのは良くも悪くも当たり外れ、相性があるものですが、U 87 Aiは何でも使えるのです。改めて考えてみると非常にシンプルな特徴なのですが、同じことができるマイクはいまでも存在しないかもしれません。

せっかく買うならSTUDIO SETで、キャンペーン中に購入してみてはいかがでしょうか。

Neumann「U87Ai」ダイアフラム洗浄サービスカード付属キャンペーン


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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小泉こいた。貴裕(SoundWorksK)

サウンドコーディネーター(レコーディングエンジニア・プロデューサー)およびミキシングを中心にレコーディングからマスタリングまで手がけるマルチクリエイター。
WEB https://soundworksk.net/

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