
こんにちは!作曲家のKaoruです!
今回は、エフェクターの基礎知識まとめの「ワウペダル/オートワウ 」のエフェクターについてお話ししていきたいと思います。
これらのエフェクターは、「フィルター系」というカテゴリーに分類されており、かなり分かりやすい変化がかかるので使っていてとても面白いです。
リードプレイやカッティングなど、さまざまな奏法で使用できます。
■ ワウペダルとは?
ペダルを踏みこむことで、ギターサウンドの周波数帯を変化させるエフェクター。 エレキギターだけでなく、ベース、キーボード、クラビネット、トランペット、スネアドラムなどさまざまな楽器で使用されています。
動作原理はペダルの踏み具合に応じてその下部にある可変抵抗器が回転することで、フィルターのカットオフ周波数が変化することで音色に変化を与えるといった意外とシンプルなもの。
ペダルを踏み込むと高音が強調されたぎらついたサウンド、ペダルを上げると中域が強調されたこもったサウンドに変化します。
基本的には大きなサイズの製品がほとんどでしたが、近年コンパクトサイズの製品も誕生しています。
エレキギターの表現の幅を大いに広げてくれます。
愛用者には、ジミ・ヘンドリックス、エリック・クラプトン、スティーヴ・ヴァイなどがいます。
■ オートワウとは?
ワウペダルから派生したエフェクター。 ペダルでワウエフェクトをコントロールするのではなく、一定周期でワウを掛けるものや、ピッキングの強弱に追従して掛かり方が変わるものなどがあります。
一定周期でワウを掛けるものを「エンベロープフィルター」 ピッキングの強弱に追従して掛かり方が変わるものを「タッチワウ」 と呼んだりもします!
オススメの製品をピックアップしていきましょう!
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / CBM95 Crybaby Mini Wah ワウペダル
定番ワウ「Cry Baby」をハーフサイズにしたモデル。 デザイン、基本設計、FASELインダクター・コイルはそのまま継承しています。
ペダルボードを圧迫しないうえに軽量なので持ち運びやすいです。 BOSSのコンパクトエフェクターに近いサイズ感。
下部の蓋を開けることで内部スイッチにアクセスすることが可能。 Low、Vintage、GCB95の3種類のボイシングを切り替えることができます。
踏み心地が悪いんじゃないの?と思っていましたが、そんなことはなく細かな調整も可能でした!
ちなみに元のモデルはコチラです!↓
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / GCB-95 CRYBABY WAH WAH
サイズ感や重量などに不満が無ければコチラでもいいと思いますよ! 自分の環境や用途によって選択してください!
XOTIC ( エキゾティック ) / XW-1 ワウペダル
ワウぺダルの元祖として知られる「Clyde McCoy Wah」をベースに作られた多機能ワウペダル。 ホワイトとシルバーのシンプルなデザインで縦21cm、幅10cm、高さ6.7cm、重量980gの手軽に持ち運べるサイズ感。
本体側面に搭載されたコントロールパネルでは、BIAS・WAH-Q・TREBLE・BASSの調整ができます。 側面に設置されているので、ペダルを踏む際にもコントロールに干渉しません。
幅広いセッティングが可能なので、強烈なサウンドからナチュラルなサウンドまで可能。
ジャンル問わず使用しやすいオールラウンドなワウペダルです。
One Control ( ワンコントロール ) / BUTTER YELLOW AUTO QUACK
シンプルなコントロール・高い耐久性・コンパクトサイズを兼ね備えたエンベロープフィルター。 ギターだけでなくベースでも使いやすい仕様になっています。
コントロールパネルでは
- BIAS:フィルターの開始位置の設定
- SENS:楽器の特性に合わせてフィルターの応答性を調整。
- DECAY:フィルターのかかる長さを調整。
また、側面に搭載されたミニスイッチでフィルターのかかる帯域を切り替えます。
音の変化が顕著に出てくるので調整しやすくなっています。
初めてオートワウを導入するという方でも安心して使えるでしょう!
ワウ半止めの甘いサウンドをワンタッチで再現できるコンパクトサイズのオートワウ。 シンプルな3ノブ操作でボリューム、バンドパスシェイプ、周波数帯を設定することができるので簡単に自分好みのサウンドを作り上げることができます。
ワイドレンジに幅広い音域を調整でき、美味しい音域を見つけやすいです。
単音弾きで輝くエフェクターという印象です!
以上、「ワウペダル・オートワウ」の解説とオススメの製品の紹介をしてみました。
手軽に独特な効果が得られるワウペダルは、ギター・ベースの表現力を無限大に広げてくれます。
是非チェックしてみてくださいね!
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