

前回のコラムで二人今までの音楽遍歴を振り返ったのですが、
うん。
当然二人にも初心者という時期があり、色々な初体験を経てきた訳で・・・是非皆さんにもそういった初体験をして欲しいな、と。
是非!と言ってる自分が初心を忘れてるかもしれないなあ。
とりあえず、音楽やバンドに興味あるという前提で話進めますけど。
そうしましょ。
まず、自分のパートを決めましょう。
何の楽器担当か、ということだね。運命の分かれ道だ!
自分は、前回のコラムで書いたように、友達から薦められるままにベースを手にしましたが、傷彦さんは、どうでした?
僕は同級生から「お前、声いいからボーカルな」と言われて。「フフフ、やっぱり?仕方ないなあ…」という感じで。
さすが(笑)。最初からボーカル志願?布袋さんに憧れてギタリスト志願?
誘われた時はボーカリスト専任、っていう意識で。当時ギターは自分では弾ける気がしなかった、全然。持ってなかったし。
そうなんですねー。
うん。最初はBOΦWYのコピーバンドでヒムロック役として歌ってて、そのうち布袋さんソロアルバムの曲をレパートリーにした時に「ボーカルもバッキングギター弾いて欲しい」ってことになって。
すぐ弾けました?
いや!全然…向いてないと思った…。でも辛うじてコードくらいは弾けるようになった。
辛うじて…。
今は楽しく自分らしく弾けてるけどね。
とにかく、自分が「やりたい」と思った楽器をやるのが一番。 それか、憧れてるミュージシャンと同じパート、ですよね。
うん。その方が上達も早いだろうし。
自分は、バンド自体に対する憧れはありましたけど、特に憧れたプレイヤーはいなかったなぁ。BOOWY聴いてボーカルやギタリストに憧れるというのはよくあるパターンだとは思いますけど。別にベースやドラムを否定する訳ではないですよ(笑)でも、やはりあの二人は目立ってましたからね。
日本でも屈指のツートップだよね。華があり過ぎる。
自分みたいに、特にこだわりが無ければ、周りで既にやってる人に楽器を触らせてもらうのもいいかも知れませんね。その時に少しだけでも教えてもらったりして・・・意外とピタッとくる楽器が見つかるかもしれませんね。
なるほど〜。
よくあるのが、小さい頃にピアノとか習ってたからキーボードというパターンとかもありますね。
それは自然だ。
ルナシーの真矢さんは小さい頃に和太鼓をやってたとか・・・だからドラムだったんですかね?
それはレアケースっぽい・・・。
家にある楽器で、というパターンもありますかね。家に使ってないギターやベースがある。
お宝だ!ヴィンテージだ!ヒャッハー!
落ち着いて下さい(笑)中にはドラムがある、という人もあるかも知れませんし。そういうパターンだと、楽器を手に入れる手間は省かれますよね。
いーなー、お父さんがジャズメン設定。
設定て(笑)。何人かでバンドを組むとなって、相談して決めるというパターンもあるかも知れませんね。自分もそのパターンかな?
そうだね。なんとなく、だけどボーカルとギターは先に決まりがち。
特殊なパターンとして、ですけど、憧れの人と一緒にバンド組むことを目指し、違うパートにするという手もありますよね。ギターなら共演出来なくもないですけど・・・
例えば?
例えば、「傷彦さんと一緒にバンドを組む!」というなら、ベースやドラムをやったほうが可能性はありますよね。可能性だけなら(笑)
あー、僕が弾けない楽器やる方が可能性は高まる(笑)たしかに。
自分は、以前コピバンイベントでTHE YELLOW MONKEYのヒーセさんと対バンしたことありますけど・・・あの時は一緒にやってるヤツらが羨ましかったなぁ。自分は同じベースだから(基本的には)組めませんからね。他のパートだったら・・・とチラッと思った気もします(笑)
不純な(笑)
ある意味純粋でしょ(笑)。とにかく、基本的には自分のやりたい楽器、もしくは憧れてる楽器が一番、ですかね。
そう、すべては?
愛ゆえに!
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