こんにちは!
“姿勢がみれるギタリスト”改め、“ギタリスト専門整体師”ことフジオカタクトと申します。地味に改名してみました。笑
めっきり寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。
以前にも座った姿勢について記事を書かせていただきましたが、
今日はタイトルの通り、「あぐらでギターを弾くと足がすぐ痺れてしまう原因と解決策」を考察してシェアしていきたいと思います!
“どうして足が痺れるの?”
だいたい想像できるかと思いますが一言でいうと、神経が圧迫されることで痺れ感覚というものは生じます。
でもどの神経が圧迫されて痺れが生じているのでしょうか?
それは人それぞれで、あぐらの姿勢や足の組み方、体重のかかる位置で症状や程度も変わってくると思います。
今回は症状別に対処法を考えてみましたので、あぐらですぐに足が痺れてしまう方は是非実践してみてください!
それではよろしくお願いします!
1、股関節内転筋が硬い
あぐら姿勢は股関節の柔軟性が重要になってきます。
あぐら姿勢をとるには股関節屈曲・外転・外旋という股関節の動きが必要です。この時に大内転筋や長内転筋といった股関節を内側へ動かす筋肉が引っ張られます。その股関節内転筋自体が硬いと引っ張られた時に筋肉が神経を圧迫してしまっている、という可能性が考えられます!この場合は神経が直接圧迫されているのではなく、硬くなった筋肉自身が神経を圧迫している、というイメージです。
足が痺れる原因になる神経は坐骨神経です。一度は聞いたことのある名前ではないでしょうか?

内側の筋肉(赤線の部分)が硬いと膝下に隙間(赤丸の部分)が生まれてしまいます。
あぐら姿勢をとった時、膝が浮いてしまっていませんか?
そんな時はまずは内転筋のマッサージ、ストレッチから行ってみてください!
2、足自体が神経を圧迫している
太ももには坐骨神経、ふくらはぎ〜くるぶしの周りに腓腹神経、腓骨神経が通っているのでここが圧迫されると足が痺れてしまいます。
この場合はあぐら姿勢を見直すことで改善することができます。

赤丸の下で足が神経を圧迫しています。長時間圧迫されると痺れが生じてきます。
“ベストなあぐらの姿勢を見つけよう!”
足の位置を調整することで神経が圧迫されるのを軽減させられます。
下の写真のように、手前にくる足は膝下に爪先が当たる、外側になる足は踵の側面がふくらはぎに当たる程度に前に出すと圧迫感が少なく痺れもなく快適にあぐらが取れます。

上の写真と見比べてください。
どうしても股関節が硬くてあぐら自体が長時間とれない場合はお尻の下に座布団などを敷いて高さを上げることで負担はかなり軽減します。
こちらの記事でもあぐら姿勢について触れていますので是非読んでみてください。
→ 関連記事【練習が捗る良い姿勢とは】ギタリストは知っておきたいカラダのこと
また座位姿勢は30分〜1時間に座り直し、姿勢を変えるように心がけてください。
いかがでしたでしょうか!
是非一度試してみて、感想をいただけると嬉しいです。
もし疑問に思う点やご質問がございましたら、是非僕のツイッターや公式ライン(https://lin.ee/6AGJ9JX)からご連絡ください!できる限りお答えさせていただきます( ^ω^ )
それではまたー!