著者プロフィール
技術サポート / 黒巣 翔太
ESPミュージカルアカデミーでギター・エフェクター・アンプ製作の技術と知識を学び、卒業後はライブハウスでPA・照明を担当。ステージ上の全ての機材をメンテナンスするようになり現在の修理業務のベースが完成。照明のムービングヘッドやフォグマシンをメインに修理を行っていますが、ジャンルにとらわれず修理業務に従事しています。最近はアナログレコードの面白さを覚え、レコード屋を巡っています。
昨年末から考えていたPAシステムの変更。 今回で完結となります。つまり配線のシステムを一新しました。 本編の前に前回のブログを読んでいただけると幸いです。 PAシステムを考える~配線編~ PAシステムを考える~配線編
まずは前回のブログを読んでいただけると幸いです。 昨年から考えていた配線システムの変更について、このセットで揃えてみようと考えています。 CLASSIC PRO / BDF104L マルチケーブルボックス CL
AKG(アーカーゲー)ではドラム用のマイクセットが3種類あります。 DRUMSET SESSION I DRUM SET CONCERT Ⅰ DRUMSET PREMIUM 今回は D
2024年12月8日から10日までの3日間にわたって開催された展示会「LDI 2024」に行ってきました。 LDIはLive Design Internationalのことで、舞台・劇場技術に関する全米で最大級の展示会です。Las Veg
先日、バンドのPA依頼をいただいた。 打ち合わせを重ねて必要な機材の確認と準備を前日までに完了させ、当日は余裕を持って現場に向かう。 今回のPA内容はお祭りのステージでのバンドのオペレーション。同じような現場は何度も経験しているのだ
フォグマシンやバブルマシンにはワイヤレスリモコンが付属している機種があります。 STAGE EVOLUTION ( ステージエボリューション ) / Volcano MAX フォグマシン STAGE EVOLUTION
ギタリストやベーシストでエフェクターボードの配線にソルダーレスケーブルを好んで使用するという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか? またはソルダーレスケーブルに変えてみたいと考えている方も多いと思います。 私も以前GEORGE L&
今回はタイトルの通りPA初心者に向けたマイクの説明をしていきたいと思います。 まずPA初心者と大雑把に言っていますが、自宅での録音や、路上での簡易PAセットを使用したライブなど、マイクを使用するかた全てに向けての記事になります。
ポンプという単語を聞いたら何を思い浮かべますか? 具体的にポンプそのものが思い浮かんでいる人は少ないのではないでしょうか。 それもそのはず、ポンプは普段目にすることはありません。大体は何かの機械の内部に組み込まれていて、人知れず役割を全
修理をする者にとって、簡単そうに見える修理ほど実は難しかったということはよくある話です。 今回は最近行った修理を例にあげて紹介したいと思います。 AMERICAN DJ ( アメリカンディージェイ ) / VIZI BEAM RXO
季節も春から初夏へと移り変わり、野外でのパーティーやイベント事が増えてきましたね。 先日も公園でマルシェが開催されていたので寄ってみました。すると公園内にシャボン玉が飛んでいるではないですか。暖かい季節に野外で無数のシャボン玉が浮かぶさま
今回はミキサーについて、よくある問い合せや間違った使い方について説明していきます。 ヘッドホンアウトのバランスが悪い ほぼ全てのミキサーにはヘッドホンアウトが付いています。 このようにPHONESと印字されているこ
機材のメンテナンスをやられている方は多いと思います。道具には正しい使用方法がありますが、知らず知らずのうちに間違った使い方をしていて機材を傷つけてしまった……なんてこともよく耳にします。 今回は身近にあるメンテ
いきなりですが「sq」何と呼ぶか分かりますか? 普通に生活していたら目にすることがないので、分かる方はやや少ないと思います。 「sq」はスケアと呼びます。スケアとは電線の太さの単位です。1スケアはおおよそ1平方ミリメートルの断面積と
今回は検証で使用している機材を紹介したいと思います。 検証機材といっても多くの物があるので、自作した機材に絞って紹介します。 紹介する前に、そもそも何で検証機材を自作するのかを説明します。 検証機材は基本的には既製品や校正された計