朝夕の風に涼しさを覚え始めた今日この頃。
秋は行楽シーズンだしイベントがてんこ盛りですね。
弊社サウンドハウスは2025年6月からMACKIEの正規輸入代理店となりました。
今回はそんなビッグウェーブに乗っかって、秋のイベントにぴったりなMACKIEのポータブルPA製品をご紹介しつつ、徹底的にレビューしちゃいます。
(遅いとは言わせないZE!☆)
ではいく!
今回は3製品です。
まずはFreePlay LIVEです。
MACKIE ( マッキー ) / FreePlay LIVE ポータブルPAスピーカー
FreePlay LIVEは6インチのウーファーと2基のツイーターを搭載した150W出力のパワードスピーカーです。
サイズは198×356×178mm、重さは4.0kgとコンパクト。片手でも簡単に持ち運べるため、路上ライブやストリートパフォーマンスにおすすめです。
コンパクトな見た目からは想像できないほど、パワフルなサウンドが特徴で迫力ある音を鳴らせます。
サウンドモードは2種類あり、聴いた感じでは「Music」モードはいわゆるドンシャリのような低域と高域のブースト、「Live」モードは人の声にあたる中高域がブーストされるような感覚です。
同じ音源で比較しましたが「Music」モードは低音の深み、「Live」モードは高音のきらきら感を感じました。
次にSRM150です。
MACKIE ( マッキー ) / SRM150 パワードPAスピーカー
SRM150は5.25インチのウーファーと1インチドライバーを搭載した軽量(3.4kg)小型(203×284×173mm)の持ち運びに便利なスピーカーです。
サウンドは3バンドEQで調整可能なため、好みに合わせた音作りができます。特に中域の調整がしやすいため、ボーカルのモニター用スピーカーとしても使用が可能です。
マイク入力とライン入力、さらに楽器入力にも対応しており、DIを使わずにギターやベースを直接つなげられるのも非常に便利です。
サイズ感の割にパワフルで小規模なセッションやリハーサルの時など、最小限の機材で完結できるのは大きな魅力です。
最後にThump GOです。
MACKIE ( マッキー ) / Thump GO バッテリー内蔵パワードスピーカー
Thump GOは8インチのウーファーと1インチのドライバーを搭載し、200Wのハイパワー出力が可能。
使用してみた感想として、まずミュージック・ダッキング機能が便利です。
この機能をオンにしてチャンネル1にマイクを接続し、声を入力すると、チャンネル2に入力していたBGMの音量が自動的に下がるため、わざわざ本体背面のミキサー部分を触らなくても人の声が聴き取りやすくなるのでイベントで活躍する機能だと感じました。
EQプリセットの種類が豊富で「MUSIC」「SPEECH」「MONITOR」「SUB」と4タイプもあるほか、OUTDOOR MODEのオンオフを含めると計8パターンのEQを楽しめちゃいます。
「MONITOR」は床置きのフロアモニターとして使用する際にその真価を発揮します。
特定の低音を抑えつつステージ上の音の回り込みを回避することにより、モニターしやすいサウンドにしてくれます。スピーカーがステージ上のサイドフィルやフロアモニターとして設置している場合にはこのモードをオンにすることをお勧めします。
「SUB」ではThumpシリーズのサブウーハーを使用する際にチャンネルデバイダーのような役割を果たしてくれます。
OUTDOOR MODEをオンにすると音の横の広がりを抑え、より前に出てくるような印象というか、奥行きが生まれるような感覚を覚えました。
LINKボタンで簡単に2台目のThump GOを接続してステレオ使用が可能なところもポイントが高いと思いました。
イベントのジャンルを問わずさまざまな場面で活躍できるオールラウンダー・ポータブルPAをお探しの方におすすめです。
こうして3商品が並ぶとそのサイズ感もイメージしやすくなるのではないでしょうか。
(サイズ比較用に12インチのThrash212 GOも並べてみました。)



いかがだったでしょうか。
いろんな使い方が浮かびますが、SRM150はバッテリー駆動ではないので、例えば文化祭の教室のBGMやちょっとしたクイズ大会なんかに使ったら楽しそうだなーとか、FreePlay LIVEは軽くてバッテリー駆動できるのでストリートでのイベントに向いているかなーとか、Thump GOはDJイベントとかにも使えそうだなーとか思いましたね。
今回ご紹介した製品はいずれもサウンドハウス成田ショールームにて現品の試聴ができちゃいます!
(※展示品は予告なく変更となる場合がございますので、ご来店の際は事前にご連絡いただき、ご確認いただければと思います。)
運動会や文化祭、ピクニックなんかのお供にも。
「音楽の秋」なので秋のイベントのパートナーを見つけてみてください。
ではまた。