家での時間が長くなった今、生配信が注目されています。見るのも楽しいですが、自分で雑談や演奏を配信する人も増えてきています。また、イベントの様子を生中継したり、レッスンなどでオンライン配信の活用を考えている人も多いのではないでしょうか。そこで、初心者でもコストを抑えて簡単に生配信する方法を調べてみました!
■ 最も簡単にやる方法
スマホやカメラつきのパソコンとネット環境さえあればライブ配信はできます。 スマホについているカメラとマイクから音と映像を拾って、配信アプリなどを通してネット上に配信します。例えばYouTube の場合はライブ配信機能が配信ソフトにあたります。 他にもライブ配信アプリは色々あります。
Youtube Live https://www.youtube.com/live/
ポコチャ https://www.pococha.com/
イチナナ https://17media.jp/
■ 音質を上げる
スマホ1台だけでの生配信では音質や画質などに限界があります。 私もピアノの音をスマホで録音したことがありますが、音割れしたり、音が平面的になったり、音と映像が微妙にずれることもありました。
高音質で配信するには、パソコンやマイクなどの機材があるといいです。 手軽になら、USBマイクがパソコンと直接つないで使えて便利です。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CDM80U
こちらは配信だけでなく、ビデオ通話などでも活躍するマイク。
USBケーブルでパソコンと接続するだけで使えます。 コンデンサーマイクなので細かい音も拾ってくれます。
SAMSON ( サムソン ) / GO MIC Titanium Black
こちらもUSB接続式のマイクです。 長さ7cmと超小型で、パソコンなどに取り付けられるクリップ付き。5000円以下で買えるのも魅力的です。
■ Samson Go Mic Quickstart Tutorial for PC and Mac
使い方がわかりやすく動画になっています 本当にパソコンと繋ぐだけです! 動画のようにヘッドホンを繋いでモニターもできます。
■ 色々なマイクを使いたい
音にこだわる方は、USBタイプ以外の色々なマイクを使いたいと思うかもしれません。そんなときは、パソコンとマイク入力付きのオーディオインターフェイス機能を持った機材を組み合わせるのが一般的です。ファンタム電源を供給できるモデルなら、ダイナミックマイクに加えて、コンデンサーマイクも接続できます。
※USBマイクやプラグインパワーを使うカメラ/PCマイクは、オーディオインターフェイスでは通常使えないのでご注意ください。
Soundcraft ( サウンドクラフト ) / Notepad-5 アナログミキサー
組み合わせるソフト側の仕様により、オーディオインターフェイスに複数の入力端子があっても1chの音しか入力できない場合があります。 例えばNotepad-5は、ZOOMミーティングだと本体の1ch、3/4chの音声はソフトに入りますが、Skypeだと1chの音のみが送られたりします。
※もし複数の音声を送りたい場合、他の機材が必要になる場合があります。
マイク
⬇︎
ミキサー(オーディオインターフェイス機能付)
⬇︎
パソコン
⬇︎
配信
というイメージです。
まとめると
- マイクとカメラがついていればスマホやパソコン1台でも配信可能
- いい音で撮るにはUSBマイクが便利
- ダイナミックマイクやコンデンサーマイクを使う時は、マイク入力のあるオーディオインターフェイス機能付きの機材を使う
以上、ちょっといい音で配信する方法でした。参考になれば幸いです。