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謎ギターを復活させてみよう その4

2024-11-13

テーマ:ギター

謎ギター復活作戦ももう4回目を迎えました。
カスタムや修理にちなんだお話で、先日愛車のマフラーに交換しました。
かれこれ30年間交換されていないであろう排気系は案の定ボルトがサビサビで固着しまくり。
触媒のスタッドボルトが外す際に折れてしまったのでステンレスボルトを溶接で付けてもらいました。そんなこんなでようやく取り付いたマフラーですが、高回転でのパワーの出方やサウンドは抜群!「そうそう。これぞ社外マフラーだよな!」とうなずく満足度です。
反面、排気効率がアップした事によって低速トルクは落ちました。不便に思うほどではないですが、以前のようなバランスの良さは感じられません。

カスタムは自分が求める方向にいかに寄せていくかが大切だと痛感します。要するにいい事ばかりではないということです。この点は普段ギターいじりをされる方なら共感できる経験が多いのではないでしょうか。

見てください。砲弾マフラーはやっぱりカッコいいですね。「Running In The 90's」と言わざるを得ないです。


さて、前置きが長すぎて自動車系のブログみたいになってしまいました。ここからはちゃんとギターのお話です!笑

前回ピックガードを大まかに製作したのでその続きからの作業。

これは前回の記事で切り出し作業を行った状態です。

まだ実線まで余裕があるので地道に鉄やすりで削っていきます。いい感じに外周に歪みがなくなるまで整えたら次は角を斜めに落としていきます。
本当ならビットで一気に削りたかったんですが、なぜか鉄やすりで作業を始めてしまったんですよね....笑
こうなったらもう覚悟を決めて削るのみです。

削る範囲が均一になるようにコンパスで下書きをして、それに合わせて削っていきます。(画像が無くてごめんなさい)
鉄やすりで歪まないように削っていき、軽くペーパーで整えた状態がこんな感じ!かなり見覚えのある見た目になったんじゃないでしょうか?

まだ加工は残っていますがピックガードは一旦ここまで。


ボディ側にハムバッカーのザグリを入れていきます。

ごめんなさい。作業中の写真が一枚も撮れていませんでした......

適当な板から掘りたいサイズの治具を作ってルーターで掘るだけです。
めちゃくちゃ木くずまみれになり動作音もうるさいので一般のご家庭だと結構ハードルが高い作業です。リペアショップさんに頼むのが無難ですね。

パーツを組み込んであてがってみました。
こういう瞬間が一番テンション上がりますよね!!

リアピックアップをマウントしているビスが長く、ザグリと干渉してピックガードが浮いてしまうのでビスを短く切断しちゃいます。
それ以外は問題なくインストールできたので一安心です。

復活計画で残されたボディ側のタスクは......

・ネックセットビスのダボ埋め+開け直し
難易度こそ高くないが、前々回にボディを真っ二つにしているのでトラウマと格闘しながらの作業。敵は己。
・アンカースタッド付近のヒビ対策
周りをルーターで四角くくり抜き同じ形に加工した木材を埋め込んでから開け直すのがいいかな~なんて考えています。
・電池ボックスの取り付け
ボディにハムバッカーザグリを入れた際に全く写真が撮れていなかったので電池ボックスのザグリ加工でリベンジします!

毎月コツコツと進めていくので次回の記事でもお会いしましょう!

営業部 / 竹原聡一

リッチーブラックモアの影響でギターを始めました。 次第にスキャロップ加工やピックアップ交換をするようになり、ギタークラフトの専門学校へ入学。営業の業務以外にギター、ベースの出荷検品も行っています。 ギターはワンハム フロイドローズ、車は軽量FRをモットーにしています。

 
 
 

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