多くのプロフェッショナルな現場で活躍するSENNHEISER製品の中から、ライブ配信やZoom会議を高音質化することが可能なUSBマイク「Profile」。
スタイリッシュな見た目に加え、直感的な操作性やクリアな音質が特徴のこのマイクを実際に使用して、音質や使い勝手、どのような人におすすめか解説していきます。
配信や通話に使える手軽なマイクを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
シンプルだけど確かな音質
まず驚いたのは、iPhoneに繋いで通話した際の音のクリアさ。通常の外部マイクなしの通話と比較すると、明らかに声がはっきりと聞き取れ、通話相手からも「聞きやすい」と好評でした。さらに、1メートル以上離れていても声がしっかり届くのは、日常使いにおいてありがたいポイントです。SENNHEISERらしい音質の良さがしっかりと感じられ、「シンプルに音質が良い」と素直に思える一台です。搭載されているマイクカプセルは、撮影用ガンマイクとして人気のMKE 600でも使用されているSENNHEISER製の高音質マイクカプセル「KE 10マイクカプセル」を採用しているため、その音質にも納得です。
単一指向性により周囲のノイズ音が軽減され、耐音圧125dB SPLという大音量にも耐える仕様のため、ギターの弾き語りやボーカル収録はもちろん、zoom等の通話やストリーミング配信など幅広い用途で使用できます。
操作性と視認性の良さも魅力
正面には音量調節ノブとミュートボタンが搭載されており、手元でサッと操作できるのは非常に便利です。ミュートボタンをONにすると赤色、OFFで緑色に光る仕様で、配信中や会議中でも状態が一目でわかる点が高評価。マイクゲインダイヤルの操作ノイズもきにならなくて使いやすいです。また、無駄のないシンプルなデザインはデスク上でも映え、外観にこだわる人にもおすすめ。マイクアームと組み合わせれば、ゲーミングマイクとしても活躍します。コンパクトなサイズ感は持ち運びにも便利です。
気になった点
一方で、気になる部分もいくつかありました。
- ボリュームノブはやや硬めの感触でのため、頻繁に調整する人には少しストレスかも。
- ミュートボタンはソフトタッチ式ということもあり、物理的な押し込み感がなく、好みが分かれるところです。
- ヘッドホン出力からの音声は少しホワイトノイズが入りますが、配信や通話などの際には気にならない程度です。
まとめ
SENNHEISER「Profile」は、USB接続で高音質な通話・録音ができる便利なマイクです。直感的な操作性やスタイリッシュなデザインも相まって、リモートワークやストリーミング配信などに最適。音質を重視しつつ、扱いやすいUSBマイクを探している人には、十分満足できる一台といえるでしょう。