絵画は難しい、というアナタも楽器に着目すれば楽しめるかも。日頃から吹奏楽、オーケストラに慣れ親しむ筆者おすすめの作品を紹介します。
まずはコチラ
■ 笛を吹く少年

作者:マネ
所蔵:オルセー美術館/パリ
楽器や絵画に興味がなくても、きっとどこかで目にしたことがあるはず。
木製のピッコロのような横笛「ファイフ」を吹いているそうです。
可愛らしい少年のイメージから小さめの画かと思い込んでいたのですが、160cmもあります。
次は難易度高め
■ 3人の音楽家

作者:ピカソ
所蔵:フィラデルフィア美術館/アメリカ
σ( ̄^ ̄)? どんな楽器を描いた作品なのか、凡人の私にはチョットよくわかりません。
ちなみにピカソはクラリネットという作品も残していて、パズルなのかと思ってしまうほどです。

それでは気を取り直して次の作品へ(ピカソさん、すみません)
■ ピアノに寄る少女たち / ピアノを弾く少女たち

作者:ルノワール
所蔵:オルセー美術館/パリ
先生と生徒なのかと思っていましたが少女たち、お友達なんでしょうか。
どれどれ、という感じで楽譜を見ながら、和やかな練習風景ですね。
どんな曲を弾こうとしているのか、気になります。
■ ヴァイオリンを奏でるパガニーニ

作者:ドラクロワ
所蔵:フィリップスコレクション/アメリカ
ヴァイオリン奏者で作曲家のパガニーニ。
その超絶技巧が窺い知れる躍動的な作品です。
ちなみにドラクロアはピアノの詩人 ショパンの肖像画も描いたことでも知られています。
■ オペラ座のオーケストラ

作者:ドガ
所蔵:オルセー美術館/パリ
ドガさん、わかります!
舞台を観に行ったのにバックの演奏者に目がいってしまう、この感じ。
しかもファゴット/バスーンに。(かなり主観です)
ステージの女性(明るい)と演奏者の男性(シックで真面目)のコントラストも美しいですね。
そしてバレリーナの表情が気になる、、、
いかがでしたか?
コンサートだけでなく、楽器の描かれた絵画からも芸術の秋を楽しめるのではないでしょうか。
私はパリと印象派が好きなので、かなり偏った選択になっているかもしれません。
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