こんにちは。最近も相変わらずバンド発掘にハマっている柴山です。そこで今回はパスピエというバンドのキーボードを担当している成田ハネダさんについて紹介します!
まずはパスピエというバンドについて簡単に紹介します。パスピエは2009年に結成された4ピースのロックバンドです。

大胡田なつきさんの女の子らしいボーカルが特徴。作曲は成田ハネダさん、作詞は大胡田なつきさんが担当しています。ちょっと不思議な世界観のある曲が多いです。
私も学生時代に何回かバンドのキーボード担当として、カバーをしたことがあります。音作りが特に難しく、とても苦戦したのを今でも覚えています、、、(笑)
次にキーボーディスト成田ハネダさんのすごすぎるポイントを紹介します。
1、音作りがとにかく神がかっている
パスピエは一曲の中で多くのシンセの音を使用していることが特徴です。また、シンセ一つひとつの音も様々なエフェクトがかけられていたり、こだわりぬいた音作りになっています。ここで「MATATABISTEP」という曲を紹介します。
最初の特徴的なシンセの音とスラップベースがなんともかっこいい曲です。
PVに登場している機材は Roland / JUNO Stage

76鍵盤で、ライブ用シンセサイザーとして人気を誇っていた機種です。成田ハネダさんもメイン機材のひとつとして、使用しています。MATATABISTEPの最初の音は、プリセットのシンセ音源をもとに作られていると思われます。プリセット音源にイコライザーやエフェクトを様々に組み合わせることによって、他の楽器に負けない力強い音になっています。
2、キーボードソロがかっこよすぎる
パスピエはとにかくキーボードソロがかっこいいです!かっこいい分、バンドでカバーするのは大変です、、、(笑) パスピエの曲の中でも、特にキーボードソロがかっこいい曲を紹介します。「最終電車」
この曲はちょっと切ない曲調が魅力的です。メインのシンセはエレピ音源を使用しています。キーボードパートがとても目立つ曲です。私も学生時代にこちらの曲をカバーしたことがあります。とにかく指を早く動かさなければならないため、カバーするのにとても苦戦しました、、、。
◎ 成田ハネダさん使用機材の紹介
天才キーボーディスト成田ハネダさんが使用している機材について何点か紹介したいと思います!
1、KORG / SV1-73 BK ステージピアノ
ステージピアノである、SV1。こちらの機材はピアノやオルガンをメインで使う際に大活躍です。真空管回路「Valve Reactor」が搭載されていることにより、チューブアンプ特有のサウンドを再現できます。
2、KORG ( コルグ ) / microKEY2-61
MIDIキーボードとしては、こちらを使用。鍵盤は「ナチュラルタッチ・ミニキーボード」採用しており、和音や早いフレーズも演奏がしやすくなっています。
3、KORG ( コルグ ) / KingKORG-BK 61鍵シンセサイザー
こちらのキーボードは200個のプリセット音源が内蔵されており、難しい音作りをしなくてもすぐに演奏を始めることができます。また、フェイバリット機能により、ボタン1つで好みの音を呼び出すことが可能。ライブ演奏にはもってこいのキーボードです!
今回は私の憧れのキーボーディストである成田ハネダさんと、そんな成田ハネダさんが使用している機材について紹介しました。皆さんもぜひパスピエの曲を聴いて、キーボードのかっこよさについて知っていただけたら嬉しいです!