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Spacestation V.3のLEVEL、MIDS、HFQコントロールについてワンポイント!!

2016-10-28

テーマ:PA

今回はAspen Pittman Designsの画期的なスピーカー、Spacestation V.3のLEVEL、MIDS、HFQコントロールについてお話します。通常、中域、高域の補正と言うと、ミキサーやギターアンプなどによく見られる3バンド・イコライザーのような効き方を想像される方が多いと思いますが、
Spacestation V.3の場合は、大胆な音作りではなく、
fine-tuning=微調整をするものとなります。

LEVELコントロールは、8インチ・コアキシャルスピーカーの音量調節を行い、周波数帯は、100Hz~5kHzあたりをフォーカスしています。

MIDSは、約1.5k~15kHzの中域をフロントの8インチ・コアキシャルスピーカーで、HFQは、約10k~20kHzの高域をフロントのドライバーで補正するもので、どちらも12時の位置フラットEQとなります。


※イメージ図

MIDSがコントロールする帯域は、ボーカル、ギター、オルガン、シンセなどの楽器に最も多く含まれている中心的な部分です。HFQがコントロールする帯域は、プレゼンスに近いストリングシンセ、ハイハットシンバル、エレアコなどの煌びやかな部分を補正します。

人間の声や、ハモンド/レズリーオルガン、エレキベースなど高域成分が少ない音源だったり、MIDSを最大まで上げた状態のような場合、HFQの効果はわかりづらくなります。そんな時は、MIDSを抑えめにしてHFQを上げ下げすると、しっかりと効いていることがわかります。

Spacestation V.3に繋ぐ前の段階で高中低域の音作りをしておき、MIDS、HFQを12時のフラットEQとなる位置にした状態の出音を聴き、それぞれ微調整をするという使い方がオススメです。

営業部 / 河西 政佳

愛車サンバークラシックを溺愛するベーシスト。座右の銘は「人生アドリブ」。高校の軽音部に入り、最初の楽器決めジャンケンで負け、ギターヒーローを諦めることに。しかし、ビリーシーンやフリーを見てバンドで一番カッコイイのはやはりベースだと再認識。「上手い」よりカッコイイベースプレーヤーを目指し、日々精進中。

Aspen Pittman Designs / Spacestation V.3 3Dステレオ・パワードスピーカー

Aspen Pittman Designs

Spacestation V.3 3Dステレオ・パワードスピーカー

¥158,000(税込)

パワードスピーカー、8"、6.5"、1"、100W+100W+40W+40W、14.2kg

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