こんにちは、
サウンドハウスのヘッドホン担当、山崎です。
今回は、DJ機器のパイオニア、PIONEER DJのヘッドホン「HDJ-Xシリーズ」をご紹介します。「HDJ-Xシリーズ」は、エントリーモデルとしてぴったりなお手頃価格でしっかりとDJモニターに使えるHDJ-X5、従来のフラッグシップモデルHDJ-2000MK2をベースにしたHDJ-X7、そして、DJヘッドホンとしては初のハイレゾ音源に対応した、新たなフラッグシップモデルHDJ-X10をラインナップ。
まず、エントリーモデルのHDJ-X5からご紹介します。
カラーは、ブラックとシルバーの2色。
Pioneer DJ (パイオニア) / HDJ-X5
HDJ-X5の特長は、
1.上位機種ゆずりの高音質設計
2.ハードな扱いをものともしない耐久性
3.DJモニターにぴったりな機能性
といった感じ。
40mm径の新設計ダイナミック型ドライバーを採用し、5Hzまで再生する余裕のある豊かな低音が印象的です。
低音の主張が強めにもかかわらず、中高域もはっきりとしていて、上手にまとまっています。
音の定位は近め、大音量の中でもしっかりとビートを把握できそうですね。
イヤカップの反転も可能。片耳モニターももちろん可能です。
つぎに、前フラッグシップモデルHDJ-2000MK2の後継、HDJ-X7をご紹介。
こちらも、カラーはブラックとシルバーの2色。
Pioneer DJ (パイオニア) / HDJ-X7
HDJ-X7の特長は、
1.HDJ-2000MK2をさらに改善した高品質DJサウンド
2.上位機種HDJ-X10と同等の高耐久性設計
3.環境に合わせて選択できる2種類のケーブル
HDJ-X7には、ダイアフラム(振動版)の材料や形状を見直した、50mm径の大型ドライバーユニットを採用しています。
低音のレスポンスと高音の共振を低減する構造を取り入れたというだけあって、締まりのあるタイトな低音と輪郭のはっきりとしたクリアな高音が特徴的。
音の解像度が高く、各パートの音が1つひとつしっかりと分離して聴くことができました。
ケーブルには、1.2mカールケーブルと、1.6mストレートケーブルが付属し、着用する環境や使い勝手に合わせて交換することが可能です。
そして最後に、新フラッグシップモデルのHDJ-X10。
そしてこちらも、ブラックとシルバーの2色。
Pioneer DJ (パイオニア) / HDJ-X10
HDJ-X10の特長は、
1.DJヘッドホン初、ハイレゾ音源に対応
2.MIL規格に準拠した試験をクリアする、確かな耐久性
3.撥水効果のあるナノコーティング・イヤーパッドとヘッドバンド
4.環境に合わせて選択できる2種類のケーブル
なんといってもHDJ-X10の推しポイントは、「ハイレゾ対応」。
ハイレゾ音源を聴かずとも、再生周波数帯5~40,000Hzの広い帯域は、DJモニターをより正確に、鮮明な音でプレーヤーに届けてくれます。
クラブやライブハウスなど大音量の中でもヘッドホンの音が埋もれてしまうことなく、バスドラムや打ちこみのリズム、ビートを正確に聴き取ることができます。
シンセサイザーやキーボードもはっきりとクリアに聴こえ、スピード感のある音質が特長的です。
また、汚れや汗に強いナノコーティング加工を施したイヤーパッドとヘッドバンドを採用しているため、従来のヘッドホンより長く使用できるとのことです。
これなら、夏場などにガンガン使っても安心ですね。
右から、HDJ-X10、HDJ-X7、HDJ-X5
右から、HDJ-X10、HDJ-X7、HDJ-X5
右から、HDJ-X10、HDJ-X7、HDJ-X5
右から、HDJ-X10、HDJ-X7、HDJ-X5
どれも良いヘッドホンです。
みなさんもぜひ試聴して、お気に入りのDJヘッドホンを見つけてみてはいかがでしょうか。