サウンドハウスではアーティストモデルをはじめ、多種多様のピックを取り扱っています。憧れのギタリストの音やプレイに近づきたい!という思いで手に取ったことのある方も多いのではないでしょうか?
サウンドハウスで商品のピッキング(ギタリスト、ベーシストの皆さん、このピッキングは商品を取りに行くことですよ~(^^)って、そんなこと分かってますよね)をしていると、筆者にとっても思い出深いギターピックに再会したり…そんな個人的な思い入れも織り交ぜつつ取り上げてみたいと思います。今回は洋楽ギタリスト編です!
最初にご紹介するのはエアロスミスのギタリスト ジョー・ペリーのピック。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / 483C Joe Perry HV
形はスタンダードなティアドロップ型。厚みがあり、骨太ロックを演奏するのに向いているピックだと思います。ウォーク・ディス・ウェイのリフをつい弾きたくなってしまいます!思えば高校生の頃、初めて買ったエレキギターは、バーニーのジョーペリーモデルでした…(渋い とよく言われますが)。
近年はステージ後に倒れて救急搬送されるなど、体調が心配されますが、現役でロックしているジョーはカッコいい!このままストーンズのようにロックし続けて欲しいです。
次はガンズアンドローゼズの元ギタリスト スラッシュのピック。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / ARTIST LIMITED PICK COLLECTION SLASH
筆者がこのピックを手にしたら、間違いなくスウィート・チャイルド・オブ・マインのリフを弾くだろうと思っていましたが。。。やはり弾きました(笑)。デフォルメされた可愛いスラッシュが描かれています。反対側はスラッシュのサインとドクロ。今回紹介する中では、一番マットで滑りにくい素材を使っており、外周に向かって薄くならない、全体的に均一な厚さ。見るからに男気を感じさせるピックです。ゴリッとした音が出せます!シャナナナナナナニーィ↑!!!
こちらはMr.Bigのギタリスト、ポール・ギルバートのピック。
IBANEZ ( アイバニーズ ) / PAUL GILBERT PICK PEARLWHITE
コレ、筆者は高校生の頃持ってました。当時は、速弾きの登竜門ダディー・ブラザー・リトル・ボーイを練習していたものです… 弾きこなすことはできませんでしたが…(笑)そして電気ドリルにピックを装着しようとして失敗(笑)。
筆者の思い出話はさておき、このピックはテクニカルなギタリストらしく、今回紹介する中では最も小さく、先端が尖っています(一概には言えませんが、速弾き系のギタリストはジャズタイプなどの小さめのピックを使用している場合が多いです)ポール・ギルバートのピックは、この他にもホワイト、ブラックも発売されています。
こちらはフランク・ザッパ門下生、スティーヴ・ヴァイのピック。
IBANEZ ( アイバニーズ ) / 1000SV-GR
超絶・変態テクニックを持ちながら、他の速弾きギタリストとは一線を画す、独自の世界観を持っている同氏。一体どんなピックを使っているのかと気になりましたが、やはり一筋縄ではいかない形。スタンダードなティアドロップ型のものよりも、先が長く尖っています。手の大きさにもよると思いますが、その分、弦がしっかり引っかかるような印象です。
次は王者、イングヴェイ・マルムスティーンのピック。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / Yngwie Malmsteen Pick
今回紹介する中で最も変わりダネなピックはこちらでしょう。厚みがあり、周囲は面取りがしてあって、弾き心地としてはツルッと弦離れが良い印象。こんなタイプのピックを使っているんですねー。速弾きに特化したv pickなどと近い使用感です。
いかがでしたでしょうか?お気に入りの1枚にたどり着くためのピック選びの一助になれば幸いです。しかし、ピックの使用感は、演奏者の手の大きさや持ち方によっても変わると思います。今回ご紹介したピックは、サウンドハウスではどれも1枚80円です。まずはご自身の手で、ギターで、ぜひ弾き比べてみてください。