吹きやすさと耐久性から話題になっているプラスチック製の管楽器。
価格と品質にこだわったサウンドハウスのプライベートブランドPLAYTECHから発売中のコルネット、ピッコロトランペット、フリューゲルホルンについて、気になる金属製との吹き比べやスペックの違いを徹底的に解説します!
プラスチックトランペットの新機種についてはコチラのブログをCheck!
→【レビュー】プラスチックトランペット PTTR100シリーズがリニューアル
ZO(ゼット・オー)、ピートランペット/pTrumpet、トロンバ/Tromba、ゼフ/Zeff、クールウィンズ/CoolWinds など、様々なブランドからプラスチック製のトランペットが販売されています。
各社ともピストンの機構や抜差管の向きなどに違いはあれ、通常の演奏に支障のないアクションと音質に仕上がっています。
サウンドハウスでは気軽にトランペットに親しんでもらいたい、吹奏楽部などパフォーマンスをさらに楽しんでもらいたい、という気持ちからプラスチック楽器の販売をスタートしました。
それでは、さっそく商品の特徴を紹介します!
■安くて豊富な品揃え


ピッコロトランペット 17,800円、コルネット 13,800円、フリューゲルホルン 16,800円
衝撃的な価格と種類の多さに驚きです!!
■PLAYTECH ピッコロトランペット
■PLAYTECH コルネット
■PLAYTECH フリューゲルホルン
■カラーバリエーションが豊富

全7色。ゴールドとシルバーもあり、一見「金属製を吹いているの?」と思わせてしまいます(笑)。
ポップな演奏会場や野外演奏には楽器を色違いに用意するだけでも豪華絢爛です。
■軽くて吹きやすい、金属製に近いサイズ感と音色
楽器自体のサイズ感は金属製とそれほど変わりなく、重量は約500g(金属のトランペットが1kg~1.2kgです)私自身「プラスチックは詰まった鈍い音になるのでは?」という不安もありましたが、吹いてみると楽器の軽さが相まって、よく響いていました。マウスピースを金属製やBrandに変えるだけでも金属製の伸びやかで華やかな音色に近づき、キャラクターの違いが見えてきます。
■ピストンは金属製、レスポンスは良好


ボディはプラスチック。ピストン本体(5枚目)とケーシング(1-3枚目)は金属製です。

上バネ式になっていて、違和感なく操作できました。
ピストンとケーシングの隙間(クリアランス)が広めなので、スライドグリスを少量塗るか粘度の高いバルブオイルを注すとノイズが少なく吹けます。
■マウスピースはプラスチック製ヘビーウェイト仕様
Bachのメガトーンのような外観、カップは浅めのマウスピースが付属しています。
抵抗感を金属製に近くするための工夫でしょう。
楽器本体は様々なカラーですが、マウスピースは全て黒色です。

トランペット、ピッコロトランペット用

コルネット、フリューゲルホルン用
■ケース付き

ピッコロトランペットはプラスチック製のケース

その他の楽器はセミハードケースが付属しています。


■まとめ
いかがでしたか。 気軽に始められるプラスチック楽器はトランペットのユーザーがさらに増えるのではないでしょうか。
PLAYETCHではプラスチックのトロンボーン、ユーフォニアム、チューバ、フレンチホルンも扱っています。
次回はトロンボーンを紹介します!
(2018-10-03公開 2020-03-05更新)