先日、「DJコントローラーを買ったけどパソコンが苦手で、最初のインストールに手間取っている」という話を聞きました。DJコントローラーを使うにあたり、コンピューターへ「ドライバー」と「DJソフト」をインストールする必要があります。
流れを把握すれば簡単なので、今回はPioneer DJのDDJ-SR2を例に一緒にセッティングする手順を見ていきましょう!(Pioneer DJのSerato DJ付属モデルのDJコントローラーなら流れは基本的に同じです。)
■ドライバー
1.Pioneer DJメーカーサイトへ行き、「Support」内の「ソフトウェア更新情報」をクリック。
https://www.pioneerdj.com/ja-jp/

2.「DJ CONTROLLER」下にあるDDJ-SR2を選択。
続けて表示される画面で、自分の持っているコンピューター(Mac/Windows)にあったドライバーをダウンロード。「ダウンロードリンク」という文字を押すとダウンロードが始まります。

ドライバーや、ソフトウェアのファイルはZip形式に圧縮されているのが一般的です。
Macだとダブルクリックで解凍できます。Windowsはいくつか方法がありますが、右クリックから解凍するのが簡単です。
Windows Zip解凍方法
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4028088/windows-zip-and-unzip-files
3.ダウンロードしたZipファイルを解凍、フォルダ内のドライバーをインストールします。
■DJソフト
1.Seratoメーカーサイトから、使うDJコントローラーに応じたグレードのSerato DJをダウンロード。

※今回のDDJ-SR2はSerato DJ Proが無償で使えるモデルなのでSerato DJ Pro横にあるDOWNLOADを選択。
2.次の画面で、右側に表示される青アイコンのDOWNLOADをクリック。
3.任意のE-mailアドレスを入力しCONTINUEを選択。

4.任意のパスワードを入力、「ロボットではありません」にチェックをしてCONTINUE。パスワードは忘れないように控えておきましょう。
※すでにSeratoアカウントを持っている人は、ここは省略されます。

5.Seratoから届いた下記メールの「Verify My Email Address」をクリック。

6. 開いた下記WEB画面で「Yes」を選択しCONTINUE。
ダウンロードされたZipファイルを解凍、インストール。

7 Serato DJインストール中に、Quick Timeというソフトのインストールが始まります。
こちらを完了させないとSerato DJのインストールが進まないので「次へ」を選択

8.セットアップタイプは標準を選択、先へ進めて完了させます。

9.QuickTimeインストール完了後にPro版の購入を勧められますが、Serato DJを使う上では必要ないので、「購入しない」を選択。
Serato DJのインストールが進むので完了させます。

10. DDJ-SR2の電源を入れ、USBケーブルでコンピューターへ接続、Serato DJを起動。
ここまでが、Pioneer DJのSerato用DJコントローラーを使う基本的な流れです!
しかし、実はDDJ-SR2には続きがあります。
下記は、ピッチコントロール機能を使うためのプラグイン取得方法です!
■Serato DJプラグイン取得方法
1.Serato DJ Pro画面の右上、「My Serato」をクリック

2.Seratoメーカーサイトに登録したメールアドレスを入力、続けて出る画面へパスワードを入力。

3.画面右上の「クーポンコードを入力して下さい」をクリック。
製品パッケージに入っている「EXPANSION PACK VOUCHER」にある「VOUCHER CODE」に大きく書かれている英数字を入力。ハイフンは自動で入るので英数字の入力だけでOKです。マイ・プロダクト内のWOLF PACK FXもアクティベートしましょう。

これでDDJ-SR2のインストールは完了です!
流れが分かれば簡単ですね。それではDJライフを楽しんでいきましょう!