私が大学4年の頃にコロナが大流行しました。当時は授業が全部オンラインとなり、サウンドハウスの入社面接もオンライン、そして入社後はオンライン会議など・・・あらゆるリモートを経験しました。
世間でもオンラインでのやりとりが増えていき、今となっては一般的になりましたね。
そこからPC用のマイクは注目を浴び、瞬く間に人気商品となりました。
今回はこれからPC用マイクの購入を検討している方に向けて、その選び方とおすすめ商品をご紹介します。
そもそもPC用のマイクって?
本記事では、『ダイレクトにPCへ接続できるマイク』をPC用マイクと定義します。
一般的なマイクは「XLR端子」であることが多いですが、これはPCへダイレクトに接続することはできません。間にいろいろ挟めば行けますが・・・それはまた別の担当スタッフがどこかで説明していると思うので割愛します(笑)
それでは、さっそく選び方をご紹介します。
① 端子で選ぶ
- USB Type-A
- USB Type-C
- 3.5mmミニプラグ
- ワイヤレス(Bluetooth)
上記4種類が一般的かと思います。
しかし、3.5mmミニプラグは若干ややこしいです。3.5mmミニプラグには、3極と4極が存在します。3極はイヤホンとマイクが分かれており、二股ケーブルになっていることが一般的。4極はイヤホンとマイクが1つの端子で接続できます。
PCがどの端子に対応しているかしっかりチェックしてお選びください。
② 形状から選ぶ
- スタンドタイプ
- スタンドが付属しており、卓上に設置できるタイプ。
- グースネックタイプ
- グースネック機構を採用。スタンドタイプと同様、卓上に設置して使用。マイクの角度を柔軟に調整できる。
- ヘッドセット
- ヘッドホンとマイクが一体となっている。
- クリップタイプ
- 胸元にクリッピングして使用する。小型で軽量なものが多い。
他にも、複数人の会議で使うのに最適なバウンダリータイプもありますが、今回は個人で使えるものに限定してみました。
バウンダリーマイクの詳細は下記でチェック。
基本的には上記2つの項目で絞り込んでいただき、その中からより好みに近いものをお選びいただければよいと思います。
続いて、用途に合わせておすすめの商品をご紹介します。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CMU400
USB-C出力とXLR出力に対応した、コスパ最強のマイクです。
USBマイクとして使用する際は、ヘッドホン出力端子(ボリューム調整可)とタッチミュート機能が使用可能。自身の声をモニタリングしながら使用することができ、好きな時にミュートできるため、宅録や配信はもちろん、リモート会議にも最適です。
XLR出力で使用する場合は、マイクのゲインを上げてくれる+28dBプリアンプが便利です。これにより、簡易的な環境でも、ゲイン不足を心配する必要はありません。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CMU3
USB TypeC端子を採用しており、iPhone(15以降)や、Android、PC等、幅広いデバイスに対応。好感度カプセルを使用し、クリアな音質を実現しました。使い方はそのままデバイスに接続するだけ!ドライバーのインストールや複雑なセッティングは必要ありません。マイクカプセルは約1.5㎝と小型なため、マイクの存在感を抑えたい動画配信やリモート会議等におすすめ。
胸元にクリップで簡単に取り付けられ、使い勝手も抜群です。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPH700BK 高音質ポータブルヘッドセット マイク付 4極3.5mm
軽量かつコンパクトな4極タイプのヘッドセットマイク。
1,000円台という破格ながらも音質が良く、さすがCLASSIC PRO!と思わせてくれるコスパの良さが特徴的です。
マイク側がブームアームになっており、マイクの位置もしっかり調整をすることができます。また、ケーブルにボリュームコントロールが搭載されており、簡単に音量の調整ができる点も見逃せません。
おすすめはリモート会議やゲーム実況。
イヤホン・マイクがこれ1つで完結します。サウンドハウスのリモート会議はこれを使っている人が多い印象です。音にこだわる我が社のスタッフたちからも愛されている商品です。
AKG ( アーカーゲー ) / LYRA USBマイク 3年保証
LYRAは、大人気音響メーカーAKGから出ているUSBマイク。
卓上スタンドが付属しており、そのままデスクにおいてご使用いただけます。
音質が良く、PCだけでなくiPhoneやAndroidなどスマートフォンでもご使用いただけるため、とても多くのユーザーに愛されているマイクです。
魅力はなんといっても4つのマイクカプセルを内蔵している点。

| FRONTモード | FRONT & BACKモード | TIGHT STEREOモード | WIDE STEREOモード | |
| 収音範囲 | ![]() マイク前面を収音 |
![]() 全方向を収音 |
![]() 自然なステレオ感を収音 |
![]() 左右に広い範囲を収音 |
| おすすめ シーン |
ボーカル、配信、ゲーム実況、WEB会議等 | インタビュー、複数人でのレコーディング、ゲーム実況等 | 動画撮影、動画配信、オンライン授業等 | アンサンブル、アンビエントレコーディング等 |
4つのモードを切り替えることができます。
おすすめは、宅録や配信、リモート会議、インタビュー収録等・・・。正直なんにでもいけます(笑)
さて、いかがでしたか?
今回はPC用マイクについてご紹介させていただきました。
手軽に使えてすぐに高音質を手に入れられるため、人気のある商品です。1個持っておいて損はないと思うのでぜひご検討ください!
ただ、弊社でラインナップしているものは、ほとんどUSBで接続するものなので、「USBマイク」で調べていただくのが良いかもしれませんね(笑)
そして、USBマイクの選び方をご説明したページもあります(笑)
ぜひもっと細かく知りたい!という方はこちらもチェックしてみてくださいね!














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